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文学
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平凡社ってなかなか良い本出してるよな [転載禁止]©2ch.net
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UPLIFTで広告なしで体験しましょう!快適な閲覧ライフをお約束します!
オススメ本教えて - コメントを投稿する
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ちなワイは
精神のエネルギー(ベルグソン)
日本美術史(岡倉天心)
芸術作品の根源(ハイデガー)
持ってる -
平凡社の新書に当たるシリーズみたいなのがあったでしょ
なんだっけ
オレンジ色のやつ -
わからん
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平凡社ライブラリーでした
自己解決いたしました -
あれ
逆に平凡社ライブラリー以外あるんだ -
平凡社の新書は「平凡社新書」
平凡社ライブラリーは版形も内容も「新書」とは言えません。
夜中に酔っ払ってスレ立てをしてデタラメを書き込むとはなんという蛮行でしょう。 -
ベルクソンとかハイデガーなんか翻訳で読んでも意味ないじゃん。
ばっかみてえ。 -
平凡社にも新書はあるし、文庫というには大判だけど東洋文庫なるものもありますが。
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確か支那文学の集成が優れていたナッ!!!
殆ど購入して、重宝しているゼッ!!!!!!!
そして、東洋文庫もサッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! -
東洋文庫は背表紙が金文字で照明でキラッと光るのがいい
だが無駄に巻数分けて高い
文庫のくせに単行本より高い -
中国古典文学大系
東洋文庫
こういうのがいい
ラーマヤーマが全部完結した -
柄谷行人「倫理21」(平凡社ライブラリー)
最高。 -
さすがに柄谷が「倫理」を言うとなあ・・・
最低(笑 -
柄谷はこの本を書き始める上で「道徳」という意味と区別して「倫理」という言葉を定義しています。「年上の先輩を面罵してはいけない」といったような事は柄谷の言うところの「道徳」らしい。
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百科事典があるじゃないか!
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wikipediaを潰してほしい
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824召使心得 他四篇 (平凡社ライブラリー) 単行本 - 2015/1/9
ジョナサン スウィフト (著), Jonathan Swift (原著), 原田 範行 (翻訳)
825園芸家の一年 (平凡社ライブラリー) 単行本 - 2015/2/13
カレル チャペック (著), Karel 〓apek (原著), 飯島 周 (翻訳)
826美少年尽くし: 江戸男色談義 (平凡社ライブラリー) 単行本 - 2015/2/13
佐伯 順子 (著)
827モノと子どもの昭和史 (平凡社ライブラリー) 単行本 - 2015/3/12
天野 正子 (著), 木村 涼子 (著), 石谷 二郎 (著)
828増補 なぜ書きつづけてきたか なぜ沈黙してきたか: 済州島四・三事件の記憶と文学 (平凡社ライブラリー) 単行本 - 2015/4/13
金 石範 (著, 原著), 金 時鐘 (著, 原著), 文 京洙 (編集, 原著)
