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洋楽サロン
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GARY USHERとCURT BOETTCHERを語ろう
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The Beach Boysと関係が深いこの2人について、興味がある人は
どんどん書き込んで下さい。個人の好き嫌いは大目に見てあげましょう。 - コメントを投稿する
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Milenniumの"Begin"とSagittariusの"Present Tense"はソフトロックの聖書。
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Gary UsherはBrian Wilsonの音楽人生を変えた人物でもある。
彼のアドバイスがなかったら、後のB.B.の名曲や"Pet Sounds"も生まれることはなかっただろう。 -
In My Room
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The Lonely Sea
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B.B.の"409"の最初の車のSEは迫力感があるね。
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"Little Honda"はThe B.Boysよりも新鮮さを感じさせるThe Hondellsのほうがイイ。
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The Hondellsの"Little Honda"でリードヴォーカルをとっているのはChuck Gilardで、The Hondellsのメンバーではなく、The Castellsというヴォーカルグループのメンバーだった。
彼はThe Hondells以外にも、The Super Stocks, The Knights, The Wheel Men,
The Weird-Ohs, The Devons, The Go-Go's, Chuck & Joeなどでもヴォーカルを担当している。
GaryのSurfin' & Hot Rodソングものでは欠かせない人物なのだ。 -
The HondellsのマニアックなCDが90年代頃にVol.4まで出ていたことがあった。
Vol.1は1st & 2ndを中心にしたHot Rod期、Vol.2はシングルを中心にした後期、Vol.3は未発表や
Gary Usher関係の初期音源、Vol.4は The Ghouls名義のアルバムに貴重な音源、最後には
同窓会のインタビューなどが収録されていた。なかでもVol.2がベストで入手困難なシングル曲が
数多く70年のラストシングルの頃までご丁寧に収録されていたのには感涙ものだった。 -
The Kickstands名義とThe Knights名義の2 in 1 CDも90年代に出ていた。
オリジナルのアナログだと2枚とも入手困難レベルの作品。
マスターテープからの音源だと思うが、これが音が良く新鮮さを感じて古臭くない。
2枚ともステレオで収録されていて充実していたと思ったら、The Knightsの"Hot Rod High"の
間奏部分が何故か2ヶ所カットされていた。これには違和感があった。
この2枚でヴォーカルを担当しているのはGary Usher, Chuck Gilard, Richie(Dick) Burns, -
The Hondells名義のラストシングルが出たのは1970年のこと。この頃になると
Surfin' & Hot Rodミュージックは既に時代遅れの音楽になっていた。
"Shine on Ruby Mountain"という曲でカントリーロックっぽい感じの明るいナンバー。
この曲はKenny Rogersが在籍していたThe First Editionも歌っていた。 -
The Hondellsのリードヴォーカルは初期の頃はRichie(Dick) Burns, Chuck Gilardが担当していたが、
後期の頃はRandy Thomasが担当していた。 -
Gary Usherが90年の夏頃に亡くなったのは今でも覚えている。だが当時は
"The Beach Boys関係の人物が亡くなった"くらいの認知しかなかったし、Garyについても
詳しくは知らなかった。後に"ビーチボーイズ・リアル・ストーリー"の本で少し知るようになり、
90年代後期に" Surfin' & Hot Rod Musicや、ソフトロック界の立役者の人物としてやっと馴染めるようになった。 -
Curt BoettcherがいたThe Goldebriarsのアルバムは20年位前までは、
