【ヴィム・ヴェンダース】PERFECT DAYSパーフェクトデイズ【役所広司】Part9

2023年12月22日
上映時間:124分

予告映像
https://youtu.be/PXWF6Z2mSXQ

オフィシャルサイト
https://perfectdays-movie.jp

オフィシャルX
https://x.com/perfec...k6sUddGEtAGcqRtSbbqw


オフィシャルポスター
https://i.imgur.com/hzUFB4X.jpg

前スレ
【ヴィム・ヴェンダース】PERFECT DAYSパーフェクトデイズ【役所広司】Part8
https://lavender.5ch...i/cinema/1718182611/

>>1
おつ

もう語ることないよ

捻り出してこ
ブリブリと

平山さんと『孤独のグルメ』のゴローさん、人生としてどっちが幸福なんやろ？

ヴェンダースにとっては「ベルリン・天使の詩」以来の快作と言う事でいいですか？

>>5
平山さんは平山さんの人生が、ゴローさんはゴローさんの人生が幸福度高いと思うけど

自分がどっち風味の生き方したいかなら……ゲスだけど老後の生活に不安がなさそうな平山さんだな
平山さんはたぶんサラリーマン時代に加入してた厚生年金だけでも、いまのような暮らしならまったく金銭的に困らなそう
いまの仕事でも、請負の偽装フリーランスではなくアルバイトでもなんでも雇用契約があるなら、厚生年金入ってるかもしれないし
体が動く限りトイレ掃除の仕事やら、定年があるならその後はボランティアなりなんなりしながら暮らしていける

ゴローさんは、自営業ぽいよね？

>>1
おつ

「野生の棕櫚」も「11の物語」も「木」も本屋で簡単に手に入るな

お、では11の物語を読んでみようかな

>>9
11の物語は映画のヒットで復刊？再刊？した
映画公開前は数万したらしい

ほんとだ
11の百物語ふつうに買えるようになってる

>>1
おつ

>>7
清掃なんか大きい病気したりなんかあったら即詰みだよ

まあ今まで散々皆んな書いてるけど
やっぱ便所掃除オンリーの仕事での収入で
平山のあの生活はそもそもできないんじゃない？
ってのが日本での現実的な経済感覚だと思う
ドイツやアメリカだとどうか知らないけどね
普通に長年日本で暮らしての感覚じゃ
便所掃除で貰える給料なんて最低賃金だろうし
それで自活するのはまあまず無理だよなって感じる
そもそも主婦や年金老人や障害者枠がパートでやる仕事でしょ？
ドキュメンタリータッチの映画なのにその時点で設定にかなり違和感があるんだよな
便所掃除じゃなくて警備員とかビル清掃にすれば良かったんじゃと思うんだが
職業カースト最底辺の便所掃除を選びたかったんだろうけどw

>>14
給与等の待遇なら、警備員（毎日夜勤の場合除く）＝ビル清掃＝トイレ清掃なのでは
いずれにせよ、生涯非正規雇用でそういう仕事のみで生きていたのでははカツカツだろうけど、平山さんの過去描写からはある程度の額の厚生年金もらえるアテがありそうなニオイがするから、清貧生活を送る分にはとくに困らない老後を迎えられるはず
それは、映画ちゃんと見てれば察することはできる
たぶん良いお家で育って良い会社にお勤めしていた平山さんが今のような生活を選んだことはファンタジーだと思うけど、選んでしまった平山さんの心穏やかな清貧生活は、実現可能

>>14
そもそも渋谷のオシャレトイレ清掃を描きたかった映画だから

あのトイレありきで、そこにどんな物語を乗せられるかってハナシだから、上手くまとめたなと思うよ

>>14
この映画はさ、渋谷区の古いトイレを新しくするプロジェクトの一環で撮ったんだよ
清掃員の方のご苦労も知ってほしいって理由で

映画を撮るうえでの制約は“トイレの清掃員が主人公”の一つだけ
なので『職業カースト最底辺の便所掃除を選びたかったんだろうけどw』
とか『警備員とかビル清掃にすれば良かったんじゃと思うんだが 』は間違い

