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ミステリー
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ハードボイルド総合スレ Part3
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ハードボイルドについて語るスレです。
前スレ
ハードボイルド総合スレ Part2
https://mevius.5ch.n.../mystery/1396351290/
過去ログ
【ギムレットには】ハードボイルド総合【早すぎるね】2
http://toro.2ch.net/.../mystery/1390826202/
【煙草】ハードボイルド総合【値上げ】
http://toro.2ch.net/.../mystery/1291136183/ - コメントを投稿する
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たててみました。
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前スレで書かれていましたが、東京創元社からハードボイルド全集が出るとか…
ツイッターを見ると元々全20巻の予定だったと。 -
それがゴリゴリ削られて7巻になったのか
それなら今でも作品の入手が用意な大藪をチョイスしなくてもいいだろうに -
明智光秀
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いちおつ
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これですね
http://www.tsogen.co...p/isbn/9784488400217
死者だけが血を流す/淋しがりやのキング
日本ハードボイルド全集1
生島治郎
北上次郎/日下三蔵/杉江松恋 編 -
ラインナップが気になります
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日本ではあまり読まれる分野ではないが力強い書き手が連綿と書き続けてきた感じなのかな
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タバコ吸い始めるかな
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この20年でなぜハードボイルドが急速に衰退してしまったのか謎
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>>11
原寮か大沢在昌ぐらいしか本だしてないからだろ -
他にも出してる人いるけど、あまりランキングに絡んでこない
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原以前の和製ハードボイルドはどれも退屈だ
ハードボイルドの亜流ともいうべきハードロマンの方が面白い作品が多かった -
ロス・マクドナルドが好き。ミステリー、ハードボイルドという枠を越えた作家だと思うけど、人気はないよね
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自分は本格ファンだから、御三家ではロスマクが一番好きだな
ただしここ数年前に読み始めたんで、絶版が多くて困る -
二十年ほど前に新刊古書いろいろ探し回って全部揃えたが、今はさむけと象牙色と動く標的しか置いてないもんね
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電子版でいいから復刊してほしい
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海外の作品だと古典的作品も売ってないよね
話が変わるけど馳星周の不夜城、面白いですね
近親相姦の経験だって「だから何だ?」くらいの感じなのね
映画も借りてみようか検討中です -
馳星周は不夜城ではあれほど濃厚に街の雰囲気を描くことができたのに
古代ものの「比ぶ者なき」は情景描写も登場人物たちの服装や持ち物、部屋や建物の描写もなにひとつ満足にできてなくて
がっかりした。いま自分がいる世界は描けても見たこともない世界を描き出すことはできない作家だと知った
会話にはさすがに馳らしさを感じさせるところもあったが、やはり力不足という他ない
これは悪口のつもりでは書いてないよ -
馳は堅気の描写が下手すぎる
暗黒街とそこの住人を描かせたら右に出る人はいないと思う -
ノワールてハードボイルドなの?
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そういう問いもあるだろけど、それは結論が出ないかもね。ウィキペディアの記述で十分かもしれない。
ここは幅広く語る、書き飛ばす場ということで勘弁してください -
「少年と犬」で直木賞を受賞した馳だが、「鎮魂歌」(不夜城の続編)を読んでいても、殺し屋が犬の図鑑を見て僅かな心の安らぎを得たりする描写がある。
長いこと犬好きなんだね -
>>21
そうした作家は多いかもしれない。時間空間ともに広く取って描ける作家は大作家かもしれない -
>>30
北欧ものはどうなの?
俺は猟奇殺人ものは読めないから
北欧のスリラー要素の強いミステリーは読めない
怖い
古いイタリアの作品だが、翻訳が出たシェルバネンコ「傷ついた女神」も駄目だった
自分は探偵を神聖視してるのか、ああいう悲惨な事故が起きるのを読みたくなかった
いい作品だと思うが最後まで読めなかった
今思い出しても駄目だ -
30ではないですが、、
北欧ものだとアーナルデュル・インドリダソンとかヘニング・マンケルかなと思います。
前者は特に硬質な感じで、結構好きですね。 -
>>20
一応言っときます。見ないほうがいいですよ。 -
読書が先だと自分の中の作品イメージや人物像が出来上がってるから、映像で納得できることは少ないですよね
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金城武が綺麗すぎて劉健一のイメーじゃなかったなあ。
寧ろ富春役の椎名桔平の方がイメージに近い。 -
椎名桔平はアウトレイジみても思うけどアウトローはハマりますよね
ハードボイルドの映画化というのは難しいんでしょうね -
結局制作側がどれだけ原作のテイストを理解しているかじゃないでしょうか。
新宿鮫は酷いもんだったけど、L.Aコンフィデンシャルは原作者が絶賛する程だったし。チャイナタウンや濱マイクみたいな傑作もあるし。 -
チャイナタウンって原作あるん?
