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【佐賀】佐賀の宗教法人ヤミ金事件、「信教の自由」巧妙に悪用−架空信者で団体設立、10倍の高値で物品買わせ高金利融資で荒稼ぎ…
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佐賀の宗教法人ヤミ金事件、「信教の自由」巧妙に悪用−架空信者で団体設立、10倍の高値で物品買わせ高金利融資で荒稼ぎ…
11/17(金) 11:02配信
https://headlines.ya...17-00000529-san-soci
佐賀県の宗教法人が陶器販売などを装い高金利で融資をしていた出資法違反事件で、逮捕された代表らが架空の信者を記した名簿を県に提出し、法人設立の認証を受けた疑いのあることが16日、捜査関係者への取材で分かった。代表らが融資で不正に得た利益は5億円以上。兵庫県警などは憲法が保障する信教の自由を悪用したヤミ金融事件とみて実態解明を進めている。(西山瑞穂)
舞台は佐賀県伊万里市の宗教法人「至誠光魂(しせいこんごう)寺」。兵庫など3県警の合同捜査本部は今月1日、出資法違反(超高金利)の疑いで代表の立石扇山(せんざん)容疑者(77)ら4人を逮捕した。佐賀県によると、立石容疑者らは過去の活動報告や信者名簿を県に提出し、平成22年9月に宗教法人設立の認証を受けていた。
捜査関係者によると、県に提出された名簿には立石容疑者の知人らが信者として記されていた。ところが、合同捜査本部が名簿に記された百数十人のうち何人かに事情を聴いたところ、みな「私は信者ではない」「名簿に載っていることも知らなかった」などと、関わりを否定するような説明をしたという。県側も法人設立時に信者をチェックしておらず、でっちあげの名簿だった疑いが強まっている。
宗教法人が生活に困窮する信者を助けるため非営利で融資することは認められており、お布施など宗教上の活動で得た収入は非課税となる。立石容疑者は法人設立前に貸金業を営んでいた際の知識も活用し、実に巧妙な手口を考案した。
まず、「女神像建立のため」と称し、中小企業経営者らに希望する融資額に寄付金分を上乗せした額面の約束手形を送付するよう指示。応じた経営者を宗教法人の賛助会員に登録し、希望通りの額を融資する。
2回目以降の融資では、希望額と同じ額面の小切手を送付させた上、湯飲み茶碗やコーヒーカップなどの物品を「ネイチャーパワー」が含まれると称し、原価の10倍ほどの高額で買わせるのだ。合同捜査本部は融資と物品販売を一体と捉え、物品の売却額を違法な利息と認定した。県警によると、立石容疑者らは今年1月まで約5年半の間に、少なくとも42都道府県の約380の個人・法人に計約10億7千万円を高金利で貸し付け、計約16億円を回収していた。
不正が続いた背景には、宗教法人の実態が外部から見えにくいという事情もある。行政が法人側に個別報告を求めるには国の宗教法人審議会に諮ることが必要だが、佐賀県では報告を求めた例がなかった。
県側は法人設立後、立石容疑者からの求めで今年8月に1度だけ接触した。立石容疑者は担当者に「宗教活動以外で会員に無利子で金を貸す事業はできないのか」と相談したのに対し、担当者が「聞いたことがない」と答えると、連絡が途絶えたという。ある自治体の幹部は、「信教の自由は憲法で保障されている。宗教法人内部の不正を見つけることは非常に難しい」と話していた。 - コメントを投稿する
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