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世界史
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背教者ユリアヌス
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最近「背教者ユリアヌス」とかユリアヌスについての本を漁ってるので、誰かと語り合いたい。
ユリアヌスについてのスレが少ないので寂しい - コメントを投稿する
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ユリアヌスというと辻邦夫の小説、山川リブレットのユリアヌス本、学術書のユリアヌスの信仰世界くらいしか思い浮かばん
映画とかあってもおかしくなさそうだがどうなのかな -
皇帝ユリアヌスが長生きして異教の復活を成功させる。
それを分岐点とする歴史改変小説がアメリカで出版されている。 -
ギボンはユリアヌス皇帝がお気に入りで衰亡史でも多くの頁を与えたけど、
当時、キリスト教を忌避した皇帝を嫌いな人が多く、ギボンのこの扱い方には
批判が随分あったらしい。 -
ギボンは啓蒙主義時代の人。
ローマの衰亡を「宗教と野蛮の勝利」と評するぐらい
教会には批判的な面があった。
キリスト教化の流れに逆らったユリアヌスに感情移入
するのもわかる。 -
実際には、キリスト教を国教としたことで
ローマ帝国の寿命は延びたのだろうか縮んだのだろうか。 -
皇帝ジュリアンという名前からして
やさ男のイメージ -
同名の皇帝にディディウス・ユリアヌスがいるがな
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>>3
なにそれすごく気になる -
ユリアヌスが長生きしていたらというIFについて考えるのはとても楽しい。
でもユリアヌスの場合、政策の進め方がやや性急すぎたり、ローマの習慣や感性と相容れない部分があったようだから(神官に数多くの制約を設けたところとか)
いずれ市民と対立して長生きしていても結局はうまくいかなかったり、近いうちに暗殺されたりしてたのかな、なんて思ったりもする。 -
早世が惜しかったとされる人物の一人だもんな
他には、アウレリアヌス、後周世宗、ケネディ大統領、アンドロポフ書記長など -
>>10
確かユリアヌス死去当時から暗殺説があったはず -
>>12
ユリアヌスを死に至らしめた槍がペルシャの物じゃなくてローマのものなんだっけ?
だけどそもそも、その時にユリアヌスは鎧もつけずに出撃して行ったっていうのがすでにおかしいんだよな。なにがあったのだろうか… -
>>6
延命したんじゃない、東ローマは1000年の余命を保ったんだし -
>>14
国号は確かにローマ帝国だけど、額面通りに東ローマをアウグストゥスからのローマ帝国そのものだと考えるには抵抗感があるな… -
東ローマの祖はあくまでコンスタンティヌスであり
ぶっちゃけカエサル・アウグストゥスの古代ローマとは別物よ
後継国の中では一番身元がしっかりしてはいるけどね -
亡命政権色が強い東ローマ
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ローマ帝国の変質
1回目 ディオクレティアヌスの共和国的帝国→皇帝専政帝国
2回目 テオドシウスのときのキリスト教帝国 -
多神教の復権という面で語られることが多いユリアヌスだが、
その一方でユダヤ教徒の保護に力を入れたことも重要。
もし在位一年半で戦死せず、エルサレム神殿の再建プランを
実現させていれば、ユダヤ人の離散は歯止めがかかるだろうし、
そうなれば後のホロコーストやパレスチナ問題の構図は
かなり緩和されたのでなかろうか・・・ -
共和制時代と元首政時代と専制君主制時代を別物というくらい無茶だ
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>>20
実際別物と見てもしょうがないくらい違うと思うけどな -
それなら「西ローマと東ローマは別物」なんて一括にするのも雑
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元首政時代には共和政時代の名残りがあるけど専制君主政までいくと完全に別物という感じ
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専制君主制になった時点ですでに別物なんだから
東ローマをことさらどうこう言うのは変 -
東ローマがいろいろ言われるのってローマやイタリア半島放棄したからじゃね
建国以来ローマ人にとっての魂の故郷なわけだし -
>>25
捨てたんじゃなくて2分割統治の西が先に潰れたんだよ -
西にゲルマン人を押し付けただけとも言う
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西にホノリウスとかいう無能をよこした時点で西側は詰んでる
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分割統治は是か非か
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>>28
アルカディウスも無能だったようだから結果は変わらなかったんじゃ -
たとえ有能であってもなにか有効なこうとをできただろうか
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何もできない皇帝でもたとえばスティリコやアエティウスとか功臣を切らなかったらだいぶ違うと思う
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東西揃って後継者が無能とかテオドシウス帝ダメダメじゃないですかー
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ユリアヌスは菜食主義っぽい食生活をしていたとどこかで読んだけど、それとは裏腹に日常的に犠牲獣を捧げる儀式を自分で行なっていたというのは面白い。
一見正反対のことなのに -
祭儀は皇帝としてのお仕事だからなのかな
プライベートとは別ということで -
ユリアヌスの多神教への入れ込みは政治的ジェスチャーだったとみることもできる。
宗教に対抗できるのは宗教だけだから。 -
1だけど、ユリアヌスについてのオススメの本はほかにどんなのがある?
