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特撮!
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【ジオウSS】EP18.8『サイクロンジョーカー2009』
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この前初めてスレ立てというものをしてみたのですが、上手くいかなく特撮専門のスレを見つけたのでこちらで立てさせていただきます! - コメントを投稿する
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このお話はシノビ編とクイズ編の間のお話になります!
若輩者の私ですが、よろしくお願いします
m(_ _)m -
ー黒ウォズのいつもの場所ー
黒ウォズ「この本によれば、普通の高校生常
磐ソウゴ...彼には魔王にして時の王者『オーマジオウ』となる未来が待っていた。
私やゲイツくんたちも知り得ない2022年の
ライダーである仮面ライダーシノビのアナザ
ーライダーが現れる。
さらにそこにもう1人の私が仮面ライダーウォズとなり仮面ライダーシノビの力を奪うことでアナザーシノビを撃破した。
変わりつつある歴史の中、彼らの前に現れたのは2人で1人の......おっと、失礼。
ここから先は皆さんにとっては未来の話...でしたね......」 -
ー屋上ー
ウール「結局、倒されちゃったね。あのアナ
ザーライダー(アナザーシノビ)」
スウォルツ「心配することはない...あの白いウォズの動きから、また新たに未来のライダーを観測した。2040年の...『仮面ライダークイズ』だ」
オーラ「仮面ライダークイズ...?」
スウォルツ「ウォズは今2040年に飛んでいる。恐らくそこからこの2019年に仮面ライダークイズを連れてくるはずだ。
そこを利用してアナザークイズのウォッチを作り出す。その監視とウォッチを作り出す役目は
オーラ...お前に一任する。意見は求めん...」
オーラ「メンドーだけどやってあげる」
???「お前らいつまでこんな茶番やってんだよ...」
ウール「誰だ!?」
カチチチチッ!(タイムジャッカー3人の動きが止められる) -
スウォルツ「この俺までも.....!何者だ...?!」
???「タイムジャッカーの『ティード』だ......」
オーラ「アンタみたいなの......知らないんだけど...!」
ティード「知らない......かぁ...まぁ無理もない。俺はお前らとは別の世界からこっちの世界にやってきた...」
スウォルツ「別の世界...だと...!?まさか......」
ウール「門矢 士の仕業か......!」
ティード「別に俺のことは今はどうだっていいい。お前ら、オーマジオウを消したいんだろ?俺が代わりにやってやるよ......」
スウォルツ「フン、面白い......お手並み拝見と行こうか......」
ティード「あぁ...今にわかるさ...『仮面ライダークウガ』から始まった平成ライダーが今、終わりを告げる......」 -
EP18.8『サイクロンジョーカー2009』
ー下校通路ー
友達A「おい常盤!この間の模試の判定どうだったんだよ?」
常磐ソウゴ「え?模試?受けてないけど」
友達A・B「おぉ〜...!」
友達B「やっぱ未来の王様は考えが違うわw」
友達A「あとで泣き言喚いても知らねーぞ? w」
友達A・B「またな〜!」
ソウゴ「じゃあな〜!」
【ソウゴが自転車を漕ぎ出した瞬間突風が吹き、吹っ飛ばされる】
ソウゴ「うぉぉぉぁ?!なんだよ!!」ビュー!
ソウゴ「痛ぇ......」スッテン!
ソウゴ「誰の仕業.....?ひょっとしてまた白ウ
ォズ......?」
アナザー???「君が...常磐ソウゴだね...」
ソウゴ「アナザーライダー!」
アナザー???「悪いがここで消えてもらう
ぜ...」 -
明光院ゲイツ「ジオウ!」シュタタタタタ!
ソウゴ「ゲイツ!ナイスタイミング!」
ゲイツ「行くぞ...!」
ジオウライドウォッチ『ジ・オウ...!』
ゲイツライドウォッチ『ゲイツ!』
ソウゴ・ゲイツ「「変身!!」」
『ライダータイム!カメ〜ンライダァ〜ジ・オウ...!』
『ライダータイム!カメンライダァ〜ゲイツ!』
ジオウ「はァー!」ジカンギレード!
ゲイツ「フン!」ジカンザックス!
【2人の連携攻撃に怯むアナザー???】
アナザー???「くっ...!やるじゃねぇか、なら、これでどうだ!」
【旋風が巻き起こる】
ゲイツ「くっ...!コイツ、風を操れるのか!」
ジオウ「ぐぬぬ...動けない!」
アナザー???「それだけじゃないぜ?」ヒートジョーカー!
【アナザーライダーの右半身が緑色から赤色に変わる】
アナザー???「お熱いのを、喰らっちゃいな!」ブォォォォォ!
ジオウ・ゲイツ「ぐわぁぁぁぁぁぁ!」
アナザー???「へっ、どんなもんだ」 -
ゲイツ「ならば...!」ビルド!
『アーマータイム!ベストマッチ!ビ〜ルド〜!』
【ゲイツビルドアーマーに変身】
アナザー???「ならこっちは...」ヒートトリガー
【アナザー???の左半身が黒から青に変わる】
『フィニッシュタイム!ビルド!ボルテックタイムバースト!』
【無数の数式とともにドリルクラッシャーで切りかかろうとするゲイツをアナザー???は銃で狙撃】
アナザー???「ハッ!」バン!バン!バン!
ゲイツ「ぐぁぁぁ!」ドサッ!
ジオウ「ゲイツ!」
アナザー???「よそ見してんじゃねーぜ!」ルナメタル!
【アナザー???の右半身が黄色に、左半身が銀色に変化し、棒状の武器をムチに変えてジオウを叩いた】
アナザー???「ハッ!」ベシッ!
ジオウ「うぁぁぁ!」ドサッ!
アナザー???「どうした?もう終わりか?」 -
ジオウ「まだ終わらない!」ガイム!
『アーマータイム!ソイヤ!ガァ亻ムゥ〜!』
【ジオウガイムアーマーへと変身】
ジオウ「細切れにしてやるぜ〜!」
アナザー???「フン...」ヒートメタル!
【アナザーライダーの右半身が赤色に変わった】
ジオウ「オラァ!」キィーン!
アナザー???「ハッ!」カキーン!
ジオウ「一気にとどめだ!」
『フィニッシュタイム!ガイム!』
アナザー???「ここは引くとするか....」
『スカッシュタイムブレイク!』
ジオウ「セイハーッ!」
【再び大きな旋風が巻き起こり、その旋風と共に謎のアナザーライダーは消え去った】
ジオウ「......ってあれ?消えた...?」
ゲイツ「何...?」
???「貴様ら.....さっきの奴の仲間か...?」 -
【背後から何者かが出てくる】
ゲイツ「貴様......何者だ?」
???「俺に質問するな......!」アクセル!
ジオウ「えぇ?!」
???「変......身...ッ!」アクセル!!
【謎の男が仮面ライダーアクセルに変身】
アクセル「さぁ!振り切るぜ」
ゲイツ「仮面ライダー......だと?!」
アクセル「行くぞ...はァァ!」ザギーン!
ジオウ「ぐぁぁ!」
ゲイツ「くっ!はァァ!」キック
アクセル「ふっ......」躱す
アクセル「でぃゃぁぁ!!」ザギーン!
ゲイツ「ぬわぁっ?!」ドサッ!
アクセル「......」エンジン!スチーム!
ジオウ「ぐあっ!」ドサッ!
ゲイツ「くっ......」ドラァイブ!
『アーマータイム!Drive!ドライブ!』
【ゲイツドライブアーマーに変身】
ゲイツ「ハァッ!」ビューン!
【ゲイツ、高速で牽制】
ゲイツ「トァ!」ドガッ!(パンチ)
アクセル「くっ......!なかなかやるな。次は
これだ...」トライアル!
【アクセルトライアルに変身】 -
アクセル「ふっ!」ビュン!
ゲイツ「何?!俺よりも速く......」
アクセル「はァっ!」パンチ!
ゲイツ「ぐわぁ!」ドガッ!
ジオウ「ゲイツ!」ディディディディケーイド!
『カメンライド!ワーオ!ディケィ、ディケィ、ディーケーイードー!』
【ジオウディケイドアーマーに変身】
ジオウ「コイツでどうだ!」ファイズ!
