-
創作発表
-
SFリレー小説書いてみよう
-
UPLIFTで広告なしで体験しましょう!快適な閲覧ライフをお約束します!
>>2からスタートだ
ロボでも飛行機でも船でも何でも来い! - コメントを投稿する
-
スネ夫とハッケヨイは、ドラえもんDXと白鵬ガンダムを宇宙船サジタリウス号に搬入した。
-
船長のリブは気だるげに言い放つ
スネ夫さん
ハッケヨイさん
搬入ありがとう
もう、帰って良いわよ
それを聞いた二人は喜々として帰って行く
休日の過ごし方を話し合っている様で
リブは羨ましそうに見送った
コックピットへ戻り
弟のフェローに愚痴を言う
またガンダムなのね
オーラ力に対応しているからなのだろうけど
もういい加減に飽き飽きしてくるわ
ドラえもんDXは司令塔として使うのかしら?
まあ、どうでもいいわね
シビップお茶を入れてくれないかしら?
分かったペポと美味しいお茶を入れてくれた
年上なのだがさん付けを嫌がるので
呼び捨てにしているが
もう慣れてしまった
お茶だけでお菓子等はないが
先輩クルーのカリンさんとナナさん
と一緒に婚約者や恋人の話で少し盛り上がった
さて、あと三時間くらいかしら
点検もしっかりね
今回の仕事は
海と陸の間の世界バイストン・ウェルへ荷物の搬送と
お客様の護送だ
お姫様のアム様と護衛のレッシィさんが来たら出航するわよ
リブは椅子に座り婚約者ヨセミテへのお土産を考えるのだった -
「……なんっか気に入らないわねぇ……」
ガウ・ハ・レッシィは、宇宙船サジタリウス号のカーゴベイに固定された 白鵬 なるガンダムタイプのプチホビーモビルスーツを見あげて言った
「だ~ってしょうがないでしょ?チャムとリリスがこれだこれだって大騒ぎするんだもん」
ファンネリア・アムが応える。アムのターバンを巻いた頭上でふたりの有翼小人ミ・フェラリオの双子の姉妹(らしい)がたのしげにくるくる踊っていた
レッシィは続ける
「そりゃあ こっち側 にはオーラバトラーだのオーラなんとかだのはシンギュラリティシングスノングラータ法で持ち込めないから 表向きはない けどさ。似てるの?これ?」
「あたしが知るわけないじゃん。チャムしか知らないんでしょ?マシンナリィとフロッサーの間くらいの大きさだけどみんな乗れるし、向こうに行って乗り物ないとこまるよぉ~? ね~、ファウファウ~?」
アムは言って、頭上で踊るリリスとチャムのファウ姉妹(チャム自称)を眼で見上げた
「バイストン・ウェル、広いんだから。それにこれ、オーラブースター積んでるから大丈夫よ、レッシィ」
チャムがリリスと両手を組み合わせてくるくる踊りながら応えた。レッシィにはおそろしく無責任なもの言いに聴こえた
「オーラ ブースター?増幅器?」
レッシィはチャムリリスアムの順に眼で説明を求める
よしきたの勢いでアムが口をひらいた
「チキュー星?だかアース星?だか製の、バイオなんとかいうコンピューターとかサイコなんとかいう材質のことみたいよ?な~んか、ファティマみたいな働きとかプチバイオリレーションみたいなことすんだってさ」
「まったろくでもなさそうな……モビルスーツってなんとか粒子下の環境で動くのが前提なんでしょ?オーラ力ってのも似たようなもんなのかな?……あ?じゃあれは?マージャンみたいなゲーム。なんか関係あるの?」
「暇つぶしに必要でしょうが!」アム
「はいはい4人いるしね……もーいい。じゃ行こっか。船の人たち待たせすぎてもなんだし」
あきらめてレッシィ。アムは追い討ち
「ねぇねぇレッシィ知ってた?ハクホウって名前、古代のおすもうさんの名前から採ったらしいよ?」
「うるさ~い!せめて力士と言え!」
「ペンタゴナのコモンってたいへんなのね」
言うチャムにリリスはにっこりと微笑んだ
なお
アムによる身分詐称の乗船登録の発覚にレッシィがキレ倒すのはほんの少し先のエピソードとなる
こうして、なんらかの事故(または事件?)により発生した、地上とバイストン・ウェルをつなぐワームホール、オーラロードを目指す
次世代のクルーを迎えた宇宙船サジタリウス号と
ミ・フェラリオ チャム・ファウをバイストン・ウェルに帰還せしめるべく動き出した、ペンタゴナワールドのダーティペア フィーチャリング リリス・ファウ の冒険は始まりかけていた
↑今すぐ読める無料コミック大量配信中!↑