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身体・健康
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糖尿病総合スレッドpart352
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主観はあてにはならない。
自己申告の食事アンケートの過少申告はご飯大盛り3膳分
https://promea2014.com/blog/?p=19028
様々な研究で食事アンケートによるリスク評価が行われています。以前の記事「自己申告による食事アンケートの不正確性」でも書いたように、自己申告の食事アンケートのデータは非常に不正確で、過少申告がほとんどです。
確かに上の表だけを見ると、肥満の人の方がエネルギー摂取量の自己申告は過少申告している程度が高いようです。肥満では1,200kcal程度、非肥満では800程度過少申告です。
上の図は性別、年齢、肥満かどうか、身体活動レベルによる過少申告の程度を示しています。性別ではそれほど差が無いように見えます。年齢は55歳以下の若い人の方が過少申告をしているようです。また、身体活動レベルが高いほど過少申告の程度が大きくなります。
肥満の人で、エネルギー摂取量の自己申告と実際の消費量の間のギャップが大きいのは、どれだけ食べたかについて嘘をついているからではなく、より多くのエネルギーを消費しているからかもしれません。体重当たりで考えれば、肥満の人の方がエネルギー消費量は少ないようにも見えます。
いずれにしても、平均すると誰もが900cal程度の過少申告をしているようです。900kcalと言えば、白米大盛り(180g)3膳分、マクドナルドのチーズバーガー3個分、スタバのキャラメルフラペチーノ(トール)3杯分です。ここまでの大きな誤差があって、まともな分析ができると思いません。
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