『ファイナルフォームタイム!ファファファファーイズ!!』
【ジオウディケイドアーマーファイズフォームに変身】
ジオウ「勝負だ!」スタートアップ!
【ジオウとアクセルが目に見えない速さで肉弾戦を開始】
ゲイツ「なんて速さだ......」
ジオウ「はっ!」ドッ!
アクセル「はァァ!」ドカッ!
ジオウ「くっ...おりゃ!」ドカッ!
アクセル「ハッ!トァッ!」ドッ!
ジオウ「あっ...!」タイムアウト!
アクセル「む?どうした?」
ジオウ「ごめん、時間切れみたい( ´ ▽ ` )」
ゲイツ「なぜ、敵に謝る...(--;)」
アクセル「まぁいい......お前達が敵などではないことはわかっている」
ジオウ「えぇ?!そうなの?!」
アクセル「俺は仮面ライダーアクセル。さっきはお前達の実力を見させてもらった。さっきの怪物を追っているんだろう?ぜひ俺たちに協力
して欲しい」
ジオウ「俺たち...?」 -
ー屋上ー
アナザー???「フッ......」ザッ!
ティード「おかえり〜......仮面ライダーダブル...それで......俺の目当てのアイツ......来そう?」
アナザーダブル「あぁ、問題ない。きっと来るはずさ......」
スウォルツ「アナザーダブルか......そいつを王に擁立するつもりか?」
ティード「擁立?うーん、擁立ねぇ......まぁ見てれば分かるさ......俺の狙いは、仮面ライダークウガだ...」 -
ークジゴジ堂ー
照井 竜「照井 竜......風都署の超常犯罪捜査課の警視だ」
ソウゴ「俺は常磐ソウゴ!」
ゲイツ「明光院ゲイツだ」
ツクヨミ「私はツクヨミ」
照井「そして今回もう1人、俺と組んでいる長野県警警備課の一条薫警部補だ」
一条薫「......」ペコリ
ソウゴ「2人はどういうわけであのアナザーライダー.....じゃなかった怪物を追っているの?」
一条「我々は今までの未確認生命体事件やドーパント犯罪の実績と経験から特別任務としてあの怪物を追跡している」
ゲイツ「未確認生命体......?」
ソウゴ「どーぱんと...?」
照井「簡単に言えば、俺たちは怪物事件のスペシャリストでかつその頭...といったところだ」
ソウゴ「すっげぇ〜、なんかカッコよくない?」
ゲイツ「馬鹿か、刑事ドラマを見てるんじゃないんだぞ」
ツクヨミ「それで怪物の情報を詳しく聞いてもいいですか?」
一条「あぁ、もちろん。
あの怪物は初め、風都に現れた。出現しては度々突風を起こしたり、火災を起こしたりなどしていて、幸い死者は誰も出ていないものの、街に大きな被害をもたらしていた。
そしてここ最近は風都から離れたこの街付近での目撃情報が多く、それで捜査にあたっていたというところだ」 -
照井「あの怪物......アナザーライダーとかいうらしいな。一体どういう存在なんだ?」
ツクヨミ「タイムジャッカーっていう歴史を変えようとする集団が仮面ライダーの力を奪って、その力を別の人間に与える......その過程によって生み出される存在です」
照井「なるほどな......道理で既視感のある見た目で似たような能力を使うはずだ...」
ゲイツ「さっきのアナザーライダーについて何か知っているのか?」
照井「俺の捜査にいつも協力してもらっていた私立探偵が2人いたんだが、そいつらが1ヶ月ほど前から突然いなくなってしまってな...」
ソウゴ「探偵......?」
照井「その2人は『仮面ライダーダブル』だ」
ソウゴ「仮面ライダーダブルって...?」
ゲイツ「あぁ、オーマジオウの銅像の中でも見たことがある。確実に正しい歴史で存在していたライダーだ」
照井「そのアナザーライダーとやらが現れることで何か影響を及ぼすことはあるのか?」
ゲイツ「アナザーライダーが存在することで元のライダーの歴史はなかったことになり、それに関する記憶も失われる......はずなんだが、妙だな...」
照井「どういう意味だ?」
ゲイツ「今までもアナザーライダーは出現して来たが、その際オリジナルのライダー達はライダーとしての記憶を失っていても、何かしらの形で存在していた。忽然と姿を消すことなんてあるのか?」
照井「そいつが存在するせいで仮面ライダーダブルの存在は今不安定になっている...そういう解釈でいいんだな?」
ソウゴ「うーん......まだよくわからないことが多いけど多分そうなんじゃないかな?」 -
ツクヨミ「とにかく!敵の正体はアナザーダブルで間違いなさそうね」
一条「あとはそいつの目的だ。今度は建物を破壊したりせず直接的に人を襲い始めるとは....」
ソウゴ「なんかそいつ、俺を消しに来たとか言ってた気がする」
ゲイツ「何?お前と関わりのある誰かがアナザーライダーにでもなったっていうのか?」
ソウゴ「ちょっと待ってよ!俺、誰かの恨みを買うようなことしてる?!」
ツクヨミ「ソウゴだったら有り得なくもないかもね」
ソウゴ「そんなぁ〜...」
一条「とにかく常磐くん、君には我々が護衛に付かせてもらう」
ソウゴ「いや、そんなの大丈夫ですよ〜!」
一条「戦う力があるとはいえ、あくまで君は民間人だ。我々には君を守る義務がある!確かに俺には君たちや照井警視のような戦う力なんてないかもしれない......だからと言って中途半端な関わり方だけはしたくないんだ!頼む......!」
ソウゴ「一条さん......」
一条「......」オジギ
ソウゴ「頭を上げてください、一条さん!わかりました!一条さん、照井さん、よろしくお願いします!」
照井「これで決まりだな」 -
ーとあるラーメン屋台ー
ツクヨミ「それで、なんで私たちラーメン屋台に来ちゃったわけ?」
ソウゴ「いやぁ〜、さっき帰りがけ見つけちゃってさぁ〜!美味しそうだからゲイツとツクヨミを誘おうかなぁ〜って思ってて...」
ラーメン親父「はい、お待ち!!」
ゲイツ「全く、こんな時に呑気にラーメンなんて...ってナルトでかっ!?なんだこのラーメン!!」
ソウゴ「すっげぇ〜!いただきま〜す!」
ー近くの物陰(見張り)ー
一条「なんですか?あのラーメン」
照井「うちの街、風都の名物ラーメン屋台『風麺』ですよ。まさか、出張期間中だとは......」
ービュー......。
一条「この風......まさか!」
照井「奴か!」
アナザーダブル「フン......」スタッ......(着地)
ゲイツ「奴が来たか!」
親父「ひぇ〜!怪物だ〜!」
アナザーダブル「さぁ、お前の罪を数えろ!」 -
【アナザーダブルがソウゴに掴みかかる】
ソウゴ「のわっ?!」
ゲイツ「ジオウ!」
ソウゴ「くっ、このぉ!」ベシッ!
一条「常磐くん!」バン!バン!(拳銃)
アナザーダブル「ぐっ......!」(怯む)
ソウゴ「よし、今だ!」ジクウドライバー!
アナザーダブル「しまった!」
ソウゴ「変身!」
『カメ~ンライダージ・オウ...!』
ジオウ「おりゃあ!」ドガッ!(パンチ)
アナザーダブル「うごぉ?!」ドサッ!
照井「俺たちも行こうか...」アクセル!
ゲイツ「あぁ...」ジクウドライバー!
アナザーダブル「くっ、さすがに分が悪いか......おい、仮面ライダージオウ!俺たちを倒したい なら2009年に来るんだな!」
ビュー...!