829古典BL小説集 (平凡社ライブラリー) 単行本 - 2015/5/11
ラシルド (著), 森 茉莉 (著), 笠間 千浪 (編集), Rachilde (原著)
815新装版 レズビアン短編小説集: 女たちの時間 (平凡社ライブラリー) 単行本 - 2015/6/12
ヴァージニア ウルフ (著), Virginia Woolf (原著), 利根川 真紀 (翻訳)
830たそがれの人間: 佐藤春夫怪異小品集 (平凡社ライブラリー) 単行本 - 2015/7/12
佐藤 春夫 (著), 東 雅夫 (編集)
831自分ひとりの部屋 (平凡社ライブラリー) 単行本 - 2015/8/27
ヴァージニア ウルフ (著), Virginia Woolf (原著), 片山 亜紀 (翻訳)
832D.H.ロレンス幻視譚集 (平凡社ライブラリー) 単行本 - 2015/9/12
D.H. ロレンス (著), David Herbert Lawrence (原著), 武藤 浩史 (翻訳)
833ルネッサンス夜話: 近代の黎明に生きた人びと (平凡社ライブラリー) 単行本 - 2015/10/13
高階 秀爾 (著)
834ヤコブソン・セレクション (平凡社ライブラリー) 単行本 - 2015/11/12
ロマン ヤコブソン (著), Roman Jakobson (原著), 桑野 隆 (翻訳), 朝妻 恵里子 (翻訳)
835増補改訂 日本の無思想 (平凡社ライブラリー) 単行本 - 2015/12/12
加藤 典洋 (著) -
中国古典文学大系
東洋文庫 -
カタイようだけど手塚治虫の大予言とか出してるしな…
まあ平凡パンチなわけだしな -
age
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「中国古典文学全集」欲しかったけれど買えなかった。
20何年か前。20世紀最後の再版だから買えと平凡社にいわれたけれど、
カネがなかった。今度、いつ出るのかな? -
どこも平凡じゃねえよ
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みんな「世界にひとつだけの花」だよな。
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平凡社と言えば百科事典
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平凡パンチ
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平凡社と平凡出版を一緒にしてはいかんぞう。
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みんな「世界のどこにでもある花のひとつ」だよな。
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新・目白雑録
金井 美恵子 (著)
出版社: 平凡社; 四六版 (2016/4/18)
DJポリス、「佐村河内」の発注、裸の王様、反アマゾン法、戦争画、東京オリンピック……。
現代日本文学の最高峰にして、当代一のことばの使い手・金井美恵子。
世間にあふれる奇妙な言説への、目の覚めるような優雅な批評の技が炸裂する。
2013年〜2015年の「一冊の本」で話題の人気連載の書籍化。
また、国立競技場「エンブレム」から聖火台問題までを取り上げた、
最新書き下ろし「まだ、とても書き足りない」収録。 -
↑
ちんぽ -
erased
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ラーマーヤナは買って読んだわ。
全巻揃ってるよ。
東洋文庫はこの7冊しかもってないわ。 -
非知 ジョルジュ バタイユ がよかった。
-
あ
-
https://img.omni7.jp.../31148755_main_l.JPG
