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【京都】部落解放リーダー朝田善之助の記念館 京都、7月オープン
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部落解放リーダー朝田善之助の記念館 京都、7月オープン
2018年04月29日 21時10分
http://www.kyoto-np....ticle/20180429000115
京都から戦前戦後を通じ部落差別反対運動を引っ張るリーダーの一人だった朝田善之助(1902〜83年)の蔵書や解放運動の冊子など約5万点を収蔵する「朝田善之助記念館・付属図書室」が29日、京都市左京区浄土寺西田町に完成し、内覧会があった。戦前からの貴重な運動資料を含み、公益財団法人朝田教育財団が研究や差別問題を考える拠点として7月にオープンする。
朝田は京都市左京区の被差別部落に生まれ、全国水平社創立大会(22年)に参加。京都市のオールロマンス事件などを通じ差別行政反対闘争の理論的基礎を築き、67年から部落解放同盟中央執行委員長を務めるなど、戦前戦後を通じ全国の部落差別解放運動の先頭に立った。
記念館は木造2階建て延べ約160平方メートル。朝田の蔵書や手元にあった運動資料など寄贈された約5万点を収蔵する図書館とし、市民や研究者の調査に利用してもらう。被差別部落の地名や人名などの記載がある歴史資料は閉架式の資料庫に収め、人権に配慮した利用のあり方を数年かけて探る。左京区の市営住宅の居室に若者たちを招き学習や議論を重ね、多くの運動家を育てたことから、愛用の家具などで居室を再現したコーナーも設けた。
竣工(しゅんこう)式には孫の朝田華美さん(63)や門川大作京都市長らが参加。朝田教育財団の松井珍男子理事長は「差別と闘い続けた生きざまに学び、人権啓発の場にしたい」と話している。 - コメントを投稿する
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