【アナザーダブルは風とともに消え去った】
ソウゴ「2009年......?」ヘンシンカイジョ
親父「アナタすごいヨー!さっきの怪物追い払ってくれたぁ〜!翔ちゃんが言ってたすごい人ってきっとアナタのことネ! 翔ちゃんからコレ預かってるヨ〜」
【ソウゴは風麺の親父からダブルライドウォッチを受け取った】
ゲイツ「ライドウォッチだと!?」
ソウゴ「なんか......行けそうな気がする!」 -
ー2009年(風都)ー
アナザーダブル「いい風が吹くぜ......この街は......」
\タイムマジーン!/
アナザーダブル「ん...?」
ソウゴ「.........」
アナザーダブル「来たか......」
ー2019年ー
一条「彼はどこへ行ったんだ?」
ゲイツ「アイツは仮面ライダーダブルの力を持って2009年へと飛んだ......きっとアナザーダブルを倒して2019年に戻ってくるだろう......」
照井「これで全て片付いたというわけか」
ツクヨミ「でも妙じゃない?敵がわざわざ自分の誕生した時代...つまり倒される時代にソウゴを誘い込むなんて」
ゲイツ「確かに....しかも難なくダブルウォッチを手にすることが出来た...まるで誰かが仕組んでいるかのようだ...」
カチチッ!!(全員の動きが止まる)
ティード「察しがいいな、仮面ライダーゲイツ」
ゲイツ「タイム...ジャッカー...!?」
ティード「それに仮面ライダージオウ、仮面ライダーアクセル....お前らとアナザーダブルを戦わせることでようやく目的に辿り着くことがで
きた......」
照井「目的だと......?」
ティード「それは、お前だ......一条薫」 -
ちょっとお風呂に入ってきます!!
-
結局風麺のオヤジからダブルライドウォッチもらうんかよw
-
遅くなりごめんなさい!
ただいま戻りましたー!٩(●˙▽˙●)۶
それでは再開します! -
カチチッ!
【時止めが終わる】
一条「俺だと?!」
ティード「やはり、起動したか!!」
『クウガ!』
【ティードが一条にアナザークウガウォッチを埋め込む】
一条「うっ.........ぐっ...」
ツクヨミ「一条さん?!」
一条「うぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
『クウガ!』
ティード「アナザークウガの誕生だ...」
アナザークウガ「うぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」
ティード「ん?白いクウガか...まだ不完全だな」
ゲイツ「どういうことだ!?」
ティード「アナザーダブルは俺の計画の一部に過ぎない......」 -
ティード「俺の目的は、アナザークウガウォッチの起動だ。
今から19年前の2000年...始まりの地『九郎ヶ岳遺跡』に眠る戦士『仮面ライダークウガ』のベルトからこのアナザークウガウォッチを作った。
だが、妙なことにこのウォッチは完全に起動することはなかった...俺はそのウォッチの起動方法を探る為に『地球の本棚』にアクセスできるアナザーダブル、いや、フィリップの力を利用させてもらったというわけだ」 -
照井「まさか...!左とフィリップが姿を消した理由というのは...!」
ティード「そう、アナザーダブルの正体は左 翔太郎とフィリップの2人だ」
ー2019年ー(今から数日前の風都にて)
左 翔太郎「ったく、今日は一段と見つかんねぇなぁ...ペット探しはホントキツイぜ......よし!こうなったら...」
翔太郎「みゃ〜お、にゃ〜お(相手の気持ちになってみよう)」
ティード「おい」
翔太郎「うぉぉ!なんだ、アンタ?」
ティード「お前が左 翔太郎か?」
翔太郎「あぁ、この街のハードボイルド探偵とは俺の事さ......それで、何か用か?」
ティード「お前には手伝ってもらおう...俺が王として君臨するためにな...」 -
【ティードが手をかざすといつの間にか翔太郎は風都のウィンドスケールビル前まで移動していた】
翔太郎「のわっ!?なんだ、ここ?」
???「ハッ!オリャ!」
???「うぐっ!」
翔太郎「...ってあれは...!?」
仮面ライダーダブル「とァ!」ドカッ!
マグマ・ドーパント「ゔあぁっ!」ドサッ!
翔太郎「なんでダブルがもう1人...?それにこの光景どこかで......」
ティード「そう!お前は過去の世界に来たんだ。ここは2009年、お前がさっきまで居た時代から10年前だな」
ー2009年ー
翔太郎「ってことはアレは過去のダブルなのか...!?」
ティード「そういうことだ...なぁ、取引きしないか?」
翔太郎「取引き?」
ティード「ギブアンドテイクだ......お前が俺の計画に協力してくれるなら...お前が今まで救えなかった人間をもう一度助けるチャンスを与えやる」
翔太郎「...つまり、過去を変えられるってことか...?」
ティード「そうなるな。どうする...?」
【ティードの手にあるアナザーダブルウォッチが発現する】
翔太郎「...いや、断るぜ」
ティード「ならば、実力行使となるな...」
翔太郎「行くぜ!フィリップ!」
【翔太郎、ダブルドライバーを装着】 -
文字化けがあったのでさっきの訂正です。
あとアナザークウガは映画と違ってグロンギっ寄りな人型設定でお願いします!
【ティードが手をかざすといつの間にか翔太郎は風都のウィンドスケールビル前まで移動していた】
翔太郎「のわっ!?なんだ、ここ?」
???「ハッ!オリャ!」
???「うぐっ!」
翔太郎「...ってあれは...!?」
仮面ライダーダブル「とァ!」ドカッ!
マグマ・ドーパント「ぐあぁっ!」ドサッ!
翔太郎「なんでダブルがもう1人...?それにこの光景どこかで......」
ティード「そう!お前は過去の世界に来たんだ。ここは2009年、お前がさっきまで居た時代から10年前だな」
ー2009年ー
翔太郎「ってことはアレは過去のダブルなのか...!?」
ティード「そういうことだ...なぁ、取引きしないか?」
翔太郎「取引き?」
ティード「ギブアンドテイクだ......お前が俺の計画に協力してくれるなら...お前が今まで救えなかった人間をもう一度助けるチャンスを与えやる」
翔太郎「...つまり、過去を変えられるってことか...?」
ティード「そうなるな。どうする...?」
【ティードの手にあるアナザーダブルウォッチが発現する】
翔太郎「...いや、断るぜ」
ティード「ならば、実力行使となるな...」
翔太郎「行くぜ!フィリップ!」
【翔太郎、ダブルドライバーを装着】 -
ティード「だが、本当にいいのか?その決断に後悔は無いか...?」
翔太郎「......くっ」
ービギンズナイト(回想)ー
(ミュージアムのアジト)
【凶弾に撃たれ、倒れる鳴海荘吉】
翔太郎「おやっさん!!」
鳴海荘吉「あの子を頼んだぜ......」
翔太郎「おやっさぁぁぁぁぁぁぁん!!!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ティード「自分が今まで救えなかった人間をお前は数えたことがあるのか?」
翔太郎(確かに俺が救えなかったのはおやっさんだけじゃねぇ......) -
翔太郎「くっ....」
ティード「ふん」
カチチッ!(時間停止)
ティード「決断が遅い......交渉はナシだ」
【ティード、翔太郎にアナザーダブルウォッチを埋め込む】
翔太郎「のわぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
ー2019年(現在)ー
(鳴海探偵事務所)
フィリップ「翔太郎!どうしたんだ!?なっ....これは一体...?うわぁぁぁ!」
【フィリップ、緑色の粒子となって消滅】
ー2009年ー
【緑色の粒子をまとった翔太郎、アナザーダブルに変身】
『ダブル!』
ティード「よろしく.....仮面ライダーダブル」
アナザーダブル「ヴぅぅぅ...」
ティード「それじゃあ、早速調べてもらおうか...知りたい項目はアナザークウガウォッチについてだ」 -
ー2019年(現在)ー
照井「それで左たちを利用したというのか...!許せんッ!」アクセル!
ゲイツ「お前はここで倒す!」ゲイツ!
照井「変......身ッ!」
ゲイツ「変身!」
『アクセル!』
『カメンライダァ~ゲイツ!』
ティード「だがまずお前らの相手はコイツだ」
アナザークウガ「うぉぉぉ!」
アクセル「一条警部補!」
ゲイツ「まずはコイツをなんとかしなければ!」 -
ー2009年ー
ジオウ「うぁぁ!」ドサッ!
アナザーダブル「諦めな!俺達には勝てねぇよ...」
ジオウ「ふふん!それはどうかな?」
【ジオウ、アナザーダブルにダブルウォッチを見せる】
ジオウ「お前ひょっとしてさ、コレに弱いんじゃない?」
アナザーダブル「!?」
ジオウ「これで勝負だ!」
???「オラァ!」ザギン!