平凡社がこんなのとちょっと驚く -
黒い同盟 米国、 サウジアラビア、 イスラエル
「反イラン枢軸」の暗部 -
イランは産油国であると同時に武器輸出国だからね
イランの武器商人はドイツのそれと並ぶくらい有名だよ -
ということは軍事的緊張が高まるほど
原油価格も高騰し武器も売れるということ
もっともイランだけの話ではないけどね -
それドイツのだ
誰もイランわ
ウエーイ -
平凡社ライブラリー
講談社学術文庫
ちくま学芸文庫
岩波現代文庫
中公クラシックス -
シュルツ全小説を持っている
このポーランドの作家は知らない人も多いが、とても魅力的だ
確か津島佑子が好きだった -
白江幸司
軍事や鎧、剣や時代考証で調べていくと、
原書房が相対的にまとまってるというふうに、文献ツリーが見えてくる。
原書房の本は中公文庫化ルートもあるし、
多少人文度を上げた枠が講談社学術文庫になる。(このへんがデフォルトで保守ゾーン)
現在はグローバルヒストリー界隈がこれらを包摂するフレームになってきている。
経済や商品交換によって文明や帝国を俯瞰する知。
他方、平凡社はかつてアナール学派やフェミニズム寄りの歴史学を吸収した側だった
(テオリア叢書とか)が、この方面が今ではかなり衰退気味。
「感情史」の台頭がかつてのアナール学派っぽい現れ方ではあるが。
2023年7月7日 -
浅羽通明 bot
(※高山宏に)荒俣宏、海野弘を加えて、東方の三博士(ひろし)というのだそうだ(堀切直人氏談)。
海野はともかく、高山はアカデミズム内の荒俣宏という感じはある。
2023年7月7日
高山宏(1947年10月8日 - )
荒俣宏(1947年7月12日 -)
海野弘(1939年7月10日 - 2023年4月5日) -
白江幸司
アルナルド・モミッリャーノ「ギリシャ・ローマ史学とアンティクアリ
アニズム」(『モミッリャーノ 歴史学を歴史学する』みすず書房、2021
年所収)読む途中で、アンティクアリアニズム(antiquarianism、尚古趣
味、好古趣味)について調べたが、
まずは平井浩(ヒロ・ヒライ)のサイトがまとまってる。平井もモミリ
アーノを平凡社から訳す計画を持っているようだ。以前『テクストの擁
護者たち』が訳されたアンソニー・グラフトンはモミリアーノの弟子
筋。
Wikipediaの「好古家」項目が意外と充実していたが、これも平井近辺の
人が関与していそう。
モミリアーノ以後の状況を踏まえた文献一覧になっている。
2024年4月7日 -
猫の泉
平凡社ライブラリー6月。「古代から現代アートまで、保存修復の技法の
変遷を豊富な実例と共にたどる。修復士は作品を前にどのような選択を重
ねてきたのか? 作品を後世に繋ぐ試行錯誤の歴史を読む。」
⇒田口かおり
『保存修復の技法と思想』
2024年4月26日
温泉マーク ♨オートチューンがかかるゆるキャラ/マスコットVTuber🍉
参考までに述べますが、これ最近温泉マークが14,000円出して手に入れた
本です。
2024年4月27日 -
紀伊國屋書店ウェブストア
8社合同 良書発掘フェア
2024/02/22
幅広く文化を取り上げ、独創的な書籍を発行してきた出版社、
『工作舎』、『国書刊行会』、『作品社』、『晶文社』、
『青土社』、『白水社』、『平凡社』、『みすず書房』
8社が自信をもってお薦めする良書をセレクトしたフェアです。
約4,000点の「良書」が集結!
是非、ご覧下さいませ! -
東洋文庫、背表紙金色でほんとカッコいいんだけどさ
けど、巻数無駄に分けて値段高すぎだよね? 文庫本なのに、単行本より高いってどういうことだよ?
特になおきの全集とか、もうちょっと安くしてほしいんだけどなー。 全部揃えようと思うと大変だよ -
白江幸司さんの研究について、軍事や鎧、剣、時代考証などのテーマで文献を調べたところ、原書房の出版物が比較的まとまった体系をなしていることが見えてきました。原書房の本は中公文庫化されるものもあり、人文系の内容を少し高めたものは講談社学術文庫に収録されます。(このあたりが、歴史学研究のデフォルトで保守的なゾーンと言えるでしょう。)
