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スマホが亡くなる日 [無断転載禁止]©2ch.net
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俺2年半くらい前にスマホ買ったんだ。
因みに今中2、アイフォン6だ。
買った時の事は今でもよく覚えてる。ずっと欲しかった物を買ってもらう時の嬉しさは、言葉で表せないくらいの興奮だった。
スマホを自分の手で握った時は手が震えるほどだった。
そのあと叔母から新しい従姉妹が産まれたので、従姉妹を見に行った。
近くの産婦人科だ。
そこでもずっと親戚に自慢してしまった。そこで尿意が膨れ上がってきたのに気づいて、トイレに駆け込んだんだ。
新品でツルツルだったのと、興奮による手の震えで、便器の中に入っちまった。これがまた母からアイフォンは水に弱いって聞いてたからマジでビビっちまって、
容赦なく手を突っ込んで、引き上げたんだ。電源が入るか確かめると、ちゃんと入っててその場に倒れこむくらい安心した。 -
それからずっと一緒だった。もうそれは僕の体の一部で、カバーガラスが傷ついた時は、俺の心はそれ以上傷ついたんだ。
そういうレベルでスマホに依存してる。
今もなおだ。 -
それがさ、二週間くらい前なんだけどいつも通り、リュックサックの横ポケットにスマホ入れて塾に向かったんだ。
音楽つけてから行こうと思って、片手でスマホ持って運転してた。
そしたら車が飛び出してきて、スマホを吹っ飛ばしてしまった。
だけど2年半不器用な俺が落とし続けても死ななかったスマホが死ぬわけないと思った。
だけどスマホは道路を滑りに滑ってあと少しで近くの川に落ちるというところまでいっちまった。
走って見に行くと左下の画面が木っ端微塵。
いつも通り割れたのはカバーガラスだろうと思い、一応カバガラスを剥がして確認。そんな風に思ってると、中からバキバキって音したんだ。
開くとヒビが深く入ってしまった俺のスマホは、ポケモンで言うところの瀕死だった。 -
しかし、取り敢えず塾に向かい、授業が終わると急いで帰った。テストがあったんだが、その時も、スマホのことしか考えてなかった。家へ帰り、父に見せると
父「買い替えだ…………………」
父は短く言い放った。その瞬間俺は泣き出してしまって、部屋に閉じこもりそのまま寝た。 -
スマホは俺の命と同じだから、スマホが瀕死になると心も瀕死になった。父は保険をかけていたので、買い替えられるというと、仮初めの喜びを感じた。
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