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>>7
ハードボイルド全集、アマゾンに詳細な書評があるね -
昔の作品だがモースの「オールド・ディック」面白かった
捻った設定の探偵は食傷気味だったがこれは良かった -
>>16
ロスマクって本格要素は少なくない?
社会派要素が高くて
社会派ってのは松本清張みたいなやつの事ね
社会の在り方に犯罪のルーツを求めて社会を詳しく描く創作の態度
社会と言ってもロスマクは家族に重点だけど
ロスマク以降のハードボイルドは社会派が増えて
それをエンターテイメントにして成功したのがサラ・パレツキーだと思う。
パレツキーはつまらないけどビジネスとして成功したのは確かだ。
ロスマクは社会派ハードボイルドとしては最高峰の一つだろう -
ロスマクの創元推理文庫のは習作だから読まんでいいと聞いた。
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スレ違いだが古畑任三郎おもしろいよなぁ
田村さんのご冥福をお祈りいたします -
結局、中期以降は手の内が読めてしまうんだよな>ロスマクドナルド
アーチャーの一人称語りに綻びというかヒントが必ずあるから
そのへんが評価が下がりつつも、面白さの理由でもあるんだけど -
そんな俺は最近ではチャンドラー回帰しつつある
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長いお別れがね、良すぎてねえ
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別れられない
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高い窓が好きだな。
受付の女の子をはるばる実家に送り届けてやる優しさが好きだ。 -
長いお別れ以外の作品は意外とあらすじや登場人物を忘れていて、時々再読して面白いと思うことがある。
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御三家のあらすじや登場人物覚えてる度では
ハメット☆☆☆☆☆(マルタの鷹とか忘れられるもんじゃないからな)
チャンドラー☆☆☆☆★(人物は記憶に残るんだが、例の継ぎ接ぎ式プロットがめちゃくちゃ)
ロスマク☆★★★★(複雑なのでいつも忘れる) -
>>53
忘れるというか錯綜して分かりづらい。大いなる眠りがまだわかりやすいかな。 -
チャンドラーだと湖中の女が地味に好き
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ベンジャミン・ブラック「黒い瞳のブロンド」が映画化されるらしい
仮題は「マーロウ」
マーロウ役はリーアム・ニーソン
ヒットすればすぐに「ただの眠りを」も出来そうな年齢だ -
>>54
確かにハメットの話は覚えてるね -
>>57
あれで分からないのは運転手の小僧はだれが殺したか位だ。 -
大いなる眠りは大富豪の娘がポルノのモデルになってるニンフォマニアでマーロウを誘惑して(例によってカッコよく拒んでw)、その姉の旦那(富豪の将軍側からすると婿か)が失踪して、
その失踪した旦那は結局どうなってたんだっけ? -
大富豪のイカれ次女がとっくに撃ち殺して廃油田に沈められてる。つーか、それが事件の発端。
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>>64
運転手の話なんかしてないよ。バカなの? -
>>62はアボーンだが何が書いてあったんだ?
虫食い文書ミステリーかよ -
チャンドラーの短編は皆様お好き?
