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オカルト
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実家に座敷牢がある
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代々の家業が旅館業なんだけど、母屋の離れに座敷牢がある
霊感はないと思うけど、ガキの頃そこで気味悪い経験したから書いてく - コメントを投稿する
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期待age
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母屋は檜の立派なこしらえなんだけど、離れは壁の塗りも所々崩れてたり、扉は赤錆がひどいし、ごっつい鍵がしてあってなんとなく近寄りがたかった。
それに物心ついた時から祖母からも親父からも離れに近づいたり、いたずらでも開けようとしたりしちゃいけないって口酸っぱく言われてきたからずっとその言いつけを守ってたんだけど、小5くらいのときにイタズラ半分で弟と入ってみようってことになった -
7月の暮れくらいだったと思う。かんかん照りでめちゃくちゃに暑かった記憶がある
扉のにかかってたチェーン付きの鍵はワイヤーカッターみたいなの使ってどうにか切り落としたんだけど、扉が錆びてくっついてるのか中々開かなかった。 -
支援age
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それでも細いドライバーとかで赤錆削ったり、逆に叩けばいいんじゃね?とかいってトンカチで四方を叩いたりしてしばらく頑張ってた。
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もう汗だくだし、手も赤錆だらけだし、色んなところ擦り切れてたりして、もうこれで駄目だったら帰ろうって決めて弟と全力で引っ張ったら、開いた
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絶対開かないと思ってた分、もう弟とわーきゃーいいながらそのまま開け放したら、カビのひどい臭いと一緒に、本当になんとなくだけどサーって嫌な空気が漂ったの覚えてる、弟もあれ?みたいな顔してたと思う
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でも気分が悪くなるわけでもなかったし、そんなことよりやっと開いた嬉しさと中に対する好奇心のほうが何倍も勝ってたから、弟と懐中電灯持って中に入ってみた
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ちなみに離れは二階建てになってる。一階は10畳以上あったんじゃないかな、かなり広かった。
なんだかんだどっちもビビリだから押し合いへし合いしながら一歩二歩入ってたらまずもう空気中のホコリがすごかった -
カビ臭いしホコリすごいし第一印象はそんなもんだった。で目擦りながら見回してったらなんてことない物置だった。家が古いだけあって骨董の類いだとおもうけど、唐傘みたいのもあってすげーってテンション上がってた
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あとはもう本当興味もわかない壺とか、五月人形みたいなのがあったりして、あーこんなもんかーって弟と言ってた。そしたら突き当たりに二階に上がる階段があったのよ
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二階への階段は真っ黒く塗られてて、漆みたいに不思議なくらいテカってた。しめ縄みたいなのがしてあって、あー登っちゃ駄目なんだなって思ったけどここまで来たら絶対二階みたいじゃん。それで縄潜って弟と登りだした
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よかろう、続けい
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階段は一歩登るたびギィギィ軋んでた。弟はめっちゃ怖がってたな。登りきった時、ちょっと驚かせようと思ってバッ!ってすごい勢いで二階の部屋照らしたんだよ。ハイパワーのでっかい懐中電灯だったんだけど、照らされたもの見てあーって血の気が引くのがわかった。
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二階の部屋は閉め切られてて一切光は入ってこないから懐中電灯の光だけ。その部屋のどんつき、めっちゃでかい仏壇が置いてあった。その脇にもう何百っておびただしい量のロウソクとか線香の箱。
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一階はあれだけ物が散乱してたのに、二階にあるのはそれだけ。明らかに異様すぎた。死ぬほど怖いって感じた。今すぐここを出たいって思ったけど、そのまま俺も弟も音を立てたらいけない気がして、30秒くらいかな、固まってた。
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この時より心臓の音がうるさく感じたときはないってくらい心拍数が上がってた。その時に気付いたんだけど、明らかに仏壇が綺麗なんだよね。床も。昨日今日掃除したみたいにピカピカなんだよ。もう何年も誰も入ってないのに。
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そういう時って神経過敏になってるのかパキってなんともないラップ音とかめちゃくちゃでかく聞こえる。弟も怖い怖いって震えながら言ってた。いよいよ耐えられなくなって弟一緒に階段駆け下りて、そのままダッシュで家まで帰った
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家帰ってシャワー浴びて弟とヤバかったなって話ししたりして、弟に泣いてたもんなーっていじったりして、別になんともなかった。寝つきが悪かった気がするくらい、弟もそんなもんだったとおもう。
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これで終わりじゃないよな?
