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ニュー速(嫌儲)
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夏目漱石の"私の個人主義"を読んだ時、頭の中にするする人生という道が完成したような気がしたよな、、 [963243619]
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ましてその頃は西洋人のいう事だと云えば何でもかでも盲従して威張ったものです。
だからむやみに片仮名を並べて人に吹聴して得意がった男が比々皆是なりと云いたいくらいごろごろしていました。
ひとの悪口ではありません。
こういう私が現にそれだったのです。
たとえばある西洋人が甲という同じ西洋人の作物を評したのを読んだとすると、その評の当否はまるで考えずに、自分の腑に落ちようが落ちまいが、むやみにその評を触れ散らかすのです。
つまり鵜呑と云ってもよし、また機械的の知識と云ってもよし、とうていわが所有とも血とも肉とも云われない、よそよそしいものを我物顔にしゃべって歩くのです。
しかるに時代が時代だから、またみんながそれを賞めるのです。
けれどもいくら人に賞められたって、元々人の借着をして威張っているのだから、内心は不安です。
手もなく孔雀の羽根を身に着けて威張っているようなものですから。
たとえば西洋人がこれは立派な詩だとか、口調が大変好いとか云っても、それはその西洋人の見るところで、私の参考にならん事はないにしても、私にそう思えなければ、とうてい受売をすべきはずのものではないのです。
私が独立した一個の人であって、けっして英国人の奴婢でない以上はこれくらいの見識は国民の一員として具えていなければならない上に、
世界に共通な正直という徳義を重んずる点から見ても、私は私の意見を曲げてはならないのです。
私は自己本位という言葉を自分の手に握ってから大変強くなりました。彼ら何者ぞやと気慨が出ました。
今まで茫然と自失していた私に、ここに立って、この道からこう行かなければならないと指図をしてくれたものは実にこの自我本位の四字なのであります。
自白すれば私はその四字から新たに出立したのであります。
そうして今のようにただ人の尻馬にばかり乗って空騒ぎをしているようでははなはだ心元ない事だから、
そう西洋人ぶらないでも好いという動かすべからざる理由を立派に彼らの前に投げ出してみたら、
自分もさぞ愉快だろう、人もさぞ喜ぶだろうと思って、著書その他の手段によって、それを成就するのを私の生涯の事業としようと考えたのです。
その時私の不安は全く消えました。
私は軽快な心をもって陰欝なロンドンを眺めたのです。
比喩で申すと、私は多年の間懊悩した結果ようやく自分のつるはしをがちりと鉱脈に掘り当てたような気がしたのです。
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ロンドンで人種差別を食らいまくって神経症患って帰国したんだよな
帰国後もその精神病は治らずに娘や嫁を殴りまくって怪我させたり外でも暴力事件とか起こしてる
ヤクザに喧嘩ふっ掛けるのを必死に止めてたのが付き人だった芥川龍之介で
芥川もそれが原因で神経症に掛かってる -
講談社学術文庫で読んだな
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まあ
これと『猫』最後半は読んどくべきかな -
人生全部自己責任なんだよな
他人に甘えるのがサヨク -
その漱石がなぜか死ぬ前に則天去私っつってんだよな
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「明治の御代に生れて幸さ。僕などは未来記を作るだけあって、頭脳が時勢より一、二歩ずつ前へ出ているからちゃんと今から独身でいるんだよ。人は失恋の結果だなどと騒ぐが、近眼者の視る所は実に憐れなほど浅薄なものだ」
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同じ角度の日本人論ならやっぱり岸田秀かな
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国家は大切かも知れないが、そう朝から晩まで国家国家と云ってあたかも国家に取りつかれたような真似はとうてい我々にできる話でない。
常住坐臥国家の事以外を考えてならないという人はあるかも知れないが、そう間断なく一つ事を考えている人は事実あり得ない。
豆腐屋が豆腐を売ってあるくのは、けっして国家のために売って歩くのではない。
根本的の主意は自分の衣食の料を得るためである。
これと同じ事で、今日の午に私は飯を三杯たべた、晩にはそれを四杯に殖やしたというのも必ずしも国家のために増減したのではない。
正直に云えば胃の具合できめたのである。
肝心の当人はそんな事を考えて、国家のために飯を食わせられたり、
国家のために顔を洗わせられたり、また国家のために便所に行かせられたりしては大変である。
夏目漱石 私の個人主義 -
夏目漱石は感情の抽象的なものを平易な文で具体化するところに惹かれる。若干重複して説教臭く感じるところもあるけど、科学的センスを感じる。
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きっしょw宗教かよ
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>陰欝なロンドン
ここらへんが白人コンプだよな
ロンドンが雨多くて陰鬱というのも「白人目線」でしかないわけで
ヒゲ生やして洋服着て札束になってドヤ顔の小心者 -
いまでは西洋人のところが ネトウヨまとめブログ に置換される
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語学がろくにできないのに
西洋哲学スレを怖いくらい伸ばしまくる
おまえら… -
明治のやつらが巧くやれば戦争なんかにまきこまれなかったのにカスやな
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自分が白人と同等、または勝っていると思っていればこんな事を長々と書き連ねる必要は無い
つまり彼は救えないレベルで重症の白人コンプなのである -
小説は説教くさくて面白いと思ったことがないが
大学生相手にしたこの説教そのものは面白いよな -
>>2
俺もその部分、アイフォンにメモしていつでも見れるようにしてるは -
ホラレモン「吾輩はネコである」
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洋服は着ない、洋食は食べない、インターネットは勿論パソコンも使わないしテレビも見ない
そういう生活を送っていないなら説得力ゼロよ🤗 -
漱石やっぱ人気だね
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「日本人に生まれて、まあ良かった」
夏目漱石 -
「やし酒飲み」 チュツオーラ。
17位/416作品。翻訳小説SF以外。
アフリカ文学の代表作。めっちゃ面白かった。
これを読めば、アフリカを好きになるだろう。
180ページくらいの短い小説なので、みんな読んでほしい。
マジックリアリズムということばはこの小説のためにあるのだろうと思う。
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