ジオウ「うぁぁぁっ!」 -
【ジオウ、何者かに背後から斬られる】
ジオウ「くっ...何っ...!?」
???「俺......参上...!」
ジオウ「アナザーライダーが...もう一体...?!」
アナザーダブル「お前は罠にハマったわけだ。ここにおびき寄せたのもコイツ、アナザー電王と共にお前を確実に仕留める為だ」
ジオウ「アナザー電王...?」
アナザー電王「おりゃぁ!」ザギン!ザギン!
ジオウ「ぐぁっ!」
アナザーダブル「オラッ!トァッ!」ドガッ!
ジオウ「うぐぁぁぁっ...!」ドサッ!
アナザー電王「へっへへへ...終わりだ...」
アナザーダブル「これで決まりだ...」
ジオウ「まずい...このままじゃやられる!」 -
【その時、空間が歪み、街並みはターミナルのような場所へと変化した。】
ジオウ「えっ......?」
アナザーダブル「あぁん...?」
アナザー電王「ん...?」
???「おりゃ!てりゃぁッ!」ザギン!ザギン!
アナザーダブル「うぐぁっ!」
アナザー電王「ぐあぁっ!」
???「俺、参j...!あっ、こっちか!」クルッ -
【背を向けていた謎の戦士、ジオウたちの方へ向く】
???「俺、参上!」
アナザーダブル「君は...仮面ライダー電王!」
電王「何だぁ?テメェ、俺の癖に弱ぇじゃねぇか!」
アナザー電王「い、いきなり後ろからは卑怯だぞ!」
電王「うるせぇ!俺は最初から最後までクライマックスなんだよ!行くぜ行くぜ行くぜぇ〜!」シャキンシャキンシャキーン!
アナザー電王「うぐっ、うごぉ、うがぁぁ!」
キンタロス(エネルギー体)「モモの字!交代や!」
電王「オイ、ちょっと待て!」
『アックスフォーム!』 -
【電王ソードフォームからアックスフォームへとフォームチェンジ】
モモタロス「クマ公何しやがる!」
ジオウ「なんか鬼が出てきた!」
電王「俺の強さにお前が泣いた!俺の強さは泣けるで!」ザギン!ザギン!
アナザー電王「うぐっ!」
リュウタロス(エネルギー体)「はい、くまちゃんおーわり!」
『ガンフォーム!』 -
【電王アックスフォームからガンフォームへとフォームチェンジ】
キンタロス「リュウタ、早いで〜!」
電王「お前倒すけどいいよね?答えは聞かないけど!」バキュンバキュン!
アナザー電王「うぉぁぁ!」
ウラタロス(エネルギー体)「リュウタ危ない!後ろに敵が!」
電王「え!?どこどこ?!」
ウラタロス(エネルギー体)「な〜んてね!」
『ロッドフォーム!』 -
【電王ガンフォームからロッドフォームへとフォームチェンジ】
電王「言葉の裏には針千本、千の偽り万の嘘ってね!」
リュウタロス「カメちゃん、ずる〜い〜!」
電王「お前、僕に釣られてみる?」
アナザー電王「この野郎っ...!」
電王「ふんっ!てぃゃっ!」ズドッ!ズッド!
アナザー電王「うぐっ!」ドサ!
電王「さてと...」フルチャージ!
電王「ハッ!」
【電王は武器であるデンガッシャーをアナザー電王に投げつけて動きを止める】
電王「でりゃぁぁー!」ドゴ!
アナザー電王「うがぁぁぁぁぁ!」ドカーン!
【電王の必殺デンライダーキックが決まった】
ジオウ「すごい...!」
アナザー電王だった青年「くっ......」
【アナザー電王ウォッチ砕ける】 -
【電王変身解除し野上良太郎の姿になる】
ジオウ「君は...?」
良太郎(ウラタロス)「僕たちは愛と正義の仮面ライダー...電王ってところかな?」
ジオウ「愛と正義の仮面ライダー電王.....!覚えておくよ!」
U良太郎「うん、よろしく!それじゃ、僕たちは操られてたこの人(アナザー電王にされていた青年)を元の時代に連れて行って介抱しようと思うから後は任せてもいいかな?」
ジオウ「うん、任せてよ!」
U良太郎「それじゃ、時の運行を頼んだよ」
ターミナルの空間からジオウとアナザーダブルは消え去った。
モモタロス「おいおい、愛と正義って俺たちそんな柄だったか?もっとこう、『カッコイイ仮面ライダー...電王!』って感じのが良かったんじゃねーか?」
リュウタロス「モモタロスのバカ」
モモタロス「んだとはなたれ小僧!」
キンタロス「愛と正義!まさに俺たちにピッタリやないかい!」
モモタロス「お前にお似合いなのは木彫りだろうが!」
U良太郎「ふっ...まぁまぁ先輩」
モモタロス「ったく......お前のセンスに期待なんてしてねぇが、お前はどう思うよ......良太郎」 -
ー2009年ー
ジオウ「とりゃ!」ドガッ!
アナザーダブル「うぐっ...!」
ジオウ「行くぞ!」ダブル!
『アーマーータイム!サイクロンジョーカー!ダブル!』
【ジオウダブルアーマーへと変身】
黒ウォズ「祝え!全ライダーの力を受け継ぎ、時空を越え過去と未来をしろしめす時の王者。その名も仮面ライダージオウダブルアーマー。また1つ、2人で1人の仮面ライダーの力を継承した瞬間である!!」
ジオウ「さぁ、お前の罪を......教えて?」
アナザーダブル「ハーフボイルドだ!」(呆れ)
ジオウ「フッ...ハァッ!」ドカッ!
アナザーダブル「のわっ!?」 -
度々出てくる擬音でカブトの小説を思い出す
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ー2019年ー
アクセル「ハッ!」ザギン!
ゲイツ「ハッ!」ユーミー!
アナザークウガ「うぐぁ!」
アクセル「さぁ、振り切るぜ...」ガチャッ
『アクセル!マキシマムドライブ!』
ゲイツ「とどめだ!」
『フィニッシュタイム!』
アクセル「ハァァァァァ!」
ゲイツ「トァァァー!」
アナザークウガ「ぐぁぁぁぁぁぁぁ!」
【アクセルとゲイツのダブルライダーキックがアナザークウガに決まった】
一条「うぐっ...!」ドサッ! -
ー2009年ー
ジオウ「これで決まりだ!」
アナザーダブル「くっ...!」フラフラ
『フィニッシュタイム!ダブル!』
【ジオウ、風を巻き上げながら宙へ浮く】
『マキシマムタイムブレイク!!』
【ジオウの両肩のアーマーが人型に変型し、キックの構えをとる。ジオウもまたキックの体勢をとり、『W』の形となったジオウはそのまま敵にキックを決めた】
ジオウ「はぁぁぁぁぁぁぁ!!」
アナザーダブル「ぐぁぁぁぁぁぁ!」ドカーン! -
ー2019年(現在)ー
アクセル「一条警部補!大丈夫ですか!?」
一条「くっ......」
【落ちているアナザークウガウォッチをティードが拾い上げる】
ゲイツ「貴様ッ!」
アクセル「無駄な抵抗はやめろ!」
ティード「無駄...?それはどうかな?」
【ティードは自身の体にアナザークウガウォッチを埋め込んだ】
ティード「うぉぉぉぉぉぉぉ!」
ゲイツ「なんだと...?」
【ティードは赤い色のアナザークウガに変身した】
アナザークウガ「ようやく手中に収めることができた...!最強の力を!!フハハハハ...」
アクセル「くっ...!」
ゲイツ「くっ...!」
アナザークウガ「フハハハハハハハハ!!」 -
一応これで一区切りです!
明日後編を書きたいと思います!
それで質問なのですがここのスレッドって時間が経ったら消失して見れなくなるのでしょうか?? -
変な質問しちゃって、すみません!!
とりあえず後編も別スレッドで今から立てようと思います! -
次回!仮面ライダージオウ!
