-
ニュース実況+
-
ロシア軍で小型乗用車の突撃が常態化 車両補充追いつかず「脱機械化」始まる [きつねうどん★]
-
UPLIFTで広告なしで体験しましょう!快適な閲覧ライフをお約束します!
https://images.forbe...3e23a7bd8.jpg?w=1200
ウクライナとロシア西部の戦線で重ねている破滅的な損害によって装甲車両の備蓄が払底しているロシア軍は、突撃に民生車両を用いるのが常態化している。しかも、それはただの民生車両ではなく、全長4mかそこら、重量1tほどの小型乗用車「ジグリ」(現在のブランド名は元輸出名の「ラーダ」)だ。
ドローン(無人機)が警戒監視する中間地帯をロシア軍の歩兵がジグリに乗り込んで横切るという自殺も同然の突撃は、昨年秋に初めて確認されていた。ただ、当時はまだ、車両不足が高じた挙げ句のロシア軍部隊による単発的な試みとして片付けることも可能だった。
しかし、ロシア軍による機械化の努力について楽観するのはもはや現実的でない。ロシア軍の装甲戦闘車両の確認されている損害が1万1600両あまりに達するなか、ジグリによる突撃はありふれたものになってきている。
OSINT(オープンソース・インテリジェンス)アナリストのMoklasenは、ロシア軍のジグリがウクライナ軍の自爆ドローンに次々に爆破される映像に「ラーダ襲撃はいまでは普通になっているのかな?」とコメントしている。
別のOSINTアナリストのアンドルー・パーペチュアも、ロシア軍のジグリとみられる画像に「突撃の時間だ。全員、ラーダに乗り込め」という言葉を添えている。
ジグリや、ラーダブランドのそれよりややパワフルな小型SUV(多目的スポーツ車)「ニーヴァ」は数カ月前、ロシア軍の装甲車両の在庫がいよいよ減ってきたとみられる頃から大量に出現し始めた。
ロシアは年にBMP-3歩兵戦闘車を200両程度、T-90M戦車を90両程度、BTR-82装甲兵員輸送車を含むその他の装甲車両を数百両新造しているとみられる。一方、この戦争におけるロシア軍の装甲車両の損失ペースは年にざっと4000両だ。
ロシアは2年くらいの間は、冷戦時代の古い車両を長期保管施設から引っ張り出すことで、損失数と新造数の数千両にのぼるギャップを十分埋め合わせられていた。
ロシア各地にある屋外保管施設には、以前は古い戦車やその他の装甲車両の備蓄が膨大な数あった。ところが、いまではそれすら枯渇してきている。
OSINTアナリストのJompyが、装輪式の装甲兵員輸送車であるBTRシリーズを例に状況をわかりやすく説明している。Jompyは昨年12月、「ロシアは(2022年2月の全面)戦争前に保管していたBTR-60/70/80計3673両のうち、2358両をまだ保管しているようだ」とソーシャルメディアへの一連の投稿に書いている。
「現実には、その大半は旧式のBTR-60とBTR-70であり、状態も悪い」とJompyは続けている。そして「どれくらい悪いのか」と問い、モンゴルと国境を接するブリヤート共和国のザイグラエボにある第1063兵站センターや、飛び地のカリーニングラード、西部のスモリノにある各車両基地の衛星画像を参照している。
その分析からわかるのは、ザイグラエボでは2020年以降、BTRは1両も動かされていないということだ。カリーニングラードでも2018年以降、スモリノでも遅くとも2010年以降、BTRに動きはなかった。
「これほど長い間動いていない車両は死んだ車両だ」とJompyは説明している。「わたしの言うことが信じられないという人も、屋外に数年放置された一般の車がどんなふうになるのか、見たことがあるだろう」
観測筋らはかねて、ロシアによる車両補充の取り組みが限界に達し、長く苦しい脱機械化のプロセスが始まる「決定的な転換点」は訪れるのか、訪れるとすればいつなのかについて議論してきた。
ラーダを用いた突撃の常態化は、ロシアがその転換点を過ぎたことをはっきり示す証拠のひとつだ。ロシアによるウクライナに対する戦争が長引くほど、ロシア軍の装甲車両はますます減り、最前線への兵士の輸送では民生用の小型車にいちだんと頼ることになるだろう。
https://forbesjapan....rticles/detail/76785 - コメントを投稿する
-
猫車に乗りもう一人が押す そして進軍
-
やっぱ農協サンバーだね
-
ウクライナは自分のやったことをロシアのせいにする
-
民間人に偽装するのは国際法違反じゃないの?
ちゃんと国籍マークとかつけてないといかんのじゃなかった?
↑今すぐ読める無料コミック大量配信中!↑