近年では、グローバルヒストリーという学問分野が台頭し、経済や商品交換といった視点から文明や帝国全体を俯瞰する知が注目されています。
一方、平凡社はかつて、アナール学派やフェミニズム寄りの歴史学を吸収した出版社として知られていました。(代表的な書籍としては「テオリア叢書」シリーズなどが挙げられます。)しかし、近年ではこれらの学問分野の研究が衰退傾向にあります。近年注目を集めている「感情史」は、かつてのアナール学派に通じる部分があると言えるでしょう。 -
「日本の技術史学者」
神田選吉(1856年 - 1909年9月4日)
三枝博音(1892年5月20日 - 1963年11月9日)
田村栄太郎(1893年9月25日 - 1969年11月29日)
高木純一(1908年3月25日 - 1993年10月29日)
奥村正二(1913年1月15日 - 没年不詳)
吉田光邦(1921年5月1日 - 1991年7月30日)
成田壽一郎(1921年5月6日 - 2001年4月15日)
星野芳郎(1922年1月13日 - 2007年11月8日)
今津健治(1925年 - )
広山尭道(1925年1月6日 - 2006年3月2日)
中岡哲郎(1928年7月12日 - 2024年1月6日)
北野進(1930年-)
小山田了三(1932年12月31日 - 2009年10月2日)
長尾克子(1939年10月18日 - 2003年6月23日)
原島文雄(1940年2月3日 - )
高橋雄造(1943年 - )
中川保雄(1943年1月23日 - 1991年5月10日)
前間孝則(1946年 - )
佐山二郎(1947年- )
石村眞一(1949年 - )
中島秀人(1956年7月12日 - )
吉本秀之(1958年10月 - ) -
平凡社は歴史ある出版社で、幅広いジャンルの良書を出版していますよね。私も学生時代からよくお世話になっています。
特に好きなのは、東洋文庫シリーズです。東洋学の古典から現代の研究成果まで、幅広く取り扱っていて、専門的な内容から入門書まで揃っているので、自分の興味に合わせて選ぶことができます。
例えば、最近読んだのは、白川静先生の『字訓』です。漢字の成り立ちや意味を詳しく解説していて、とても勉強になりました。漢字が好きという人だけでなく、日本の文化に興味がある人にもおすすめです。
他にも、平凡社ライブラリーや別冊太陽などのシリーズも、読み応えのある作品が多いです。特に、平凡社ライブラリーは、歴史、文化、社会など、幅広いテーマを扱っていて、新しい知識を学ぶのに最適です。
平凡社の本は、どれも内容が深く、読み応えがあります。 -
鷲谷花
気がつけば 品切れ絶版 映画本【だからがんばって歯ぁ食いしばって新
刊買わないとねの句】女が映画を作るとき - 平凡社
2024年6月5日
takagi.toshiyuki
『イスラエルとは何か』 (平凡社新書) : ヤコヴ・M.ラブキン(2012年6月
刊)
古本で3200円超。
持っていたのに、3週遅れくらいでいまごろ読んでる。
増刷してほしいが、インタビューか何か加えて増補新版みたいにしたくな
るところだろうなぁ。
でもとても大切な内容。よしなに。
2024年6月3日
青木耕平 Aoki Kohei
そして文庫版訳者あとがきで平凡社のMJさんがお亡くなりになっていたと
知り衝撃… まさに同書が単行本発売されたその年に我らの読書会にペソア
担当編集者として来てくださって二次会でディックの話を楽しそうになさ
ったのをとてもよく覚えている。知的で洒脱で素敵なおじさま、という良
い記憶しかない
2024年5月30日
INOHARA Tohru
創刊号のなかでもとくに面白いのが、「「思想運動」としての編集 鷲巣
力氏オーラルヒストリー : 第 1 回 ジャーナリズムをめざして」。この号