とりあえず山川のリブレットと衰亡史・「ローマ人の物語」・「背教者ユリアヌス」は読んで、ゴア・ヴィダルの「ジュリアン」を注文したとこ -
「ユリアヌスの信仰世界」調べてみたけど高いのな…バイトできない学生だからお金全然足りないし近場の図書館にも置いてないし…
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>>37
京都大学学術出版会のリポジトリサイトで南川高志先生や南雲泰輔先生の論文が公開されてるよ -
サイトトップの右上のGoogle サーチを使う。
これはGoogleの社内版で、検索すると京大リポジトリの内容が検索される。
例えば南川高志で検索すると、「南川高志」のリンクが出てくるから、そこをクリックすれば、
リポジトリの南川高志PDFの一覧が表示される(google社内版の検索結果をそのまま使ってもいい) -
横からだけどよいサイトを教えて頂いた
論文といえばJ-STAGEばかり見ておりましたので -
>>43
ありがとう! -
ユリアヌスについての逸話は、散髪のことも有名だけど、裁判で「もし否定するだけで事足りるなら誰が有罪たり得るか」という言葉に「もし告訴するだけで事足りるなら誰が無罪たり得ようか」と返したというのに教養を感じる
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極論に極論で返すネット民っぽい
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古典古代(ギリシア・ローマ)では、レトリックが重んじられからね
極論を極論で返すのは、文言の対照性という点で完整的な修辞スタイルなんだよね
当時としては
しかし現代ではこれをやっても空論の掛け合いにしか見えない -
これで言い返された方は「ぐぬぬぬ」とかなっちゃうわけ?
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「皇帝とガリラヤ人」では、言い負かされて悔しいなら学べ!みたいな感じだったね。
「武器を手に入れるんだ、お若いの!思考と才能の剣はいくらも教室にある」というセリフが印象深い -
>>49
そうだろうね。キケロなんかが法定弁論で駆使して成り上がったとこを見ると -
>>46
オウム返しで反論したつもりになってるやつwwwww -
ユリアヌスの著作で日本語訳されてるものってある?
ネットで有志が公開しているやつとかでも -
ざんねんながらない
と思う
南雲 泰輔の
ユリアヌス帝の意識のなかのローマ皇帝像--『ひげぎら. い』における法律意識の分析を中心に
https://ci.nii.ac.jp/naid/120002770501
の中にある抄訳くらい
あと中西恭子の ユリアヌスの信仰世界 に数行づつ何箇所か翻訳がある -
ゆりやんレトリィバァとは実はユリアヌス皇帝のことなんです
ゆりあんレトリィバァ=Julian Retriever(回収者→改宗者) -
学生のころ辻邦夫の『背教者ユリアヌス』を古本屋で上巻、下巻と別々に
買って読み、何か話が抜けてるような気がした。
あとで中巻の存在に気づいて、少し得をしたような気になった。 -
>辻邦夫の『背教者ユリアヌス』
ローマ帝国衰亡史からよくもまあ話を広げたもんだな(笑)
が読後感想 -
辻邦夫著「背教者ユリアヌス」
表紙のギリシア語が読めない・・・ -
ギリシア語でさり気なく
ヤギの髭
だったら面白いのに・・・ -
イプセンの戯曲『皇帝とガリラヤ人』はあまり話題に上らないな。
やはり辻邦夫のユリアヌスが日本人好みに合うのだろうな。 -
ガリラヤ人が文庫本で出版されて、人形の家の隣にでも並んでいれば、もう少し読む人が出てくるかもね
辻本より薄いはずだから、手っ取り早く読みたいガリラヤ人で済ます層も一定数いそう
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