続き期待 -
これは不思議ネットのる
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で、次の日の朝。いつもは事務所にいる親父に叩き起こされた。母さんもおろおろしてたと思う。あ、バレたってすぐ分かった。今すぐ車に乗りなさいって言われて、パジャマのまま檀家のお寺さんに連れてかれた。
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おれの隣の部屋は精神病の弟がずっと引きこもっている座敷牢みたいなもんよ
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車の中でも親父の焦り方はえらいもんだった。親戚だとおもうけど方々電話かけてた。寺に着いたら引っ張るようにお寺の本堂に連れてかれた。俺も弟も面食らって???って感じ
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で、顔見知りの和尚さんが本堂で待ってたんだけど、こっち見るや、ウッて顔顰めた。臭い物嗅いだ時みたいな反応だったと思う。二、三、親父と二人でヒソヒソ会話してた。俺も弟も顔見合わせて何これ?って顔してた
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そのまま本堂に並んで正座させられて、親父に頭ぐいってされてよろしくお願いしますって頭下げた。親父からしばらく我慢すること、パパは外で待ってるからって言われて、そんなに広いお寺でもないんだけど、本堂締め切って三人だけになった。小僧さんもいなかったとおもう
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なんとなく居心地悪そうにしてたら、和尚さんが「今から少し我慢するんだよ。ほんのすこし苦しくなったり、暑く感じたり寒く感じたりするかもしれないけど、それは俺君と弟くんの身体が頑張ってる証拠だから、怖いことじゃないんだよ」みたいなことを優しく言われた
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差し向かいで和尚さんがお経読み始めた。この時くらいからやっと昨日離れでみた光景は絶対に見るべきじゃなかったんだって分かりはじめて、急に怖くなった。
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10分くらいお経きいてたとおもう。俺も弟も怖がってはいたけど特に異変はなかった。読み終わったかなって思ったら和尚さんが傍に置いてた白いふきん?みたいなので俺と弟の頭の上を二、三回ずつくらいはたいた
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そのあとなんか水みたいなのを両まぶたの下にぐいって指で伸ばされて、そのあと口の周りも同じようにされた。そのまままたお経読み始めた。あーあまだ終わらないのかぁって思ってちらって弟の方見た
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そしたら弟が読経に合わせるみたいに小刻みに小さく横揺れしててギョッとした。メトロノームみたいな感じ。視線もぼーっとしてる感じで、怖いし心配になって弟の肩ぐって掴んだら和尚さんに「触るな!!!」って怒鳴られた
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その怒鳴り声に驚いて体勢崩しちゃったら同じタイミングで弟が「グゥー」っていびきかくみたいな声出してぶっ倒れた。表情は覚えてないけどよだれ垂らしてたと思う。もう俺パニック。
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そのまま和尚さんも立ち上がって弟に覆いかぶさるくらいの勢いで読経してた。俺もう怖くて半泣きでその様子見てた。
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弟はほぼ仰向けで寝てるみたいな体勢で「ウーゥーーゥーウーゥーーーー」って救急車のサイレンの音真似みたいにすごいボリュームでうなってた。身体は寝たままびくとも動いてなかったのがクソ怖かったの覚えてる
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和尚さんも負けないくらいの声量で読経しながらさっきの白い布で何度も弟の顔の上をはたいてた。それが1分だったのかな5分だったのか覚えてないけど、死ぬほど長く感じた
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また弟が「グゥー、、グッ、、」っていびきかいたかと思ったら急に静かになった。そしたらマジで和尚さんがすごい勢いで弟抱きかかえて本堂飛び出して、待ってた親父に向かって「病院!病院!」って叫んだ。
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お約束の大人達のパターン
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そのまま親父の運転で、弟は和尚さが抱えたまますぐ近くの共済病院に駆け込んだ。弟はずっといびきみたいな呼吸してた。俺は後ろの席でずっとガチ泣きしてた。親父にずっとごめんなさいって謝ってたと思う