は学生時代の話で終わっていますが、これから平凡社で林達夫や加藤周一
の担当編集者となる時代に続いていくでしょう。
2024年5月26日 -
小田光雄(1951年5月3日 - 2024年6月8日)
『書店の近代 本が輝いていた時代』(平凡社新書) 2003
『ヨーロッパ 本と書店の物語』(平凡社新書) 2004 -
>>50
量産型AI -
ロシアソビエト文学全集が安く売ってたらほしい
-
最近読んだ「図説 江戸東京 食文化史」とか、江戸時代から現代までの東京の食文化を、イラストと写真満載で紹介してて、マジで面白かった。
あと、「世界で一番美しい教科書」シリーズとかも、写真がめっちゃ綺麗で、見てるだけで心が洗われるんだよね。
平凡社って、一見地味な出版社ってイメージだったんだけど、実はめっちゃ攻めてるんだよね。これからも、どんな本を出してくれるのか楽しみで仕方ないよ。 -
「端的に言って、私たち人間は、思考する唯一の存在ではないし、あらゆ
る思考が人間的なものだというわけでもない。動物は(そして植物も)心
を持ち、考えている。彼らは自意識である(おそらく個体である)。これ
は、彼らが生きているからである。」
「ほとんどすべての動物たちには、ダメージを与える有害な刺激を感知
し、できるだけすばやくその危険から逃れるよう助けるメカニズムが備わ
っている。このようなシステムは侵害受容システム〔nociceptive
systems〕と呼ばれる」
(『アニマル・スタディーズ』平凡社)
「生産スタッフと生産に従事しないスタッフを含めて、すべての従業員を
毎日働けるようにしているのが家事労働である。この家事労働が生産コス
トに含められていないということは、企業はその仕事量を無料で受け取っ
ているということである。」
「かつては労働は人間の活動のごく一部を占めるにすぎなかったが、現代
の社会においては、ほとんどすべての活動が労働とみなされるようになる
とともに、それまでは労働ではなかった活動もまた、労働としての報酬を
要求されるようになる」
(中山元『労働の思想史』平凡社) -
平凡社って、聞かれたら「ああ、あの出版社ね」って、誰しもが一度は聞いたことがある名前だと思います。でも、実際にどんな本を出しているのか、具体的に知っている人は少ないかもしれません。
平凡社は、辞書や事典といった学術的な本から、小説やエッセイなど、幅広いジャンルの本を出版しています。特に、日本の古典文学や哲学、歴史といった分野の本は、質が高く、信頼できるものとして知られています。
たとえば、「岩波文庫」と並ぶ古典文学の文庫シリーズとして有名な「平凡社ライブラリー」は、美しい装丁と読みやすい活字で、古典文学を気軽に楽しむことができる点が魅力です。また、哲学や思想に関する入門書も多く、哲学を学び始めたい人にとって、とても良いシリーズです。
さらに、平凡社は、一般の人にもわかりやすく書かれた科学や社会に関する本もたくさん出版しています。難しい専門用語を使わず、図や表をたくさん使って説明されているので、科学や社会の仕組みについて、楽しく学ぶことができます。
もちろん、平凡社が出版している本は、学術的な内容が中心なので、すべての本が面白いとは限りません。 -
>>50
東洋文庫の背表紙、金色で高級感があってすごくかっこいいですよね!でも、巻数細かく分かれてて、値段が高すぎるのが残念です。文庫本なのに、単行本より高いなんて、ちょっと考えられません。特に直木賞全集なんかは、もっとお手頃な値段にしてほしいなって思います。全巻揃えようと思ったら、かなりの出費になっちゃいます。 -
ライブラリーではゲルツェン『向こう岸から』がいいよな
-
東洋文庫だと『詰むや詰まざるや』がいいな。奇跡のような詰将棋の作品集
-
松井和翠
全く流派が違くて衝撃を受けたのは蓮實重彦とか別役実とか高山宏とか橋
本治とか…。
2024年8月7日
平凡社ライブラリー
31『けものづくし : 真説・動物学大系』別役実