激レアだったが、2006年頃に日本で1st, 2ndがCD化されたのには
夢にも思わなかった。この後当時未発表だった3rdが出たのにも驚いた。
90年代に2ndのLPを買ったのが懐かしい。 -
全米70位になったSagittariusの代表曲"My World Fell Down"はオリジナルでは
なく、イギリスの3人組The Ivy Leagueのカヴァーだった。
実はこの曲、日本でもコロムビアからシングルが発売され邦題は"涙の世界"で
名義は"サジタリウス"だった。真っ白の背景に女性の質素なイラストがジャケット
現在はコレクターが血眼になって探している激レア盤になっている。 -
The Millenniumの"Begin", The Sagittariusの"Present Tense"が日本で
初めて出たのは大分遅れの80年代になってからのこと。91年には2枚とも
初CD化された。CD化されたお陰でこれ等の作品に馴染んだ人も多いはず。
2ndの"The Blue Marble"が公式にCD化されたのは日本が最初で
2001年に出た時だった。 -
Curt Boettcherの"Along Comes Mary"(作曲はTandyn Almer)がなかったら、
The Associationはシングルも出すことはなく、クラブで歌い続けるか、
そこで終わってたかもしれないな。 -
"Along Comes Mary"のCurt Boettcherヴァージョンは、20年位前までは、
実際あるのか?とか噂されていた程だった。だが、2000年代に入って
Curtの"Another Time"に収録されてやっとお目にかかることができた。
基本的にデモなので録音は決して良いとは言えないが、これがあることには貴重だ。 -
1994年頃に出ていたGary Usher関係の音源を集めたコンピCD
"Hot Rod U.S.A."は当時は貴重な音源ばかりだった。
ここにはGary Usherがソロで出したシングル曲が数曲収録。
初期の"You're The Girl", "Driven Insane"なんかは珍しい貴重モノ。
ブックレットの後ろにはGaryの写真が載っている。 -
Curt BoettcherがThe Eternity's Childrenをプロデュースしていたのは
ソフトロックファンには有名だが、実際は1stのほうで、
カナダのみの2ndはGary Paxtonだった。
Paxtonはプロデューサーでもありながら、The Hollywood Argylesのリーダーで
"Alley Oo-P"を全米1位にした経験のある人物。 -
The OracleのThe Night We Fell In Love / Don't Say No
C.Boettcherプロデュースのソフトロックの傑作の名曲の一つ。
前者はポップでメロディが可愛く馴染みやすいのが特徴。後者はイントロから
ラーガ調漂う平凡なサイケナンバー。Eternity's Childrenが歌ってもおかしくはなかったはず。
かつてはブートのCDでしか聴く事が出来なかったが、今はどうだろう。
このOracleというグループ。Discogsではメンバーの名前が表示されているが、
実際はCurt含むスタジオのセッションメンバー数人ではないかと個人的に思う。 -
90年代頃、Eternity's Childrenの1stは公式では未CD化のままだったが、
ブートでは2種類出ていた。1つは1stとCurt Boettcherの1stの2in1,
もう1つは1stにシングルオンリーの曲が数曲収録されていたものだった。
後者に収録されていた"Alone Again"は通常のヴァージョンではなく、
EDの部分が一部異なった別ヴァージョンが収録されていた。
通常のほうは今ではベスト盤でステレオで収録されて聴くことができるが、
別ヴァージョンのほうは後者でしか聴くことができない。
おそらくインディーなレーベルから出たプロモ盤からではないかと思う。
自分が最初に聴いたのが後者のほうだったから、通常のほうを聴くと
今でも違和感を感じる。 -
"Mrs. Bluebird"が収録されている
1stの裏にはメンバーの名前があるが、Bruce Blackmanの名前はない。しかし、
2000年代にイギリスのRev-OlaのCDには作曲者には彼の名前がクレジットされている。
(当時のLP盤にはkarl Marlonの名になっている) こうなると彼が1stに参加していたという
ことになるが実際はどうだったのだろう。そこらへんはややこしくなってきたな。 -
エタチルはこの後も、2nd(カナダのみ)アルバムや、数枚のシングルをリリース
するが、調べるとBlackmanはこの頃は参加してないようだ。 -
シングル曲"Rumors"はBlackmanとKeith Olsenによるもので、ソフトロックファンには
隠れた名曲として人気が高い。これはうなずける。逆にA面の"Wait And See"は
David Gatesが書いた曲だが、作品としては地味で退屈さも出てしまう。 -