あとヴェンダースは平山の過去を部下もたくさんいたビジネスマンだと言っている
なので映画を観た人のなかには、平山は金をそれなりに持ってるんじゃないかと言う人もいるし、平山は底辺ではなく自らああいう生活に行き着いた、たどり着いた人だと言う人もいる（過去にいろいろあって）

映画に限って見れば妹のステータス以外に平山の過去を推察できるものって無いよな
あと1階のガラクタぐらいか

>>19
妹の話から父親と不和があって家(経営者一族？)を離れることになったっぽいのも感じ取れる。その辺が「すばらしき世界」との違いかな

経営者一族ってのはどこから？

運転手付きのクルマから、だろう

足にハイヤー使えるってそこらの中小企業の経営じゃないだろ
相当な代々続く名家みたいなイメージしかない

もしかしたらヴェンダースは底辺で真面目に働く無欲な人を描きたかったのかも知れないが、
役所広司の醸し出す隠しきれないオーラから過去にやり手の人物だったという設定を後付けしたのかも知れないな

このあいだ映画に出てくる渋谷のトイレ使ったがあんまりキレイじゃなかったな
でもこの映画がトイレを使う人の意識を高めるのに少しは役にたってると思う

カセットテープのコレクションは、リセール市場の存在知らなかったってことはリアルタイムで買ってた物って設定なのかな？
撮影に使ったのはあのレトロショップの物？
バトロワで主人公読んでたスラムダンクは深作欣二の息子の私物ってのをちょっと思い出した

>>25
実在する(した？)羽田空港のカリスマ清掃員をイメージングして、それとデザイナーズトイレ掛け合わせた企画かな
北斗の拳がマッドマックスの世界にブルース・リー置いたイメージだったように

>>25
あなたの前につかった人が汚したんじゃない？
自分もキレイにつかうことを心掛けます

実家が太いんじゃなくて妹やその旦那がビジネスで成功した可能性はないんですか？

こんなところに住んでるのね、とか本当にトイレ掃除の仕事してるの？とか
妹の言い様からすると、昔はそうじゃなかったのは推測できるね

平山さんはインテリね

実在するトイレだからそこの清掃の仕事も実際あるだろうけど
現実には雇用形態給与等どんな形の仕事か気になるな
実際には平山さんレベルの生活ができない仕事であればそこを言われるのは仕方ないのでは

これは平山さんの物語である

いつか役所さんが見せられたという平山ライフノートが公開される時が来るのかな？

車が自分のでないとすれば、
最低賃金位であの暮らしはできそう

新聞もテレビもネットも無いんだわな

ケータイは持ってるだろ?
でもwifiナシっぽいな。必要ないのか、そんなに通信費気にしてないのか

ガラケーだし会社の貸与かもね。メールもしない

マインドフルネス

>>38
ケータイも玄関に置いてなかったっけ？貸与かはわからんが仕事外で使う気が無い人ってのを示してる？

>>40
完全に仕事用みたいよね
私用で外出するときは置きっぱなし

確かに、私用でスマホ持ってないよな。
そんなんに、縛られない生活って、
出来る？
スマホ捨てる事が、平山への第一歩やな。

そりゃ都会である意味でのポツンと一軒家やってんだから
役所広司も平山は森でくらしているようって話してた
で首都高ってタイムトンネルで未来（渋谷）へ行く
過去と未来
新しいものや古いもの
若いとか老いるとか
生と死

トイレ清掃人が首都高利用？と疑問に感じてたんだが、首都高がタイムトンネルとまで言わずとも、一種のゲートという意味合いなら納得できる。

世捨て人と現実社会を繋ぐゲートか。
ラストシーンはゲートマシンの中で作中体験した他人の人生が映って涙した、とか？

役所広司も平山の生き方には共感しないって言ってたってソースある？

＞ゲート
タルコフスキーっぽいな
あのアパートのほうがゾーンか

劇中使用曲プレイリストずっとリピで聴いてたら今の曲が忙しなく聞こえてきてSpotifyのお店で60年代セレクションずっと聴いてる

あの障害があるっぽい子を登場させた意図ってなんだろう
タカシが実は良いヤツだって描写？
逆に懐いてた子にサヨナラも言わずトンズラしたひどいヤツって？
回収されないエピでなんかモヤモヤする