237『鳥づくし : 「続」真説・動物学大系 』別役実 -
「祖国が甘美であると思う人はいまだ繊弱な人にすぎない。けれども、す
べての地が祖国であると思う人はすでに力強い人である。がしかし、全世
界が流謫の地であると思う人は完全な人である。」サン=ヴィクトルのフ
ーゴー『ディダスカリコン』(『中世思想原典集成9 サン=ヴィクトル
学派』平凡社)
第一の人は世界に愛を固定したのであり、第二の人は世界に愛を分散させ
たのであり、第三の人は世界への愛を消し去ったのである。」
(「ディダスカリコン」第3巻第19章『中世思想原典集成9 サン=ヴィク
トル学派』平凡社)
大歓声をあげ近くの緑地でパチーヴとよばれる大宴会を開いた。
ジプシーはパチーヴとパチーヴの間を旅しているともいわれた。
これは、十字路と十字路の間が彼らの旅のすべてであるということにほか
ならない。
阿部謹也『中世を旅する人びと―ヨーロッパ庶民生活点描 』平凡社
「わたしたちが自分の力でこの世に生まれてくることができなかったよう
に、わたしたちは自分の力だけでは自分自身になることができない。これ
は自明なことではあるが、たやすく自覚できることではない。」(中山元
『〈他者〉からはじまる社会哲学』平凡社) -
「どんな民族であれ、どれだけ異なる環境で暮らそうと、人間はある共通
する一点で何も変わらない。それは、だれもがたった一度のかけがえのな
い一生を生きるということだ。世界はそのような無数の点で成りたってい
るということだ。」
「私はいつしか、目に見えるあらゆるものは、地球という自然が再生して
いるつかの間の表現物にすぎないのではないかと思うようになった。人間
さえその例外ではない。植物が大地から顔を出し、再び土に還ってゆくよ
うに……。」(『星野道夫 約束の川』平凡社)
「人間って自分に必要ないことまでやっちゃうわけじゃない。それで巻き
込まれて、それをあたかもリアリティだと思いこむわけだ。ところがそう
じゃない。それは単に巻き込まれてるだけなの。」(『細野晴臣 分福茶
釜』平凡社)
「共通語の「いきなり」は、「いきなり止まる」「いきなり泣き出す」の
ように、動作が何の前触れもなく突然起こることを意味するが、宮城県で
は、「この服いきなりかわいい」「この店いきなり安い」のように状態を
強調する時にも使われる。」
「「とろける」と聞くと、ピザトーストにのせた熱々のチーズが頭をよぎ
り、条件反射のようによだれが垂れてきそうである。ところが青森の「と
ろける」は、「片付ける、整理する」ことを表す。」(篠崎晃一『それい
け!方言探偵団』平凡社新書) -
「高慢ー臆病。高慢は能動性を通じて始まり、臆病は受動性を通じて始ま
る。が、その他の点では、両者は同一である。というのも、臆病のなかに
は、善に対する不安が保持されうるに足るだけの能動性があるからであ
る。高慢は奥深い臆病である。」(村上恭一訳『[新訳]不安の概念』平
凡社)
「人間は自分自身の歴史を創るが、しかし、自発的に、自分で選んだ状況
の下で歴史を創るのではなく、すぐ目の前にある、与えられた、過去から
受け渡された状況の下でそうする。すべての死せる世代の伝統が、悪夢に
ように生きている者の思考にのしかかっている。」(『ブリュメール18
日』平凡社)
“廣松(渉)さんは実存主義とマルクス主義をつなぎ合わせた思想を「マ
ル存主義」と呼び、軽蔑していた。サルトルを指して「フランスのサルを
殺せ」と言ったこともある。廣松さんは、革命の倫理を避けているように
見えた。”(加藤尚武「平凡社ライブラリー版 あとがき」、『ヘーゲル・
セレクション』)
なぜ民衆はこんなにも頑迷で理を悟ることができないのだろう、なぜ彼ら
は自身の隷属を誇りとするのだろう、なぜひとびとは隷属こそが自由であ
るかのように自身の隷属を「もとめて」闘うのだろう(『スピノザ』
ジル・ドゥルーズ、訳 鈴木雅大、平凡社)
「このように東洋人ないしアラブは愚鈍で、「エネルギーと自発性に欠