ティード「闇だァ...闇だ、闇だァ!」
左 翔太郎「俺はハードボイルド探偵の左 翔太郎だ」
フィリップ「ゾクゾクするねぇ...」
アクセル「まだ行けるか!?」
一条「返してもらうぞ!アイツの力!」
ゲイツ「ジオウ!受け取れ!」
ジオウ「これってクウガウォッチ!?」
女性警官「『夢を追う男』ってーーーーーーーー」
ソウゴ「俺もそう信じるよ!きっとまた笑顔で会えるって」
EP18.9『サムズアップ2000』 -
あ、それともそのまま続けて書いた方がいいですか?
度々ごめんなさい -
こんだけ書いてありゃ明日もこのスレ残ってると思うよ
-
他のスレッド見たところ続けて書いた方が良さそうなので続けて書きます!
-
ー黒ウォズのいつもの場所ー
黒ウォズ「この本によれば、普通の高校生常磐ソウゴ...彼には魔王にして時の王者『オーマジオウ』となる未来が待っていた。
常磐ソウゴを狙ってアナザーダブルが襲来する。
そのアナザーライダーを追って現れた警察の仮面ライダーアクセルこと照井竜。
そして一条薫。
彼らの協力を経てダブルウォッチを手にした彼は2009年へと赴き、アナザーダブルを撃破するのであった。
だが2019年にはもう1人のアナザーライダー、アナザークウガが誕生してしまっていた」 -
ー(回想)ー
アナザーダブル「......アナザークウガウォッチに関する全てを閲覧した」
ティード「ならこのウォッチについて色々と教えろ...」
アナザーダブル「アナザークウガウォッチは規格外のウォッチだ。だが、その規格外を逆手に
取れば君が考えているようにクウガ以降に誕生する仮面ライダーを消滅させることができるはずだ」
ティード「だがこのアナザークウガウォッチ......何故俺には使えない?」
アナザーダブル「そのウォッチは規格外だと言ったね。アナザークウガウォッチの起動には仮面ライダークウガ、五代雄介と深い関わりを持った人間の記憶を媒介とする必要がある」
ティード「その人間は誰だ?」
アナザーダブル「一条...薫だ」 -
ー2019年(現在)ー
ゲイツ「うぐぁ......!」ヘンシンカイジョ...
アクセル「うっ......!」ドサッ!
照井「ぐはっ...!」ヘンシンカイジョ
一条「......うっ......ん?」
【目を覚ます一条】
アナザークウガ「フハハハ......!どうした?もう終わりかぁ?」
一条「あれは...五代......?」
ツクヨミ「え?」
一条「くっ......」
【再び気を失う一条】
アナザークウガ「お前らはまだ消さないでお
いてやる。俺の最初のターゲットは...2000年の仮面ライダー......クウガだからな」 -
EP18.9『サムズアップ2000』
ー2009年ー
ソウゴ「君は......?」
???「......ここは確か、2009年の風都...?」
ソウゴ「もしかして、左翔太郎?」
左 翔太郎「あぁ?なんで俺の事知ってんだよ?」
ソウゴ「あ、やっぱり?なんかそんな気がしたんだよね〜!あ、そうだ!あとフィリップって人はどこにいるの?」
翔太郎「フィリップ......?あ、そうだフィリップ!」
【翔太郎は急いでフィリップに電話で連絡を取る】
翔太郎「おい、フィリップ!お前、大丈夫か!?......ちゃんと2019年に戻れてるんだな!なら、良かったぜ......え?俺?俺は...なんとかして戻ってくるつもりだ......近くに妙な小僧がいるんでな、そいつを当てにしてみる」
【翔太郎、電話を切る】
ソウゴ「今電話した人がフィリップ?無事だった?」
翔太郎「あぁ、無事だ。それよか、だいぶ記憶が戻ってきたぜ......小僧お前、仮面ライダージオウだな?」
ソウゴ「うん!俺、常磐ソウゴ!」
翔太郎「俺も改めて自己紹介させてもらう。俺はハードボイルド探偵の左翔太郎だ。さっきは俺達を洗脳から助けてくれたみたいだな。世話になったぜ」
ソウゴ「いえいえ.....そうだ、さっき2019年とか言ってたけど...?」
翔太郎「あぁ。俺はこの時代の10年後からこの2009年に連れてこられてな...戻る方法を探してる」
ソウゴ「それなら大丈夫!俺も翔太郎と同じ時代から来たからさ!」
翔太郎「そうなのか!じゃあすまねぇが、俺も一緒に戻ったりできねぇか?」
ソウゴ「もちろんだよ!」 -
\タイムマジーン!/
【翔太郎タイムマジーンに乗り込む】
ソウゴ「よし、帰るか!」
黒ウォズ「やぁ、我が魔王」
ソウゴ「うぉぉ!えっと、黒ウォズ?それとも白ウォズ?」
黒ウォズ「結局それで定着してるんだね...まぁいい、私は黒い方だよ」
ソウゴ「そっか。それでどうかしたの?あ、ひょっとしてダブルアーマーを祝うタイミング逃しちゃった?」
黒ウォズ「それなら心配ご無用。君が戦っている間、この街『風都』のシンボルタワー『風都タワー』の上で祝わせてもらったからね」
ソウゴ「......あ、そーなんだ。それでどうかしたの?」
黒ウォズ「この時代の左翔太郎にブランクウォッチを渡さなくていいのかい?」
ソウゴ「あ、そうだ!あっぶね、忘れるところだった!」
黒ウォズ「それともう1つ......また新たなアナザーライダーが現れたようだ」
ソウゴ「なんだって...!」 -
ークジゴジ堂ー
【ソウゴ、ゲイツ、ツクヨミ、黒ウォズ、翔太郎、照井、一条が集う】
ソウゴ「今回新しく現れたタイムジャッカーがアナザークウガの力を手にする為に全部仕組んでたってこと?」
黒ウォズ「スウォルツの話によれば、彼の名はスーパータイムジャッカーのティード...別の世界からやって来たタイムジャッカーのようだ」
ゲイツ「別の世界だと......?」
黒ウォズ「彼の目的はクウガから始まった平成仮面ライダーを消すことだ...」
翔太郎「俺たちを......」
黒ウォズ「そしてティードは今、仮面ライダークウガを倒しに2000年に向かったようだね」
一条「2000年か......」 -
ツクヨミ「あの、さっき一条さん『ゴダイ』って言ってましたけどそれって...」
一条「...恐らく、君たちの言う仮面ライダークウガは俺の知っている男のことだ」
翔太郎「五代雄介......」
ツクヨミ「え!?五代...って...」
一条「どうして彼の名を...?」
翔太郎「あぁ、悪ぃうちの相棒が勝手に調べちまってて...すんません...」
一条「あぁ、そうなのか......いや、いいんだ」
照井「一条警部補...未確認生命体事件では確か未確認生命体4号と協力したと聞いたがその4号というのは......」
一条「はい、今の時代だと仮面ライダーなんて呼ばれてるみたいで......」
ツクヨミ「これが当時の記事ね...」
【ツクヨミが未来パッドで2000年当時の仮面ライダークウガの写真が載った記事を画面上に出現させる】
一条「当時未確認生命体とみなされていたクウガはマスコミや世間からバッシングを多く受けたりしていた......それでもアイツは......五代は皆の笑顔を守るために必死で戦っていた......」
ソウゴ「皆の笑顔...か」 -
ツクヨミ「それで今その五代さんは......」
一条「五代は最後の敵、未確認生命体0号との戦いを終えたあと姿を消した。彼が今どうしてるのか...俺にも分からない......」
ゲイツ「...つまり、タイムジャッカーは仮面ライダークウガに関する記憶を利用してアナザークウガの力を得たというわけか...」
一条「俺の責任だ。俺の心のどこかでまだあの時の......五代や仲間たちと戦った記憶が強く根付いている。きっと心のどこかでまた彼に会いたいとでも思っているから...」
ツクヨミ「どうしてですか?そう思うのが普通のことなんじゃ...」
一条「彼にはずっと冒険だけして欲しかった...最後の戦いで彼は...涙を流しながら戦っていた...」
翔太郎「......」
一条「時折、戦いのせいで彼から笑顔が失われたのでは無いかと考えて不安になってしまうことがある。だからそんな辛く苦しいことを思い出させない為にも、もう俺は彼と会ってはいけないんだ......二度とな......」
翔太郎「いや、そんなことはないさ。五代雄介はそんなヤワな男じゃねぇ。きっとアンタ達のような支えられた仲間の元にまた戻ってくる」
一条「何故......そう言い切れる?」
翔太郎「アンタこそ、なんで会ってはいけないなんて言い切っちまえるんだ?」
一条「それは......」
翔太郎「俺も昔、相棒と離れ離れになっちまったことがあった......けど、心の底でまた会える、会いたいなんて思っちまってた。相棒は今もどこか近くに居て、戻ってくるなんて信じてた。ったく、半人前だよな......」フッ...