対比かな
平山氏に無い性質をタカシに持たせることで人物像の輪郭がより鮮明に浮かび上がる
仕事はいい加減で女に弱いが子供の扱いに抵抗が無く好かれる。借りたものを返さないｗ

パーフェクトライフの掻き乱し役…だけど悪人ではない、というマーキングかな
ランチOLも何かあると思ったらそんな事は無かったぜ

あれがないと100%ダメで嫌な奴だから
ガイジとか子供に何故か好かれるっていう表現はよくあるパターンだな

>>49
タカシ自身も軽度だけど障害、発達障害か何かあるってことじゃないの？

>>53
それ言ってしまうと平山もある種の適応障害みたいなの起こしてその時自分が持ってた(恐らく恵まれた)家庭的社会的地位に違和感持ってしまって全部棄ててアーバン孤独者になったと推察することもできる

>>53
障害持ってそうだよね

>>53
なんであの子供と接点があるかっていうと、そういうことなんかな。それなら上手な描写だな

むしろタカシから見たら子供も平山も普通じゃない人だけど偏見を持たず接しているんだよな
タカシ自身は欲まみれの俗物だけど

1年以上経つのにまだこのスレで平山のことを話してるんだな

映画ってそういうものだの

平山、子供いないよな？

アマプラで見られる様になったのが12月だからそこからの書き込みあるのかな。知らんけど

自分はそれ。幸田文の「木」も買った

カルト映画になるよ

また細部忘れた頃に見返すつもり

この映画が好きな人は
好きな映画はこれぐらいで他の映画はピンとこないだろう

映画大好きポンポさんがアマプラ見放題復帰してるがポンポさんの祖父(巨匠監督)って俺的にこの監督のイメージ

結局キャラクターなんだよね
ファイト・クラブのタイラーダーデンとかBTTFのドクとマーティとかSWのルークやハン・ソロとか絶対忘れないじゃん
そういうのと一緒で平山というキャラクターも絶対忘れないレベルで印象強い

平
山
正
木

平山が心の中で生きている

わかる

山なのか平地なのかハッキリせい！

>>36　エゴサーチで血眼になる平山なんて見たくないよｗ

ネットの無い世界で楽しみは古い文庫本
それもいいかもしれない
ラジカセあるけどラジオも聞かないんだろうね

でもそうなると世間のニュース全くわからなくて
完全に浦島太郎だな

ワイはそこまで吹っ切れない

監督の願望入ってるでしょ

Spotify

>>72
まあ、古本屋の婆さんが勧めてた『すっぽん』って、かなり殺伐とした話だけどね。
動物愛誤にシンママに出版界のmetoo（死語）も絡んできそうななんともいえないお話。

平山が読んでそうな本、
紹介して下さい！

陰隲録かな

「雨の木」を聴く女たち

平山はたぶん続き物は読まない
1冊で完結する本を選ぶ（古本屋の100円文庫本コーナー限定のため）
最近のものより20世紀中に販売された本（好きな音楽と同年代）
国の内外は問わない
有名無名は問わない
作家の性別も問わない

ブラッドベリやロアルド・ダールなんか好きそう
日本だと光瀬龍とか

>>78
大江健三郎のファンだとは思えないな

ワイも続き物は読みたくない
読むなら短めのもので、自分の若い頃に興味を持った作者のもの
自分より年下の作家はなぜか読む気がしない
電子図書でもそうなってしまう

最近出版ラッシュなんだよな。
数打ちゃ当たる的なんだと。
特に印刷を伴わない電子が酷いらしい。
良作に出会える可能性は皆無に近いかも。

なので、昭和とかのがいいらしい。

彼は無口であまり人と話すことも無いし世間の情報には疎いんだろうな
新聞読んでる風も無かったけど古新聞あったから少しは読むのかな

外に仕事をもって都内の景色の中をチャリで馴染みの店に通うだけでも
十分に世間を目で見て肌で感じられていると思う
ネットで世間と繋がっていると勘違いしているひとより対人スキルもおそらくまともじゃないかな