け」、「いやらしい追従」と陰謀と悪知恵と動物虐待に耽り、~(中略)
~あらゆる点でアングロ・サクソン人種の明晰・率直・高貴さと対照的な
のである」
(E.W.Said, 1977, オリエンタリズム(平凡社) 金沢紀子 訳) -
「よく見ると「いわゆる基本」のなかにもいくつもの不純物が含まれてい
るのが見えてくる。いいかえると、視点を変えるとそのなかに含まれる不
純物が見分けられるようになって、ほんとうの基本原理そのものが個別に
見えてくるのだ。」
「固まりのままの技術でつくっていると、ひとつの結合の式に別の数値を
代入したにすぎず、新しいものは何もなく、もとの式があらわれるだけ。
そういう使い方をしていたとき、「私」は定式の内に消去されてしまった
のだ。」(関島寿子『バスケタリーの定式』平凡社)
「いかなる時代も他の時代に感性を継承することはできない。伝えること
ができるのはこの感性に関する知性だけだ。感情に関しては、自分は自分
だが、知性に関しては、自分は他者なのだ。知性はわれわれを分散させ
る。」
「私たちのなかには 無数のものが生きている
自分が思い 感じるとき 私にはわからない
感じ 思っているのが誰なのか
自分とはたんに 感覚や思念の
場にすぎないのだ」
(フェルナンド・ペソア著、澤田直訳『新編 不穏の書、断章』平凡社) -
「あるときどきに心を叩き、過去のある行為の記憶に胸が痛むといった、
ひそやかで苦しい余韻であり、そのずきずきする傷の痛みが病をうがち、
この病が徐々に深刻になって死にいたるのである。」
デュマ作 西永良成訳『新訳モンテ・クリスト伯 1』平凡社
”まだ影響がよくわかっていないリスクもある。
それは「セシウムボール」と呼ばれる微粒子だ。
1000分の1ミリ前後で、水に溶けにくく、体の中に長くとどま
ってしまう。”
添田孝史
『東電原発事故 10年で明らかになったこと』平凡社新書
「本当をいえば、伝統は直接それ自身のアンチテーゼのなかにこそ生き延
びている。いいかえれば、反発される場合にこそ伝統は生きているの
だ。」
「既成の勢力に依拠するようになった伝統は悪質である。露骨な支配権を
精神的に隠蔽する具としての伝統は、必然的に、例の自堕落に成り下がっ
てしまう。」(Th.W.アドルノ著、三光長治・高辻知義訳『不協和音』平
凡社)
「中世語の辞書としても有用な『日葡辞書』では、(1)ブシ=軍人、
(2)サブライ=貴族、すなわちブシ≠サブライとなる。それはサムライ
の原義が、貴族に仕える人だったことと深く関係するであろう。」(石井
進『鎌倉武士の実像』平凡社) -
村上一?カbot
均ちゃん(鈴木均)達に会い、大いに呑んで、双書部五ヵ年計画なるもの
をでっち上げ〔略〕東洋学双書のようなものになるな、と言い合った。今
日、平凡社は、『東洋文庫』を次々と出版しているが、そのアイディアは
この雪の日の放談に谷川健一氏らの提起が重なったものであったろう
『振りさけ見れば』
2024年9月6日
ようかん
厳密には文庫でなかろうが、
平凡社東洋文庫
は中国現代文学には本当にありがたい。
晩清小説史 断鴻零雁記 陳独秀文集 胡適文集 魯迅の中国小説史略
周作人の日本談義集と読書雑記 郭沫若自伝 王独青自伝
最近は羅振玉自伝まで出た。
この調子でどんどん出してください
心の底から応援してます
2024年9月18日 -
YOSHIDA Hiroshi 吉田寛「NHK 世界サブカルチャー史 ゲーム編」放送中
大昔に私が(最年少の)訳者として企画・翻訳した『アドルノ 音楽・メデ
ィア論集』 は平凡社から出ましたが、私
が院生時代に本郷でやっていたアドルノ読書会に編集者が来て、企画化し
ました。当時まだ平凡社はぎりぎり音羽にあったんじゃないかな。これも
ご近所のなせるわざ。
2023年7月24日 -
「アマチュアリズムとは、文字どおりの意味をいえば、利益とか利害に、
もしくは狭量な専門的観点にしばられることなく、憂慮とか愛着によって