照井「......」
翔太郎「けど今はまたこうして相棒と共に居られるようになった。相棒を信じることが結果に繋がったんだ。だから、アンタが相棒を思うその気持ちを持ち続ている限りきっと...アンタの相棒、五代雄介といつか再会できる日が来るって俺は信じてるぜ」 -
ソウゴ「俺もそう信じるよ!五代って人と一条さんはきっとまた笑顔で会えるって!」
翔太郎「ソウゴ...!」
ソウゴ「彼の気持ちが少し分かる気がするんだ。俺、王様になりたいからさ。やっぱり民の皆には笑顔でいて欲しいんだよね」
翔太郎「王様?フッ......お前、変なやつだな」
ソウゴ「え?そんなこと言っちゃう?俺、翔太郎のハーフボイルドなとこ好きなんだけどな......」
翔太郎「いや、そこハードボイルド!おい、照井!なんとか言ってくれ!」
照井「常磐の言ってることに間違いはない。お前の流儀、ハーフボイルドじゃなかったのか?」フッ
翔太郎「おい、なんだよそれ〜!!」
一条「君たち......フフッ...」
ソウゴ「あ、やっと笑ってくれた」
一条「え?」
ソウゴ「五代さんと再会する時に険しい顔なんてしてたらそれこそ五代さんが悲しむと思って......でも一条さんのその笑顔なら、きっと...」
ソウゴ「大丈夫!」
【ソウゴ、サムズアップを見せる】
一条「常磐くん......!」
ソウゴ「皆で力を合わせましょう!それこそ、皆の笑顔の為にね!」 -
【ソウゴ、ゲイツ、ツクヨミ、黒ウォズ、照井が出ていく】
【翔太郎、出ていこうとして1歩踏みとどまる】
翔太郎「そういやさっき、どうして五代雄介から笑顔が失われてないと断言できるのかって理由を聞いたな?」
一条「......あぁ。どうしてなんだ?」
翔太郎「それは、俺やソウゴもアンタの相棒と同じ『仮面ライダー』だからさ!
どんな逆境や困難に苛まれても仲間の支えがある限り、理屈なんて関係なく戦うことができる。五代雄介は決して1人で戦っちゃあいなかった。アンタ達仲間の支えがある限り、彼の笑顔も永遠に消えることの無いものなのさ」
一条「俺たちが......?」
翔太郎「それに、あとは俺たち後輩に任せてくれ。先輩の笑顔も俺たちが守るからよ!.....な〜んて再会した時にでも伝えといてくれ」
【翔太郎出ていく】
一条「......」
ソウゴ「一条さんも向かうでしょ? 2000年に」ヒョッコリ
一条「あぁ!私も同行しよう!」 -
ータイムマジーン内ー
翔太郎「さっきもこれに乗ってきたが未だ信じられねぇぜ。こんなドライブ感覚で時間旅行しちゃうなんてよ...」
一条「こんな非現実的なマシンがあるなんて...」
ソウゴ「俺も最初は驚いたんだけどね〜。まぁなんせ未来のマシンだからね!」
【ソウゴ、目的地を2019年から2000年に指定】
ソウゴ「時空転移システム起動!」
【ソウゴ、ゲイツのタイムマジーンは2000年に向かった】 -
ー中央アルプス 九郎ヶ岳遺跡発掘現場ー
2000年1月29日 02:02 PM
ティード「さぁ...ゲームを始めるか......」
【ティードが空に手をかざすと、落雷とともに雨が降り始めた】
ティード「ん?」
【遺跡の洞窟内に入ろうとするティードの前にソウゴ、ゲイツ、翔太郎、照井が立ちはだかる】
ティード「またお前らか......お前らを消すのはまだ後だって言っただろ。分かったら、どけ」
【翔太郎、帽子で素顔を隠しながら静かに話し始める】
翔太郎「......1つ。俺は過去のあやまちに動揺して戦う決断が鈍った」
ティード「あ?」
翔太郎「2つ。受け入れたはずの過去を自分の中で一瞬でも否定しようとし、お前に操られた。
3つ。そのせいで街を泣かせた。
俺は俺の罪を数えたぜ...タイムジャッカーティード......」
ティード「もういい。クウガの前にお前らはここで直接叩く」
『クウガ!』
ティード「うぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」
【ティード、アナザークウガに変身】 -
翔太郎「フッ......行くぜ?フィリップ」
【翔太郎、ダブルドライバーを装着】
ー2019年(現在)の鳴海探偵事務所ー
フィリップ「あぁ、翔太郎。ゾクゾクするねぇ......」サイクロン!
ー2000年ー
翔太郎「......」ジョーカー!
照井「......」アクセル!
ソウゴ「......」ジ・オウ...!
ゲイツ「......」ゲイツ!
フィリップ・翔太郎「「変身!!」」
照井「変......身...ッ!」
ソウゴ「変身!」
ゲイツ「変身!」
『ライダータイム!カメンライダァ~ゲイツ!!』
『ライダータイム!カメ~ンライダァ〜ジ・オウ!!』
『アクセル!』
『サイクロンジョーカー!』
ダブル「「タイムジャッカーティード!さぁ、お前の罪を数えろ!」」
アナザークウガ「消してやるゥ...この時代もろとも!」
ジオウ「行こう!」
アクセル「振り切るぜ!」 -
ゲイツ「ハァ〜!」ドガッ!
ダブル「オラァ!」ドガッ!
アクセル「フンッ!!」ザギーン!
ジオウ「トァッ!」ドガッ!
アナザークウガ「クッソォ...!」
【影で見守る一条とツクヨミ】
一条「頼んだぞ....」
ツクヨミ「彼らなら、きっと...!」 -
ー戦場ー
ダブル「メモリチェンジだ!」ヒート!メタル!
『ヒートメタル!』
【ダブルヒートメタルにフォームチェンジし、メタルシャフトを振り回す】
ダブル「オラァ!」
アナザークウガ「ならば!」
【アナザークウガ、アクセルのエンジンブレードを奪おうとする】
アナザークウガ「寄越せ!」
アクセル「のわっ!?」
アナザークウガ「超変身......!」
【アナザークウガの色が赤から紫色へと変わる。さらにエンジンブレードもアナザークウガの専用の剣へと禍々しく変化】
アナザークウガ「行くぞ...!フンッ!!」ザギーン
ゲイツ「ぐわっ!」
ジオウ「おりゃ...!」
アナザークウガ「無駄だ!」ザギーン!
ジオウ「うわぁ〜!」 -
ダブル「喰らえ!」ドゴォ!
アナザークウガ「......」
【メタルシャフトの一撃をアナザークウガは肩で受け止める】
ダブル「何ィ?」
アナザークウガ「次はその武器を使うか...」
【アナザークウガは剣を投げ捨て、ダブルのメタルシャフトを奪った】
ダブル「のわっ!?」ドサッ!
アナザークウガ「超変身...!」
【アナザークウガの色が青色になりメタルシャフトもまたアナザークウガの禍々しい武器へと変化】
アナザークウガ「フンっ!」ドゴォ!
ダブル「うわぁ!」
ジオウ「喰らえ!」ジカンギレード!ジュウ!
『ゴースト!スレスレ撃ち!!』ドォォォーン!!
アナザークウガ「トァ!」
【ジオウの銃弾をアナザークウガは武器でジオウに弾き返した】
ジオウ「ぐあぁっ!」ドサッ! -
【地面に転がったジカンギレード銃モードをアナザークウガが拾い上げる】
アナザークウガ「超変身...!」
【アナザークウガが緑色に変化し、ジカンギレードも禍々しいボウガンへ変化。そしてそこから4人に砲撃】
アナザークウガ「はァ!」ドン!ドン!ドン!ドン!