朝の通勤の際に毎日ニュースはチェックしてると思うんだけど
平山さんは少なくとも最低限の常識はクリアしてるでしょ
自転車の酔っぱらい運転みたいな昭和、平成には黙認されてたところはそのままで

まあ完全にファンタジーだから
ゆるゆる設定なのはご愛嬌

つい真面目に考えたくなっちゃうのよね
音楽に関しても60年代洋楽を嗜好してるけどリアル役所さんと同年代(1956年生まれ…元旦誕生日なのね)としてリアルタイムは無いだろうから大学(行ってる俺脳内設定 )時代に傾倒してカセット買いまくったのがあの部屋のコレクション…その頃カセットが最新メディア
リアルタイマーだと数年下の俺と同世代オールディーズファンはレコード盤持ってるのがステータスにしてたが平山さんはそっちには行かず当時ニューメディアのカセット派だったのは自室にプレーヤー置けない事情あったか(不仲の父親が洋楽かぶれ禁じた？)レコードも持ってたが家と絶縁するとき置いてきた？
…などと映画きっかけに当時系洋楽ずっと聴いてて思ったりする
作中使用曲の中では表題曲PERFECT DAY(72年)だけちょっと年代後ろでコレはリアルタイムで接してその後の音楽嗜好の原点になった…とか勝手に設定してみるw
重箱だがタカシが強引に買取査定出したカセット見て店員「ルー・リードですか、高く買いますよ」な会話してる中そっちは興味なく店の陳列品から平山が手に取ったのも「PERFECT DAY」収録の「Transformer」だったりするのを視認

>>88
作中の年齢は50代後半だっけ
だとすると10年ぐらい後の世代でCD世代なんだよな
カセットはMD登場まで自録やダビング媒体として息が長かったけど

平山さんのカセットコレクション渋いけどケースがキレイで状態良すぎだよね
最近新品で買ったようなのばかり
野暮な突っ込みですかね

マジックリンで
磨いてる

これがタランティーノの映画だったら、平山さんは自分で編集したカセットを聞いてただろうな

挨拶とか相槌すら声を出さないから最初口がきけない人かと思ったわ
いくら無口でもさすがに不自然だよな

そういう狭い世界しか知らない人には不向きな映画
相手に意思が通じてる時点で問題ないってのがわからないんだね

中公文庫の野生の棕櫚は帯に映画パーフェクトデイズで話題の一冊って書いてあるんだね
映画の新潮文庫と訳者が違うんで俺的には詐欺だと思ってるんだけど、平山さん的には特にこだわらずな感がする

平山さんその本は途中までしか読んでないよ

・良いところのおぼっちゃんだけど今は世捨て人
・周りの人達からほぼ100パー好かれてる
・今時のギャルにほっぺにチュッされる
・可愛い姪が自分を頼ってくる
・姪と一緒に銭湯行ってるとこ見られても通報されない
・美人ママに密かに想いを寄せられる
・美人ママの元旦那に「あいつを頼みます」と言われる

清貧云々よりも人間関係がファンタジーすぎる
「役所広司がかっこいいから」以外に成立せんだろこんなの

映画にリアリティを求めるアホが絶たない
大概こういうやつは「映画」自体をそんなに見ていない
映画の評価を自身の生活と比べて近いかどうかで判断するアホ

>>98
文芸の皮被った「なろう系」だから違和感あるんだよ
別にリアリティがないからおかしいと言ってるわけじゃない

たとえに出てくるのがなろう系w
これは文芸作品でもないのに
自分の知ってる何かの型にはまらせたがるのが間違い