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でもその日の夜には弟も目覚めて、キョトンとしてた。全然何も覚えてなかった。それから翌日には退院して、その足でまたお寺行って、お経をあげてもらってそのまま帰った。もう全然なんともなかった。
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それからもちろん離れには近づかなかった。俺も弟もそれ以降何事もなく成長した。で、俺が二十歳になった時に離れについて親父からいろいろ聞かされた
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支援age
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オチはないのね
その後、母屋について父親や祖母から何も教えてもらってないの? -
これ以上冗長になっても申し訳ないのでざっくり話すと、うちの家系でずーっと昔女の人がおかしくなっちゃったんだって。理由は一切わからん。で、それがかなり常軌を逸してたんで、蔵っていう体裁で座敷牢作ってそこに軟禁してたんだと。
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レスの更新が上手く行ってなかったw
母屋について父親から聞いたんですね
それ教えて欲しいです -
で、飯もロクに食わずにそのまま二階の梁で首吊って死んじゃったんだって。それをうちの家系の長男が代々座敷牢の管理をして、親父が月命日にお清め?してもらった上で線香あげてロウソク変えてってしてるんだと
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覗いたことで、その女の人の霊が弟さんに憑依したってことなのかね?
違うか
その女の人に取り憑いていた何かが弟さんに取り憑いたのかな?
和尚さんから話を聞きたいところですね -
座敷牢にはもうひとつの入り口から直接二階に上がってたんだって。だから二階は綺麗だったんだなって腑に落ちて安心した。親父が引退したら俺が跡継ぎだからやらなきゃいけないってんで教えてもらいました。
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>>47 どうなんだろう。そこのところは詳しく聞いてないんだ、ごめん
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それ以降弟くんに異変はあった?
些細なことでも教えてほしい -
一応座敷牢の写真あるから貼るわ。家紋とかバレそうなとこはモザイクかけさせてもらうけど
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旧家の方々は不思議な信仰しているとかあるのかな?
龍神とか稲荷とか、地域性の祀りみたいな?
拝まなくなったら家系の人間に災いが起きたみたいな? -
>>50
うーん、、強いて言えば寝言はひどくなったくらいかな。 -
一枚目が弟と開けた扉。今は鍵かけてる。
二枚目は外から見た二階の部分。ちなみに窓みたいなのは誰も開けてない。気付いたら勝手に開いてた。
一応霊感ある人は気をつけてな。 -
うわ、、不気味と言うか気持ち悪いな
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見てくれた人ありがとう
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信仰は?
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例えば離れ壊そうとしたらどうなるんだろうな
大体こういう話ってそんなん気にしねーみたいな家族や親戚が
ぶっ潰して新しい建物建てたり
土地売っちゃって祟られるパターン -
だれが座敷牢に入れられてたんですか
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創作として読ませてもらったけど母屋のエピソードが弱い
ただずっと昔の祖先がおかしくなったというだけじゃ弟の様子もヒステリーで片づけることができちゃう -
レス更新してなかったすまん
18時10分くらいから取得出来てなかったので出直してきます -
面白かったよ
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創作、実話は置いといてなかなか面白かった
テンポも良くて読んでて疲れない -
まあまあ面白かったな
ただ寺に連れてかれるところはワンパターンかな -
「親戚だとおもうけど方々電話かけてた。」がありきたりだと思いました
でも面白かった
今ではこういうの本当に貴重になった -
結構つついてくるのもいるが気にしないでくれ
読みやすくて面白かったよ -
写真までつけてくれるのは蓋とか思い出すね
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ただ肝心の>>1が投げっぱなしで登場しないという…
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頻繁に立ち入って綺麗に手入れされてるのに扉サビサビなのはおかしい!って突っ込もうと思ったらちゃんと別の入口が用意されてた。でも小5でチェーン切れるものか?
