明徳義塾、３季ぶり甲子園　最速１５０キロ１年生を攻略

明徳義塾はぬかりなかった。リードは１点。
三回、相手の高知は傷口を広げる前に、１年生エースの森木を投入してきた。
初対戦の最速１５０キロ右腕に対し、「現時点で四国ナンバーワン」と馬淵監督。こうも言った。
「何カ月も前から１５０キロを打ってきたからね。好球必打よ」

　１死一、二塁、４番安田に指示が出た。「短く持て。大振りするな」。安田も分かっていた。
「思った以上の速さはない」と、高めにきた１４５キロの直球をコンパクトに振り抜き、左前適時打に。
さらにスクイズで加点するあたりも、明徳らしい。

　森木から６四球を選びつつ、甘い球を仕留めて単打を６本。難敵から３点を奪って逃げ切った。
３季ぶりの甲子園出場を決め、監督は不敵に言った。「プラン通りよ」。今年の明徳は、よく仕上がっている。（小俣勇貴）

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アホじゃね

バッチリOK

よっしゃあー!

ほらほら