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男子スポーツへの女の参加を認めんじゃねえよ!
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困るのは着替えだけ…都大泉の女子部員・羽石 夏1勝呼んだ
http://www.sponichi....120710003648420.html
初めての夏の勝利。整列する野球部員を見つめながら、女子部員の羽石はベンチ前で人懐っこい笑顔を見せた。クリッとした目。それでも彼女は立派な球児だ。
「自分は声を出すことしかできない。みんなが最高のプレーができるよう(次も)声を出して盛り上げます」。
声をからし、ベンチ前で選手を出迎える。接戦を制したナインを陰で支えたのは助監督としてベンチ入りした羽石だった。
弟とともに小3で野球を始めた。甲子園に憧れ、中学でも野球部に入部しようとしたが断られた。
ソフトボールを3年間続けたが「悔しさもあって高校野球がしたいと思っていた」。入試を前に自ら高校に入部可能かどうかの電話をかけ、都大泉からOKの返事をもらった。
「みんなで一緒に勝ちたい」練習は一日も休まず、男子部員と同じメニューをこなした。
しかし高野連の規定で、女子部員の公式戦出場は認められていない。1年秋の大会では1人だけベンチ入りできなかった。
昨夏の練習試合では頭部に死球を受けた。それでも野球をやめようとは思わなかった。
着替え以外に「大変だと思ったことは何もない」誰よりも必死に練習し、男子部員を引っ張ってきた。そんな姿に「羽石がいないとうちのチームは成り立たない」と木之下敬監督。
2年春、助監督としてベンチ入りが決定。ユニホームに背番号はない。しかし彼女の背中には「21」が透けて見える。マジックで書かれた数字の上に布を当てた、指揮官によるサプライズ。羽石は「ずっと背番号に憧れていた。うれしかった」と大感激した。
河野主将も「羽石がチームを盛り上げてくれている」と言う。当初は野球を続けることに反対していた両親も、スタンドから声援を送ってくれた。
「小中学生の野球をしている女の子に、女子でも続けられるというのを見せてあげたい」都大泉をなでしこ球児が盛り上げる。
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