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やっぱミッキー・スピレインでしょ。血、暴力、セックス、美女、タフな探偵、
それとわずかばかりの推理。ハードボイルドはこれで充分! -
>>71
スピレインの系統はその後スパイものに移行していった
あの分野はジャンル小説を超越する作品がなかなか出なかったし
時代を超える快作も少ない
ハドリスの作品は好きだが
戦う相手がデカくなりすぎるし強大になりすぎるからじゃないだろうか -
自分はロスマクが好きだな
翻訳が悪い作品が多いのが残念
「人の死に行く道」「死体置場で会おう」「運命」
この辺は傑作だったと思う -
人の死に行く道以降は全部いいなあ。ウィチャリーまでしか読んでないけどどれも高品質
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>>73
ハドリスって? -
ミステリマガジン 2021年9月号 躍進する華文ミステリ
2017年に陳浩基『13・67』が海外ミステリの年間ベストを席巻して以来、
2018年邦訳刊行の陸秋槎『元年春之祭』
2019年邦訳刊行の陳浩基『ディオゲネス変奏曲』
2020年邦訳刊行の周浩輝『死亡通知書 暗黒者』、雷鈞『黄』など、
華文ミステリーー中国語で書かれたミステリは、
本邦においてすっかり定着し、ベストランキングの常連となっている。
そして、この7月、
中国で映像化され、社会現象となるほどの大ヒットを記録した、
紫金陳『悪童たち』がハヤカワ・ミステリ文庫で刊行された。
本号では、この大型作家の超話題作の刊行を記念して、
ますます勢いの増す華文ミステリについて、
短編やインタヴュー、注目作家や作品、ドラマの紹介などでその魅力に迫る
紫金陳インタヴュー/『悪童たち』レビュー/短編競作 柳荐棉、鶏丁(孫沁文) -
>>77
ミステリーをやらずになにがハヤカワなのかと -
>>69
「赤い風」は筋がすっきりしていて俺も大好き
マーロウものなら「指した男(密告した男)」も
この2つは小泉喜美子訳のが電子書籍化されてもいる
本当は定評のある稲葉明雄訳がいいのだが、短編はなかなか電子化されないなあ
(ハヤカワのやつもふくめて) -
「指した男」じゃなくて「指さす男」だったか
ハヤカワのチャンドラー短編集は網羅的だが、訳者ごとにまちまちなのがねえ
「赤い風」の訳者も実績のある人ではあるが、チャンドラーにはトーンが合っていないように感じる
ただし、のっけから出てくる"You sure cut the clouds off them, buddy. I will say that for you."など、
稲葉明雄も小泉喜美子も間違えているが、さすがにディケンズの翻訳者だけあって正確に訳している
でも、やっぱり慣れ親しんだ稲葉明雄の文章で読みたいよ(電子書籍で) -
>>69
長編は無駄に長い。ただ、その話をチャンドリアン内ですると大抵激論になるw。 -
だから湖中の女が一番好きだという派閥もあるんだな
俺もそうなんだが -
おれも湖中の女が一番好き。まとまっている
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湖中の女はチャンドラーなのに本格ミステリー色が強くて印象に残ったな
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ブロンドの死体が1つにブロンドの女が3人・・・ベタだが、筋立ては確かに本格っぽいな
湖中の女はラストシーンもいい
キングズリーとの言下の信頼にパットンの鮮やかな手並み
あとがきにもあるように珍しくブロンドとのロマンスはないが、フロムセット嬢も印象に残るキャラクターだった -
長編で一択なら大いなる眠りかな。一番分かりやすい。
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本格ミステリっぽいといえば、いつのまにかラティマーのビル・クレインものの翻訳が論創社から出てたんだな
ポケミスと創元推理文庫のは絶版で、論創社のも早くも1冊が絶版という状況
もっと読まれていい作家だと思うんだがねえ
それと、もったいぶってないで電子書籍化しろ! -
>>88
大いなる眠りは無駄に話が錯綜してないか?初めて読んだときに登場人物関係図を作りながら読んだよ -
水底の女は顔の無い死体が最初からバレバレだったな。保安官がマーロウに言ったあんたの仕事の仕方はおかしいだろ?という言葉に激しく共感したwフロムセットさんがマーロウにお前仕事出来ないのになんでそんなに偉そうなの?(意訳)と言ったのもワロタ。面白かったけど。
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あまり人気はないけど高い窓も好きだ
マールがかわいい -
マールに手を出さず律儀に送っていくマーロウの紳士ぶりもなかなか
チャンドラーの書く女の子、男に比べて類型的とか言われがちだが結構かわいいのよな -
マールはメンヘラなの?
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>>90
何かすんなり頭に入ってきたのよ。個人的には他の方が、麻薬使いの医者やら女たらしやら葬儀屋やらコイン商やらヘボ探偵やら錯綜してて、何度読んでもよく分からない。
自分も一度相関図書きながら読むかな。 -
>>91
フロムセットさんツンデレじゃん
「あなたの求めているのはこういう事なの?」が素敵
Her dark eyes were on mine, searching, probing. "Is this the kind of confidence you ask for?" -
みんな何だかんだでチャンドラー好きよね
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馳星周は嫌ってる
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船戸与一(豊浦志朗)も左翼的視点でチャンドラーを一喝してる
社会悪と戦ったことはなく犯罪をするしかない困窮者に一片の同情心を示したことがないと
小説は選挙演説ではなく面白い方が勝ちだし
当時社会にあった歪みを探偵が体現してることは小説の弱みにはならない
むしろそれはリアリズムであり船戸与一の小説の方がヒロイズム寄りだと言えるかもしれない
ただし逢坂剛との対談を読むとチャンドラーをそこまで嫌ってるわけではなさそうだし
豊浦志朗名義の評論は文句なく面白くハードボイルド論上価値のあるものだ -
俺、船戸与一好きなんだけどやっぱり左翼だったのかぁ。
左翼は理想論ばっかりで嫌いなんだよなぁ。
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