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【土木技術】川底に橋脚の基礎、どうやって造る?常磐道、「ほぼ新設」の4車線化進む 工事現場は川の底[04/27]
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■全線開通で交通量増の常磐道、「ほぼ新設」の4車線化進む 工事現場は川の底
交通量の増加に対応すべく、暫定2車線区間の4車線化事業が進む常磐道。「4車線化」とはいえ、現道と「同じ道路をイチから造る」のにほぼ等しい状況で、地上はもちろん、「川の底」でも工事が急ピッチで進められています。
■事情が異なる常磐道
NEXCO東日本は2019年4月14日(日)、常磐道の4車線化工事現場の一部を、一般向けのツアーで公開しました。
常磐道は2015年に全線開通し、首都圏と仙台方面とのあいだで東北道の迂回路となったことで交通量が増加。いわき中央IC(福島県いわき市)以北の「暫定2車線区間」について、福島県内のいわき中央IC〜広野IC間27kmと、宮城県内の山元IC〜岩沼IC間14kmでは4車線化の、広野IC〜山元IC間では必要な箇所へ付加車線を整備する工事が行われています。
4車線化の方針は2016年に決定し、政府が東日本大震災からの「復興・創生期」と位置付ける期間内、2020年度の完成を目標に工事が進められています。ただ、こうした暫定2車線区間では通常、将来の4車線化を見越した造りになっているところ、常磐道は状況が異なるそうです。
「この区間はちょうど道路公団民営化のころ(2005年ごろ)、公共事業が縮小された時期に計画されたことから、施設が必要最小限しか造られていません。側道もなければ、盛り土の下をくぐるボックスカルバート(トンネルとなるコンクリートの箱)も2車線分しかない状態です」(NEXCO東日本 仙台工事事務所 小林鉄也さん)
暫定2車線区間のボックスカルバートなどの構造物は通常、あらかじめ4車線分造られていて、その上から土を盛れば拡幅可能になっているところ、今回は60基のボックスカルバートを延長させる必要があるとのこと。「4車線化」とはいえ、現道に並行して「同じ道路を4年でイチから造る」のにほぼ等しいと、小林さんは話します。
ちなみに、盛り土の量は100万立方メートルで、その土を運ぶダンプを1列に並べた場合、1000km分に相当するとのこと。また、工事に使用されるコンクリートの量は3万2000立方メートルで、50mプール40杯分に相当するそうです。
■「川底」の工事現場も
今回公開されたのは、阿武隈川に架かる阿武隈大橋(亘理IC〜岩沼IC)の建設現場です。ここも、現道の横にほぼ同じ橋を建設するという工事で、現在は橋脚の基礎部分を施工中。川のなかに橋脚を打ち立てるため、「ニューマチックケーソン」と呼ばれる工法を採用しています。
この工法は日本語で「潜函(せんかん)工法」といい、その名の通り、巨大なコンクリートまたは鋼鉄の函(ケーソン)を川の底深くに沈め、橋脚の基礎を造るというもの。ケーソンをコップに見立て、逆さにして川底へ沈めると、コップの底部には、空気の圧力で水が侵入しない空間ができます。さらに圧力をかけてケーソンから水を抜き、コップの底部と川底とのあいだに作業空間を確保、川底を掘ってケーソンを固い地盤の層まで沈め、基礎を構築する方法です。
ケーソン内部は高い圧力がかかっている特異な空間であり、健康診断で選ばれた人でないと入れないなど、衛生安全管理が難しい工法。作業員は、ケーソン内部に通じる「マンロック」と呼ばれる塔から、螺旋階段で川底の作業現場へ降りていくのだそうです。
現在は4つの橋脚のうち1基について、ケーソンが所定の位置まで沈んだ段階。今後、2019年5月中に橋脚工事を完了させるといいます。それ以降は川が増水期に入るため11月まで休工となり、それから橋桁などを建設し、2020年度内に完成を間に合わせるとのこと。
常磐道の暫定2車線区間では現在、交通量の増加にともない速度低下が見られるほか、反対車線へ突破する重大な衝突事故、それによる通行止めの発生などが課題とされています。山元IC〜岩沼IC間の工事は現在、およそ100の建設会社が関わり、急ピッチで進められているそうです。
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乗りものニュース
https://trafficnews.jp/post/85718 - コメントを投稿する
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知恵の絞り処か ワクワクするねえ
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>>2
いやいや大昔からの工法 -
地下水の浸入を防ぐという大事なことが書いてないクソ記事だわ
記者はケーソン工法の意味がわかって書いているとは思えない -
作業場に入る前に外界から与圧室に入る。
作業場と同じ圧になったら、ドアを開け現場に入る。
圧をかける場合、そう時間はかからない。
出る時はその逆。但し外界と同じ圧に戻す時は結構時間がかかる。
もし与圧室の外界と現場側のドアが何かの事故で吹き飛んだ場合、現場の作業員は死ぬ確率が高い。
潜水病みたいなもの。
空気のパンパン入ったタイヤの中で作業するようなものと考えれば分かりやすい。擦り傷程度ではあまり血が出ない環境にある。 -
なるほど、コストカットのつもりで実は色々余計なコスト増やしてたのか
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現状でイライラするのは大型車を抜けないこと。
逆にいわきから北を大型車専用にして、暫定2車線のままでよいよ。
おっさん用で、子供は一緒に乗せるわけには行かない道路だし。 -
>>7
コストを増やしたと主張する根拠を、費用と効果の点で他の工法と比較した資料を示してくれないか?
コストを増やしたと主張するのは、比較したから出来たんですよね?
なんて、本当に君がそこまで考えて主張したとは全く思っていない
根拠もなく思っただけのことを偉そうにほざいたカスだろ?w -
つうか東北や北海道は開発する余地は多いが農業(土地)の部分もうまく残してうまくやれや
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橋作りって素人からしたら謎多いよね
いつのまにか脚が立っていつのまにか道が出来てる
あの道は現場で作ってるのか持ってきてるのかさえわからない
貴様ら忍びの者かよっていつも一人突っ込みしてる -
海底トンネルも不思議だよな
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潜函を作るんだろ
戦艦じゃないよ -
海にケーソン入れるのすごく感じる
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>>3
大昔の工法をそのまま使ってたら大昔と同じ事故が起こるが? -
>>16
当たり前じゃん -
2005年時点では需要予測はできてなかったのか
あるいは需要予測のデータを握り潰したのか... -
日本は土木にもっと予算つけろよ。
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>>17
? -
>>5
怖いねえ
川をせき止めて作業したほうがいいんじゃねえのかとおもうけど土壌が軟弱だからこの方法か
無人作業にしちゃえよ
納期にあわせるなら金掛かってもいいという国の判断だろうな
交通量が増加つうのはいわゆる復興関連の工事車両が増えただけだろ
終わったら無駄になるだけ -
馬鹿すぎ日本中で川に道路作ってんじゃん。それどころか海にも。。。
簡単な工事。 -
記事読みにくい、分かりにくい。
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