動機づけられる活動のことである。現代の知識人は、アマチュアたるべき
である。」
「知識人の声はたしかに孤独である。だが、その声は、なんらかの現実の
運動や、民族の願望、あるいは共有された理想の集団的追求と自由自在に
むすびつくことによってはじめて、高らかに響きわたる」(エドワード・
W・サイード『知識人とは何か』平凡社)
「民衆は伝統に甘んじているのではなくて、経済生活上甘んぜざるを得な
いのだ。真に甘んじ得る伝統ならば、伝統精神とか伝統主義とかいって騒
がなくても、間違いなく保存されるものなのだ。」
「古典が引く伝統の糸は、哲学なら哲学史の、社会科学なら社会科学史
の、流れを貫いていつも不断の作用を各時代に及ぼしている。だからして
古典は論拠とされてはならぬが、併し又必ず参照されねばならぬものとな
る。」(林淑美編『戸坂潤セレクション』平凡社) -
「登山は、しっかりした目的と着実な根気強さが、ただの腕力よりもすぐ
れていることを教えてくれる。そして、どんな山頂一つでも、ときには、
わずか一歩でも、忍耐強い労苦によって得られるのだということがわか
る。」
「日本の国家的宗教である神道の真の根底となっているものが、自然崇
拝と祖先崇拝の結合と考えるなら、日本の最も一般的な山岳巡礼クラブが神
道と結びついているとしても当然である。」(ウォルター・ウェストン
著、水野勉訳『日本アルプス再訪』平凡社) -
並河逸成(なみか・それなり)
五年前小田原へ転居した際、二千冊ほど売却したが、後悔しかない。特に
雑誌、平凡社の「太陽」の創刊号〜百号までとか、「ニューミュージック
マガジン」の」創刊号〜「ニュー」が取れるまは後悔している。ただ、置
き場所が……。可能な限り図書館を利用しているが、それでも手元に置き
たい本は………
2024年10月11日 -
「無帽の『長谷川』」
もう平凡社の『中世思想原典集成』シリーズは、アマゾンで安くなって
も、買わないかも知れない。
同様に、『荒地詩集』のコンプリートも、諦めざるを得ないかも知れな
い。
ボナヴェントゥラの本も、もう買わないかも知れない。
今迄本を買い過ぎたことを、反省しているのである。
反省するのが遅いよ。
2024年12月10日 -
「人間一人の悲しさや寂しさが、通り一ぺんの薄っぺらな同情ではかり知
ることが出来たら、人生は斯うも救はれないものになる筈はありません
わ。まして、一人の人の人格を、一方的な憶測の一言語で批評するなん
て、もっての外だと思ひますわ。」(石牟礼道子『道子の草文』平凡社
) -
hyperneko
平凡社の『日本写真史 写真雑誌1874-1985』もそうで、資料として素晴ら
しいのもさることながら、内林さん鈴木ユージさんとの話の中で出てき
て、ああとかううとか言って買ったので印象深い
本当に資料として素晴らしい
戦前戦後の雑誌集めるとか普通に死ぬんでこういう良書を活用したいゆ
😇
2024年12月31日 -
長井美暁
原広司さんの訃報に接して…住まいの図書館出版局から1990年に出版され
た後、絶版となっていた原さんの著書『住居に都市を埋蔵する』が昨秋、
平凡社から復刊されました。山本理顕さんと植田実さんが原さんについて
語る巻末インタビューも必読です。(その構成を担当しました)
2025年1月5日 -
「封建社会の没落から生まれた近代ブルジョア社会は、階級対立をなくし
はしなかった。それは、新たな階級を、新たな抑圧条件を、新たな闘争形
態を、古いものと置き換えたにすぎない。」(カール・マルクス『共産主
義者宣言』平凡社) -
岸本洋和(きしもと・ひろかず)
1981年生まれ。東京大学教養学部卒業。京都の古美術商勤務を経て、2011年、平凡社に入社。現在、平凡社新
書・平凡社ライブラリー編集長。趣味はレコード探し、鳥見、登山、将棋(観る将)、微地形・酷道探訪など。
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