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SF・ファンタジー・ホラー
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SF小説のライトな感想スレ【ネタバレあり】
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SF小説の感想や軽めのレビューを投稿して、
それをネタに雑談するスレです
出版社の縛りなし&作品中心の話題で
のんびりやっていきましょう!
[関連スレ]
今日読んだSF/FT/HRの感想 17冊目 (過去ログ)
https://itest.5ch.ne...ad.cgi/sf/1404187799
今日読んだSF/FT/HRの感想@SF板まとめページ
http://www2.atwiki.jp/zgok0079/
※このスレの使い方、投稿用テンプレは >>2 - コメントを投稿する
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[★このスレの使いかた★]
1. 作品の感想・レビューは、長くても2レスくらいまでにしましょう
2. 「このへんが意味不明だった」と感想に書くと、誰かが教えてくれるかも?
3. 基本、ネタバレはあるものと思って読みましょう
4. 読解力がない、文章が下手など、投稿された感想への悪口は禁止です
5. 掲示板の性質上、新作の大きなネタバレは一定期間控えるのが大人かも?
[★投稿用テンプレート★]
●作者名『本のタイトル』(出版社名)[ネタバレ:あり・ちょっとあり・なし]
●『』()[ネタバレ:]
--- 短編集の中の一作(例) ---
●作者名「短編のタイトル」〈『本のタイトル』収録〉(出版社名)[ネタバレ:]
●「」〈『』収録〉()[ネタバレ:]
〔補足〕
・作者名は、誰かわかれば一部を省略してもOK(*1)
・有名作品なら、作者名がなくてもOK(*2)
・出版社名はあれば親切ですが、なくてもOK
・ネタバレ欄は「伏せ字」「最大級にあり」など、アレンジ自由
(*1)フィリップ・K・ディック→ディック、グレッグ・イーガン→イーガンなど
(*2)夏への扉、幼年期の終り、われはロボット、星を継ぐもの、ハイペリオン、三体など -
試しに3つほど感想を投稿してみます
・グレッグ・イーガン『宇宙消失』[ネタバレ:ちょっとあり]
→普通の簡易レビュー風
・グレッグ・イーガン『万物理論』[ネタバレ:あり]
→ネタバレ多めの感想(最重要シーンとラストの大ネタはかろうじて伏せ字)
・テッド・チャン「理解」〈『あなたの人生の物語』収録〉[ネタバレ:そこそこあり]
→ネタバレをそこそこ含むあらすじ(一部の大ネタは伏せ字)+α
ネタバレを読みたくない人は逃げてねー -
●グレッグ・イーガン『宇宙消失』(創元SF文庫)[ネタバレ:ちょっとあり]
出だしからしばらくの間、ビックリするくらいつまらなくて困惑した作品。
とはいえ、3分の1を過ぎたあたりで量子論の話が出てきて、とたんに面白くなる。
人類が宇宙の星々を「観測」することで波動関数が収縮し、可能性として存在していたその他の宇宙すべてを消滅させてしまった! みたいな壮大な話になって、そこからは最後まで一気読み。
終盤のカラフルな崩壊のイメージは圧巻で、最初に読むイーガンの長編としては最適じゃないかなー、と思います。
初期に書かれた長編だけあって、専門用語に対する説明が親切きわまりないのも◎。ただし、文庫本の文字が異常に小さいので、そのへんは注意。
こういう、実在する科学理論を想像力で飛躍させて、いろいろムチャをやってくれる作品が好きです。 -
●グレッグ・イーガン『万物理論』(創元SF文庫)[ネタバレ:あり]
これまた、出だしから半分くらいまで退屈な作品。
「けど、後半は爆発的に巻き返してくれるんだよね? ふふっ。知ってる」
と思って読み進めていったのだけど、結局最後まであんまり面白くならなかったという…。
一番の原因は、生物学とか医療系にSFネタの重心が置かれていたこと。三人の物理学者がお互いの「万物理論」をめぐって議論しまくる、みたいな展開を期待していただけに、残念な印象を受けてしまった。
たぶん、日本語版のタイトルに騙されたんだと思う(原題はDistress 苦悩)。
あと、汎性(男とか女とかを捨てた人たち)のヒロイン?と主人公が××しようとしてガッカリするシーンでは、こっちもガッカリ。ちょっとくらい読者サービスしてくれてもいいのに!