The Four Speeds名義のシングル"RPM"でドラムを叩いているのはDennis Wilson。
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1961年3月, Gary UsherはマイナーレーベルTITANから1枚のシングルを出した。
"Driven Insane"/"You're The Girl"
これがGaryのソロデビューシングル。ここから音楽人生が始まるが売れることはなかった。
A面は典型的なバラードでしゃっくり唱法の部分も見かけるこの時期らしいOldies調もの。
B面は軽快なロカバラードで古臭さも感じるギターのイントロも特徴。Garyは歌は上手くないが
その上手くないのがかえって味にいい。B面の共作者Richard Burnsは後にThe Hondellsに参加する人物。
90年代に非公式のコンピ"Hot Rod USA"に収録されるまではこの2曲は入手困難だった。
2001年にはACEのコンピ"Rare West Coast Surf Instrumentals"にも2曲が収録された。
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Garyは作曲がまだ未熟だっったBrianに作曲のアドバイスをし、コンビで作曲活動も
行うことになるがBrianの親父のMurry Wilsonに軟弱扱いされてコンビを解消された。
2人共その後は別行動の道を歩むことになる。
もし、このままコンビで続けることが出来たとしても何処かでずれて解消はしていたかもしれない。 -
M & MからGary Usherの編集盤があった。Volume Oneとして出ていたが、
Volume Twoは実現することもなく幻に終わった。
オールカラーのブックレットだったかな。その為、値段も¥3,4000くらいと高かった。 -
98年頃、The Ballroom時代の貴重な音源を集めたCDがイギリスのRev-Olaから出ていた。
後にSundazedから出たThe Millenniumの3枚組"Magic Time"にもThe Ballroom期の音源は収録されている。
個人的にはThe Ballroomは音が多少悪いRev-Ola盤のほうが馴染む。
聴き甲斐があるCurtのピアノデモの曲や"If You Only Knew"は"Magic Time"は"Magic Time"には未収録。 -
初期のThe Hondellsで幾つかの曲のヴォーカルを担当しているChuck Girardは元々は
ホワイトDoo-WopグループThe Castellsのメンバーで、グループは"Sacred"や"So This Is Love"の
ヒットを持っていた。The B,BoysのファンはこれらよりもBrianが作った"I Do"で馴染んでいるはず。
The Hondells以降はThe Devons, The Sagittarius, Love Songで活動した。今も存命である。 -
The Devonsの"Honda Bike"はThe Hondellsの変名シングル曲。なのでリードはChuck Girard
後半でキーチェンジする軽快なHot Rodナンバーで、Chuckの溌剌したヴォーカルと
裏声のバックコーラスが特徴。優れた作品なのにヒットしなかったのが残念。
90年代のThe Hondellsのドイツ盤の2in1 CDや"The Complete Motorcycle Collection"には
通常よりピッチが高くなってるものが収録されていた。
またこの曲は日本でもイラストのジャケでシングルが出ていた。 -
サイケロックバンドThe Peanut Butter Conspiracyの日本で唯一のシングル
"Back in L.A."があるが、これにはGary Usherは参加していない。
バンド名を聞いただけでGaryがプロデュースしたと勘違いしてしまいそうだな。 -
Garyは後の一発屋のヒットで知られるThe Spiral Starecaseの初期の2枚を
プロデュースしているが、2枚とも不発に終わる。
あの有名曲"More Today Than Yesterday"のプロデュースは別人によるもの。 -
ソフトロックの聖書の一つ、The Millenniumの"Begin"の収録曲の感想
(個人的なことなのでムキにならないように)
Side-A
1 "Prelude" オープニングに相応しいインストナンバー、東洋的なメロディとドラムの音が爆裂なのが印象的。
この曲の演奏が続いた後にメドレーで2曲目に突入。当時の邦題は"初恋のプレリュード"だった。
2 "To Claudia on Thursday"
1曲目からメドレーで続く心地良いアコースティックなナンバー、ここで歌ってるのは
Michael Fennelly, 歌い方はCurtよりも低めのヴォ−カルが特徴。
3 "I Just Want to Be Your Friend"
ミステリアスなイントロやせつないメロディが特徴。Curtはこういうナンバーが似合っている。
4 "5 A.M."