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座敷牢って家族で精神疾患になった者のために作るのが普通だと思ってたけど、望まれぬ妊娠とかでできた忌み子のためでもあるんだって最近知った。
閉じ込めておくのも不憫だから家の中では割と自由にさせておいたりするらしいんだけど、たまに来客の前に現れたら家の人が「座敷童子です」と言って無い物として扱うんだと。
で、客もそれ以上詮索しないと。 -
>>75
ただの鉄の細い鎖なら大型のボルトクリッパーで行ける -
座敷牢に窓?
鉄格子じゃ脱出は防げても、大声出して手を振れば外に助けを呼べるじゃん -
>>79
その女性の気の触れ方の種類はわからんけどガチ田舎だと山近くで無駄に土地が広くて蔵の周りに人家もろくにないなんてこともある
ソースといってはなんだけど同じような作りの蔵を夏休み探検してて入口が引っかかって中から開けられなくなって夕方じいちゃんが見つけてくれるまで柵越しにひたすら叫んでた俺 -
代々旅館業で、母屋の離れが蔵なんだから
そんな人の寄り付かない場所では無いだろ -
話のレベルがいまいちなのもあれだけど普通のツッコミにごちゃごちゃ単発でいちゃもんつける奴もウザイ
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幽閉当時に窓が施錠されていなかったとは限らなくない?
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つまんねー奴だなぁ
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話のレベルというか文章が拙い
でも面白かった
なによりこのご時世にこういうの投下してくれるのが一番ありがたい -
うますぎる文体だとそれだけで
「上からでムカつく」だの「普通に書けばいいのに」なんて言い出す子供が増えてるんだよ -
2ちゃんからプロ作家になったのの最後は師匠シリーズのウニさんかな?
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>>83
窓が施錠できるんなら、鉄の柵は要らんわ -
>>88
清掃時などに一時的に窓を開けるとか出来ないね -
掃除で窓を開けたら、大声出されて旅館の客に聞こえちゃうじゃん
もし掃除の間、一時的に声すら上げられんように抑制できるんなら、それはそれで鉄柵は要らんわけだし -
>うちの家系でずーっと昔女の人がおかしくなっちゃったんだって。
>それをうちの家系の長男が代々座敷牢の管理をして
写真のコンクリ蔵、そんなに古くないだろ・・・ -
ど田舎にあるうちの親の実家も150年以上続く古い家で蔵があるけど、窓にはやっぱり鉄格子ついてた
蔵には昔の調度品やらが置いてあって、鉄格子は単純に外部からの侵入を防ぐ防犯目的の為のものだと
貴重品管理する用途の蔵なら窓に鉄格子がついてることは一般的なようだよ -
本当に人間を幽閉してたなら、鉄格子の上からも何かしらで塞いで
防音+脱走防止の二重防壁にしてたとして何の不思議もないけどな -
新潟だっけ?ホワイトハウスとかいう
座敷牢っぽい部屋がある有名な廃墟 -
楽しめたし、淡々と書いてサッと消えるあたりスレ主には好印象だな
座敷牢で思い出したのは、昔どっかの役場に勤務してた書き手の祖父が、とある集落の玄関先の真下に鉄格子を見つけ、その薄暗い空間の奥に人が居たって話があったような
ボロボロの衣服で目がギョロっとしてて言葉も発せず、ずーっと見られてたとか何とか… -
>>94
おいおい、偶然にもつい昨日、昔そのホワイトハウスで撮った心霊写真みたいなもん出て来たとこだったよ
確かに窓には鉄格子ついてたし、両親が子供を幽閉して育て、物心ついた子供が両親殺したって噂の建物だが
地元民もほとんどの人が真相知らない眉唾話だよ -
むしろ鉄格子から着想得て作った話だと思う
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>>96
その写真みたいな
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