一応、「未来において完成した××の影響が、過去に漏れてきた」みたいなワクワクする要素はあるし、光学迷彩兵器の登場シーンに「おっ!」となったりもするけど、個人的には人にオススメしたい作品ではないですね…。 -
●テッド・チャン「理解」〈『あなたの人生の物語』収録〉(ハヤカワ文庫SF)[ネタバレ:そこそこあり]
事故で脳に損傷を負った人に「ホルモンK」なる新薬を注射→知能が劇的に上がる、という『アルジャーノンに花束を』的な話。
ホルモンKの投薬を受けた主人公は、コンピューターのハッキング技術も短期間で修得できてしまうほどに知力が向上。その実験結果に関心を持ったCIAが、どうやら自分を確保しようと動きはじめたらしい…そう感づいた主人公は逃亡する。
さらなる能力の獲得を目指す主人公は、自ら追加のドーピングを決行。ついに××さえ可能な状態となる。
その後、同等の能力を持つ知能強化人間の存在があきらかになり、相手の誘いに乗って直接対決。そして勝負のゆくえは…というのが全体のあらすじ。
エンタメ小説として極上の仕上がりで、個人的にこの短編集の中で一番面白かった作品。
文章のスピード感もすさまじく、「才能あふれる理系作家が書いた、最高の中二病作品」という感じです。 -
ネタバレありのスレですけど、スレの雰囲気が
「話のオチまで書いちゃうのはさすがにちょっと…」
みたいな感じになるようなら、その流れを採用してください
ネタバレありにしたのは、
そのほうが感想が書きやすいかなーと
思っただけなので -
「新作のネタバレにどれくらいの自粛期間をもうけるか」とかは、
スレ内で話しあって決めていただければ、と思います
(いまのところ、やんわりと自制をうながしているだけです)
「話題の既刊本が文庫落ちした直後はどうするか?」
みたいな問題も、なにか目安があったほうが
いいかもしれません
age状態の書き込みでスレが上のほうにあるとき、
他のスレを見に来ていた方が
板のトップページで意図せずネタバレを目にしてしまう、
といったことは、なるべく避けたいので…
(ジャンルをSF限定にしたのも、そのへんが理由です) -
スレ立ては以上です
あとはよろしく! -
●半村良「妖星伝」(講談社文庫)[ずばりネタバレあり]
大長編SFであると同時に伝奇小説の金字塔である。面白い。エロと暴力に抵抗がなければ
楽しく読める。大胆なアクションに闇の組織、そしてSF的謎とエロス、手に汗握って読み進められるであろう…
六巻迄は…。七巻から舞台は宇宙に飛び出す!サイエンスと言えばサイエンスだがここからが問題だ。なんと!七巻には、ストーリーがないのである。
作者による宇宙論と哲学論が延々と続く。落ちはあるのだがなんともはかないものだ。七巻さえなければ!
実際ストーリーは、六巻までは面白いし、ここで終わろうとすれば終われるものなのである。七巻さえなければ!
伝奇小説は、長ければ長いほど面白い。
だから六巻までは、面白い。
私は、妖星伝の六巻までをお奨めする。これは、至宝だ! -
六巻から七巻の間に、
半村先生になにがあった… -
半村良さんで思い出した
声優の池澤春菜さんが、子どものころ
ちょっとまわりから浮いたような女の子と仲よくなって、
その子の家に遊びに行ったら、父親が半村良さんだった、
みたいなことがあったらしい -
上のは池澤春菜さんと父親の池澤夏樹さん(作家)が対談してる、
「ぜんぶ本の話」に載ってたこと
この本、SF系の話題の章があって、
「ディックは人間が嫌い」
「逆にヴォネガットは人間が好き」
みたいな話に興味のある人は、読んでみるといいかも
ほかにも、ハリーポッターは翻訳が良くない、
良い翻訳で育っちゃうと、訳文にも口が肥えちゃう、
とか、けっこうな放言もしてた -
妖星伝、Kindle版は祥伝社から出てるんですね
・完本 妖星伝(1)鬼道の巻・外道の巻 (祥伝社文庫)¥704
・完本 妖星伝(2)神道の巻・黄道の巻 (祥伝社文庫)¥1,272
・完本 妖星伝(3)天道の巻・人道の巻・魔道の巻 (祥伝社文庫)¥1,455
3冊合計:¥3,431
・完本 妖星伝【合冊版/全3巻】 (祥伝社文庫)¥3,850
合本よりバラで買った方が安い… -
電子版の合本って表紙が絶望的にダサいんだよな
ゲームソフトの廉価版パッケージみたいで買う気がしない -
妖星伝は赤青茶紫など巻ごとに文字の色が異なる単行本で読むのが楽しいんだけどね
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「きしいい……」
「だいもおおん……」 -
半村良は大衆小説家だよね。
酒場の女にせよ、人情話、伝奇物に至っても人を描いている。人間のいない宇宙なんて書けるわけがない。
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