これもアルバムの素晴らしい作品の一つ。ヴォーカルはSandy Salisburyで彼の作。
朝の爽やかな雰囲気が想像できる。SandyはCurtよりも甘酸っぱさを彷彿させるヴォーカルが特徴。
当時のシングルの邦題は"霧のファイブ・エイエム"
5 "I'm With You"
The Associationを彷彿させる軽快なソフトロックナンバー、ここで歌ってるのは
Lee Mallory。この曲を聴くとLeeがThe Associationにいてもよかったのにとも思ってしまう。
中間のところの部分のフルートなんかは幻想的で虜になる。
6 "The Island"
ゆったりとした幻想的なフォーキーなナンバー、エコーの効きすぎたヴォーカルが
幻想的な雰囲気を出してくる。Curtの作。
7 "Sing to Me"
これもThe Associationを彷彿させる軽快なナンバー、これもLeeの作。
キャッチーなメロディとサビに流れるヴァイヴラフォンの音がこの曲の醍醐味。 -
引き続き
Side-B
1. "It's You"
ジェットマシンのようなサウンドをバックに全体的に重圧な感じもするが、逆にこれが心地良い。
裏面のオープニングに相応しい。ヴォーカルはCurtだが、
作曲はMichaelとJoey Stecの2人。アメリカではシングルもリリースされた。
2. "Some Sunny Day"
これも個人的には隠れた名曲の一つで, Leeの作。
C & W調のスローな楽曲だが、メロディがせつない。ラストのところなんかは美しい。
3. "It Won't Always Be the Same"
The Holliesを彷彿させるC & Wロック調のナンバー、ヴォーカルはMichael。
MichaelのヴォーカルはCurtとよく似ているので間違えやすい。。
4. "The Know It All"
ここでは珍しくブラスを使用。ラテン調の雰囲気なナンバーで途中で、
キーチェンジするのも特徴。
5. "Karmic Dream Sequence #1"
東洋的なメロディが強く、後半には日本の琴の演奏が流れる哲学的なナンバー
Curt, Leeの共作で、ヴォーカルはLee。5分位と長めだが、ラスト部分で1のナンバーが
使用されてるところなんかはよく出来ている。
6. "There Is Nothing More to Say"
このアルバムのハイライトに相応しいナンバー。Curt, Lee, Michaelの共作。
エコーの効いたサウンドとアコースティックなメロディ、キャッチーなところは
完璧。これぞソフトロックの名曲。まずこのジャンルで虜になった者は多いはず。
素晴らしい作品なのにシングルカットもされたが、ヒットしなかったのが残念。
7. "Anthem (Begin)"
お遊び心で作った作。これでこのアルバムはラストとなる。
アカペラ部分の♪COLUMBIA, COLUMBIAや♪C B Sなんかは耳に残る。
CD化に伴い2曲が追加
"Just About the Same"
"It's You"の逆回しからヒントに作られた楽曲。直訳すると"ほぼ同じ"(要するにダジャレ)
当時はThe Associationのヴァージョンがシングルでリリースされた。
両者聴き比べると雰囲気もそっくりなところがわかる。(はっきりしているのはリードが違うところか)
The MillenniumのヴァージョンではMichaelが歌っている。
"Blight"
早めのテンポが特徴のアコースティックナンバー、ここのMichaelが担当。
後半のスキャットが出ているところなんかは実験的に作られているという感じもする。
フェイドアウトになって終わるという構成。 -
The MillenniumやThe Sagittariusも90年代にCD化される前までは、
知る人ぞ知る存在だった。CD化されたおかげで再評価されたことは非常に嬉しい。 -
黒人フォーク系のS.S.W.のDanny Coxが7日、81歳で死去。
彼が69年に出した2枚組"Birth Announcement"はGary Usherが設立したTOGETHERから
リリース、プロデュースも担当しているが、不発に終わる。
このアルバムにはDylanの"Baby Blue","Just Like A Woman"やThe Beatlesナンバーの
"Day In The Life", "Hey Jude"が収録。引いてしまうジャケットの写真なんかはいかにもマニアックな雰囲気だ。
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