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懐かしドラマ
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【橋田壽賀子ドラマ】渡る世間は鬼ばかり【5人姉妹の物語】#201
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<第5回> 「ありがとう」
良介(トータス松本)に起こった突然の事故に落ち込むたま代(水野美紀)。荒巻家は誰もが押し黙り、一様に重苦しい空気に包まれていた。見かねた秀治(高倉健)が差し入れを持って来ると、少しは気が和んだが、たま代だけは顔も見せない。主婦仲間の文代(高橋ひとみ)や真由(宮本真希)や、中華料理店の正也(田口浩正)・さやか(久我陽子)が、料理を持ってたま代を見舞い、くだらないギャグで笑わせようとしても、たま代だけは一向に、一言も口を利かないのであった。
そんな時、配達屋が弁当用のプラ容器を届けに来た。「もういらないのに・・・・・・」。泣き崩れるたま代。と、そこによし江が勢いよく現れた。「たまちゃん、あんた弁当屋やんな。すぐに仕込みやんなさい」。たま代は追い立てられ厨房に向かった。
ホストを辞めた俊介(海東健)は、就職口を求め、企業回りを始めた。しかし、前職を知ると担当者は態度を硬化させる。同じころ健介(小栗旬)も香織(上野樹里)に「これから兄のためにもまじめに勉強する」と別れを告げていた。
二人が家に戻って話を始めた時、厨房から争う声が。たま代とよし江が睨み合っている。「明日から弁当屋を再開する」と俊介たちに言うよし江。「勝手なこと言わないで。ここに触らないで」とたま代。ショックから抜け出せないのだ。よし江は、「じゃ、私がやるよ」と弁当作りを開始するのだった。だが、不慣れな仕事。厨房はメチャクチャになる。しかし、めげないよし江は、翌朝、ケータリングカーに乗って出発して行った。たま代は布団に潜ったままである。
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