ジオウ「ぐあぁっ!」
ゲイツ「のわっ!」
ダブル「ぐぉぁ!?」
アクセル「うぐぁ!」 -
ダブル「野郎...ッ!」
『ルナトリガー!』
【ダブル、ルナトリガーへとフォームチェンジ】
ダブル「これならどうだ!」
『トリガー!マキシマムドライブ!!』
ダブル「「トリガーフルバースト!」」
【ダブルはトリガーマグナムから黄色い無数の弾丸を放った】
ドォォォーン!
アナザークウガ「ぐぅぅぅ...!追尾弾だとォ...!?」
『エクシードタイムバースト!』
【アナザークウガの背後からゲイツファイズアーマーが奇襲】
アナザークウガ「何ィ......!?」
ゲイツ「はァァァァァァ!」
【ゲイツのキック技が決まる】
アナザークウガ「ぐぅぅ......うがぁぁぁぁぁ!」
【Φの文字が浮かび上がり、アナザークウガは爆発した......がすぐに復活】 -
アナザークウガ「うぉぉぉぉ......!」
【黒く変化したアナザークウガ】
ゲイツ「やはり、倒すにはクウガウォッチが必要か!奴は確か2000年でアナザークウガウォッチを作った......ん?そうか...!」
【走り出すゲイツ】
ジオウ「ゲイツー!どうしたの!?」
ゲイツ「ジオウ!ここでの時間稼ぎは任せた!」
ジオウ「えぇ!?まぁいいか!」ドッ!(パンチ)
アナザークウガ「.........」
ジオウ「えぇ!?効かない!?」
アナザークウガ「無駄だ。究極の闇の力を知るがいい!」ブォォォ!
ジオウ「うわぁぁぁぁ!」
ダブル「ソウゴ!」
アクセル「ハッ!」ザギーン!
アナザークウガ「ザコめ!」ドゴォ!(パンチ)
アクセル「うぐぅぉぁ!?」
アナザークウガ「フンっ!」ドゴォ!
アクセル「うぐぁぁぁぁ!」
ダブル「この野郎っ!」ドカッ!(キック)ドガッ!
アナザークウガ「死ね!」
【アナザークウガが腕を振り落とすと、空から雷がダブルの元へ降り注いだ】
ダブル「うわぁぁぁぁぁぁ!」ドサッ! -
アクセル「まるで歯が立たん......!」
ダブル「エクストリームは呼べねぇのか!?」
ダブル(フィリップ)「残念ながらエクストリームメモリでも時間を超えてまでこの時代にやってくることはできない」
ダブル「クソォ!他に手はねぇのかよ!」
ダブル(フィリップ)「今は信じよう...!明光院ゲイツを!」
アナザークウガ「仮面ライダーゲイツ...この力に恐れ尻尾を巻いて逃げたか...」
ジオウ「違う!ゲイツはそんな弱い奴じゃない!」
アナザークウガ「フン、死に損ないが」
ジオウ「俺は仲間を...ゲイツを信じる!!」
『ディディディディケーイド!』
『カメンライド!ワーオ!ディケーイディケーイディーケーイードー!』
【ジオウディケイドアーマーに変身】
ジオウ「勝負だ!」ライドヘイセイバー!
ジオウ「はっ!おりゃ!」ギン!ザギン!!
アナザークウガ「フンっ!はぁ〜!」ブォォォ!
ジオウ「くっ......だったら!」
『ヘイ!アギト!フルタイムブレイク!!』
ジオウ「はァァーっ!」スパーン!
【光の刃がアナザークウガを一閃】
アナザークウガ「ぐぉ...!」 -
>>71
デュアルタイムブレークでは? -
ダブル「こっちも行くぜ!」
『ヒートトリガー!』
【ダブルヒートトリガーにフォームチェンジ】
『トリガー!マキシマムドライブ!』
「「トリガーエクスプローション!」」
ブォォォォォォォォ!!
アナザークウガ「のわぁっ!」
ジオウ「まだまだ!」ダブル!
『ファイナルフォームタイム!ダダダダブル!!』
【ジオウディケイドアーマーダブルフォームへと変身し、ライドヘイセイバーを右手で逆手持ちにする】
ジオウ「はっ!とァ!」スパン!ズパン!
アナザークウガ「うぐっ...!」
ダブル「あれは!?」
ダブル(フィリップ)「あぁ、ファングジョーカーの力だ」
『ヘイ!ヒビキ!フルタイムブレイク!』
【ライドヘイセイバーが火炎をまとう】
ジオウ「はっ!」ザン!
アナザークウガ「調子に乗るなァ!」
ジオウ「のわっ!?」
【ジオウ吹っ飛ばされる】
アクセル「しっかりしろ!」
【バイクモードになったアクセルがジオウを受け止める】 -
アクセル「まだ行けるか!?」
ジオウ「もちろん!」
アクセル「左!フィリップ!」
ダブル「あぁ!まだまだ!」
ダブル(フィリップ)「問題ない」
『ヒートメタル!』
【ダブルヒートメタルにフォームチェンジ】
『メタル!マキシマムドライブ!』
アナザークウガ「うぉぉぉぉぉぉぉぉ!」
ダブル「「メタルブランディング!」」
【ダブルに向かってくるアナザークウガに、炎をまとったメタルシャフトをぶつける】
ダブル「うぉらぁ!!」ブゴォ!!
アナザークウガ「うぐっ!」
ジオウ「今だ!」
【ジオウはバイクを走らせ、ダブルのメタルブランディングに吹っ飛ばされた勢いでやってくるアナザークウガをライドヘイセイバーで切り倒そうとする】
『ヘイ!キバ!フルタイムブレイク!』
『アクセル!マキシマムドライブ!』
アクセル「フンっ!」ブーン!
ジオウ「おりゃあ!」ザギーン!
アナザークウガ「うぐぁぁぁぁ!」ドーン! -
【しかし黒い炎をまとってアナザークウガは再び蘇る】
アナザークウガ「うぉぉぉぉぉ...!」
ダブル(フィリップ)「恐るべきパワーだ」
ダブル「コイツ、どうやったらまともに攻撃が入るんだ...?」
アナザークウガ「ぐぉぉぉぉぉっ!うぐっ......闇だァ...闇だ、闇だァ!俺だけが笑顔でいれば良いんだァ!!」
【アナザークウガはたくさんの雷を3人のライダーに落とした】
ゴゴゴゴゴゴゴ!!!
ジオウ「うぁぁぁぁぁぁぁ!!」
ダブル「「うぉぉぉぉぉ!」」
アクセル「うぁぁぁぁぁぁ!」
ツクヨミ「ソウゴ!」
一条「......くっ!」
【走り出す一条】
ツクヨミ「一条さん!?」 -
【走りながら過去のことを思い出す一条】
五代雄介「椿さんに聞いたんですけど、ベルトの傷、やっぱまだ直ってませんでした。だから、狙う時は“ここ”(ベルトの霊石)をお願いします」
一条「五代……」
雄介「いやもちろん、万が一、俺が“究極の闇をもたらす存在”になっちゃったらですけどね」
一条「……。こんな寄り道はさせたくなかった」
雄介「え?」
一条「君には……冒険だけしていて欲しかった」
雄介「……」
一条「ここまで君を付き合わせてしまって……」
雄介「ありがとうございました」
一条「……?」
雄介「俺、よかったと思ってます。だって、一条さんと会えたから」
一条「五代……」
【サムズアップを交わす二人】
雄介「じゃあ、見てて下さい。俺の――変身」 -
ータイムマジーン内ー
一条「......」
【自身のバックから神経断裂弾を取り出し、再び外へ向かう一条】
ー戦場ー
ツクヨミ「一条さんそれは...!?」
一条「これで彼らを助ける!」
【一条、構える】
一条(これ以上、その力で誰かの笑顔を奪わせてたまるか!!見ててくれ五代!お前の笑顔は俺が護って見せる!だがもしお前の笑顔が失われていたのだとしたら、俺が必ず......必ず......お前の笑顔を取り戻して見せる!だから...!)
