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高校野球
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【愛媛】豪雨泳いで避難、濡れずに残ったバット「野球やりたい」
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第2シードの今治西を相手に、野村は踏ん張っていた。失点は1イニング1点以内。しかし八回裏、
エースの高橋良太君(3年)が2連続死球で2死一、二塁。打席には相手のエース、村上滉典君(同)。
捕手で主将の林貴斗君(同)がマウンドに駆け寄り、明るく声をかけた。「そんなにエース対決が好きかっ」。
緊張がほぐれたのか、高橋君は村上君を中飛に打ち取った。林君はベンチに戻りながら、「ナイスファイッ」。
ミットを掲げ、高橋君をたたえた。
林君は西日本豪雨で被災し、野球をあきらめかけた経験がある。
昨年7月7日の早朝、愛媛県西予市を流れる肱川が氾濫(はんらん)。
川近くにある自宅の2階で寝ていた林君は、避難を呼びかける放送に気づいて起きた。
「あっ」と声が出た。階段の途中まで泥水が迫っていた。2階の窓から外に出て、隣家に飛び移った。
途中、首まで水につかりながら泳ぎ、避難所の公民館にたどり着いた。
自宅は全壊。「もう野球どころじゃない」と思ったが、水がひいて自宅に戻ると、
泥まみれだった自宅の2階にバットとミット、ユニホームがぬれずに残っていた。
畳が水に浮いて、無事だったのかもしれない。道具を見て思った。「野球をやりたい」
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かっこいい。
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何やってんだ
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