ジオウ「うっ......ぐっ...」
ダブル「うっ...」
アクセル「くっ.........」
アナザークウガ「終わりだ...」
一条「返してもらうぞ!アイツの力!!」
【風雨が乱れる中、一条はアナザークウガのベルト部分に向かって神経断裂弾を放った】
アナザークウガ「うっ......!」ズキッ!
一条「くっ......!」
アナザークウガ「なんだァ?そんなちゃちな道具は......うっ...!?ぐぅ...!?なんだと!?」
【風雨が緩み始める】
ジオウ「え......?」
ダブル「これは...?」
アクセル「一条......警部補...!」 -
【ゲイツが駆けつける】
ゲイツ「ジオウ!」
ジオウ「ゲイツ!」
ゲイツ「受け取れ!」ヒュッ(何かを投げ渡す)
ジオウ「おっと!これって!」パシッ!
【ジオウの手元にはクウガライドウォッチが】
ゲイツ「奴はクウガだ。これを使え」
ジオウ「えぇ!?クウガウォッチ!でもどーやって......」
ー九郎ヶ岳遺跡内(回想)ー
ゲイツ「やはりここはクウガが眠っていた遺跡だったか...!」
【ゲイツは棺の中で眠っている先代クウガのベルト部分にブランクウォッチをかざし、それをクウガウォッチへと変化させた】
ー戦場ー
ジオウ「よし......行ける気がする!」クウガ!
『アーマータイム!クウガ~!』
【ジオウクウガアーマーへと変身。それと同時に陽の光が差し込む】
ー遺跡の入口ー
黒ウォズ「祝え!全ライダーの力を受け継ぎ、時空を越え過去と未来をしろしめす時の王者。その名も仮面ライダージオウクウガアーマー。希望の霊石を身に付け、炎の如く邪悪を打ち倒す戦士の力を継承した瞬間である!!」
【祝いの言葉を述べる黒ウォズの元にも眩い太陽の光が差し込んでいた】 -
ここに書いて黒歴史扱いされるよりpixivに上げたほうがまともに評価してもらえるよ
-
ー戦場ー
アナザークウガ「どこまでも邪魔しやがって〜!」
ジオウ「フッ!おりゃっ!」ドッ!ドカッ!
アナザークウガ「うぐぁっ!?」
ツクヨミ「効いてる!クウガの力が...!」
一条「五代......!」
【ジオウにクウガの面影を重ねる一条】
ジオウ「はァッ!」ドッ!
アナザークウガ「うぁぁっ!!」ドサッ!
ジオウ「皆で行くよ!」
ゲイツ「あぁ!」
ダブル「これで決まりだな!」
アクセル「振り切るぜ!」
『フィニッシュタイム!クウガ!』
『フィニッシュタイム!』
『ジョーカー!マキシマムドライブ!』
『エンジン!マキシマムドライブ!』
アクセル「絶望がお前のゴールだァ!!」
【アクセルはエンジンブレードでアナザークウガをA字型に斬り裂く必殺技、『ダイナミックエース』を決める】
アナザークウガ「ぐぉっ!」
ダブル「はぁ〜......」
【ダブルは風のエネルギーをまとって宙に浮き、そこから必殺技キックを放つ】
ダブル「「ジョーカーエクストリーム!」」
【半分に割れたそのキックは2倍の威力を誇る】
アナザークウガ「うぐっ!ぐぉ!!」 -
ゲイツ「喰らえ!」
『タイムバースト!』
【ダブル、アクセルに続きさらなるダメージを受け爆散するアナザークウガが映像化される。その映像と重なるかのようにゲイツのキックが決まる】
ゲイツ「トァァァーッ!!」ドゴォ!
アナザークウガ「うぐぁぁぁぁ!」
『マイティタイムブレイク!』
【ジオウはクウガのように戦士の構えをとり精神を整えると、走り出す。そしてそこからジャンプし、空中で一回転。その勢いからキックをアナザークウガに繰り出した!】
ジオウ「おりゃぁぁぁぁぁ!!!!!!」
ドゴォ!
アナザークウガ「ぐはぁっ!」ドサッ!
【最後の一撃を受け、アナザークウガは地に伏した】
アナザークウガ「こ、この俺が......俺が......うぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」
【アナザークウガに封印エネルギーを秘めた紋章が体全体を覆い隠すように大きく浮かび上がり、爆発した】
ドォォォォォォォォォォン!!!
【爆煙が収まってくると、ジオウは仲間たちの方へと振り向き、サムズアップを見せた。それに対して一条もサムズアップで応えた】 -
ダブル「ん?」キラキラ...
アクセル「なんだ?」キラキラ...
ジオウ「え!?」
ダブル(フィリップ)「どうやら歴史が定まったようだね」
ダブル「ってことは...」
ダブル(フィリップ)「僕達のライダーとしての能力と記憶は消えることになる」
ダブル「そうか......おいソウゴ!そのダブルの力、お前に託したぜ!」
ジオウ「うん...!」
ダブル「一条さん!アンタも達者でな!」
一条「あぁ...!ありがとう......左くん...!」
ダブル「俺たちは仮面ライダーじゃなくなっても風都できっと探偵をやってる。だから何かあったらそこに依頼しに来な!ハードボイルドに解決するからよ」
ダブル(フィリップ)「君の場合はハーフボイルドだけどね、翔太郎」フフッ
ダブル「うるせぇ!」
アクセル「俺は特に言い残すことなどないがお前達の健闘を祈っている」
ジオウ「ありがとう!照井さん!それにフィリップに翔太郎!」
【翔太郎「いや、なんで照井だけ「さん」付けなんだよ!何でだ?照井」
照井「俺に質問するな」
フィリップ「もういいだろ?翔太郎」
と賑やかな雰囲気で翔太郎たちは2019年の風都へと戻って行った】 -
一条「俺もなのか......!」キラキラ...
ゲイツ「アンタもある意味、ライダーと同じ立場にいたからな...」
ジオウ「一条さん、歴史が変わってもきっと五代さんと一条さんはきっと良いコンビでいられると思いますよ?俺、なんかそんな気がしてるんです!」
一条「常盤くん......ありがとう......」
【一条もまた2019年へと戻って行った。
戦いを終えた空にはどこまでも果てしない青空が広がっていた】 -
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「......うさん!」
「......じょうさん!」
一条「うーむ...」
女性警官「一条さん!起きてください!」
一条「はっ......!ここは......?」
ー長野県警察本部ー
03:24 PM
女性警官「一条さんが居眠りなんて珍し
い〜!どんな夢見てたんです
か?」
一条「夢.........俺は......」
女性警官「どうしたんですか?ボーッとし
て〜、まぁどんな顔でも一条さん
はカッコイイですけどね♡♡」
一条「そんなことより、俺に何か用か?」
女性警官「あ、いけない!そうそう一条さん
にお客さんですよ?」
一条「俺にか?」
女性警官「はい!あ、そういえばその人も
結構イケメンだったかも♡」
一条「誰なんだい?」
女性警官「名前はまだお伺いしてないんですけど、確かこう言ってました。
『夢を追う男』ってーーーーーーーーーー」
一条「まさか!」ガタッ!
女性警官「わっ!一条さん!?」
一条(帰ってきたのか......!?)ダッダッダッ!
【その後、一条とその客人は対面するとまず言葉ではなく、笑顔でサムズアップを交わしあった】
ーTHE ENDー -
ふぃ〜...
一応これにて終わりになります!
私の痛い妄想に付き合ってくれてありがとうございました! -
平ジェネforeverがパラレルワールドで、ジオウ本編では年末年始あたりにダブルとクウガのイベントが起こってたという白倉プロデューサーの呟きから着想を経て書いた次第であります 笑
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テレビシリーズでは多分こんな感じのことがあったんじゃないかなーって思って2月くらいにずーっと頭の中で妄想してましたw
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平ジェネが本編に繋がる可能性もまだありうるので、平ジェネでもこのお話でもどちらにでもテレビシリーズと繋がれるように妄想したつもりですw
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それではオヤスミー( ¯꒳¯ )ᐝ
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この前初めてスレ立てというものをしてみたのですが、上手くいかなく特撮専門のスレを見つけたのでこちらで立てさせていただきます!
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